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Freescale 68HC12

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

68HC12(または6812やHC12と略記りゃっき)は、フリースケール・セミコンダクタによる16ビットマイクロコントローラのシリーズである。もとは1990年代ねんだい中頃なかごろ最初さいしょ発表はっぴょうされたFreescale 68HC11拡張かくちょうしたアーキテクチャである。いくつかのインストラクション拡張かくちょうされているが、HC11よう記述きじゅつされたプログラムは、通常つうじょうはHC12と互換ごかんせいがある。最初さいしょの68HC12のモデルは、最大さいだい8MHzのバス速度そくどと、最大さいだい128kBのフラッシュメモリをそなえていた。

68HC12のアーキテクチャ[編集へんしゅう]

68HC11と同様どうように、68HC12は2つの8ビットアキュムレータのAとB(16ビットの処理しょりおこなうときはAとBをならべて、1つの16ビットアキュムレータのDとして使用しようする)、2つの16ビットレジスタのXとY、16ビットのプログラムカウンタ、16ビットのスタックポインタ、8ビットのコンディション・コード・レジスタそなえている。

派生はせいモデルのHCS12/MC9S12[編集へんしゅう]

2000ねんのはじめに68HC12シリーズは、最大さいだい25MHzのバス速度そくど最大さいだい512kBのフラッシュメモリをつ、派生はせいモデルのMC9S12を導入どうにゅうした。

フリースケールは2004ねん9がつMC9S12NE64導入どうにゅうし、「はつのシングルチップのファストイーサネット/フラッシュメモリ内蔵ないぞうマイクロコントローラ」であると主張しゅちょうした。これは25MHzのHCS12 CPU、64kBのフラッシュEEPROM、8kBのRAM、10/100 Mbit/sのイーサーネットコントローラをそなえていた。

派生はせいモデルのMC9S12X[編集へんしゅう]

2004ねん導入どうにゅうしたMC9S12XDP512は、40MHzのバス速度そくどと、いくつかのタスクのCPU負荷ふかげることが出来できる、XGATEとしてられる周辺しゅうへんコプロセッサに対応たいおうしていた。派生はせいのCPUであるS12Xは、性能せいのう向上こうじょうのために追加ついかされた、いくつかのインストラクションが特徴とくちょうである。

フリースケールは2006ねん5がつに、S12Xシリーズを拡張かくちょうして50MHzのバス速度そくど、メモリ保護ほごユニット(セグメンテーションによる)、EEPROMエミュレートを提供ていきょうするためのハードウェア構成こうせい対応たいおうした、MC9S12XEP100発表はっぴょうした。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]