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LispWorks

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
LispWorks
開発元かいはつもと LispWorks Ltd.
初版しょはん 1989ねん (35ねんまえ) (1989)
最新さいしんばん
8.0.1 / 2022ねん6がつ28にち (2ねんまえ) (2022-06-28)
対応たいおうOS Windows, macOS, Linux
プラットフォーム x86-64, ARM
対応たいおう言語げんご Lisp, Common Lisp
種別しゅべつ コンパイラおよびインタプリタ
公式こうしきサイト www.lispworks.com ウィキデータを編集
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LispWorksは、えいLispWorksしゃによるCommon Lisp処理しょりけいおよ統合とうごう開発かいはつ環境かんきょう(IDE)である。

Common Lisp処理しょりけい単体たんたいにはHarlequin Common Lispという名称めいしょうがついているが、現在げんざいは、処理しょりけい、IDEどもにLispWorksと呼称こしょうされることがほとんどである。

LispWorksは当初とうしょえいHarlequinしゃによって開発かいはつ開始かいしされ、1989ねん最初さいしょのリリースがおこなわれた。[1]

その、HarlequinはLisp部門ぶもんをXanalysとして分社ぶんしゃし、LispWorksの管理かんり権利けんりいだが、2005ねん1がつ、Xanalys LispチームはLispWorksしゃ設立せつりつし、以来いらいソフトウェアの販売はんばい開発かいはつ、サポートをおこなっている。

特徴とくちょう

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  • Common Lisp開発かいはつ環境かんきょうとしての完成かんせいたかさ。Common Lisp処理しょりけい開発かいはつ環境かんきょうみつ連携れんけい。これは処理しょりけい単体たんたいからではなく、開発かいはつ環境かんきょう全体ぜんたいとして設計せっけい開始かいししたことに起因きいんするとしている。[2]
  • CAPI(common application programming interface)を基盤きばんとした、マルチプラットフォーム(Windows、Cocoa、GTk+、Motif)で共通きょうつうルック・アンド・フィール実現じつげん
  • ネイティブスレッドとSMPマルチプロセッシング
  • Unicodeサポート
  • 単体たんたい実行じっこうファイル、シェアードライブラリ生成せいせい機能きのうと、不要ふよう機能きのう削除さくじょ機能きのう(ツリー・シェーカー)
  • 言語げんごインターフェイス(C、Java、Objective-C(macOS))
  • Common Lispで実装じっそうされたEmacsけいエディタ(Hemlock由来ゆらい[3])

アドオン

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  • CLIM 2.0 (Professionalばん)
  • Common SQL (Enterpriseばん)
  • KnowledgeWorks (Enterpriseばん)
    • Common Prolog
    • OPS5 compatible forward chaining
  • LispWorks ORB (CORBA) (Enterpriseばん)
  • LispWorks for Mobile Runtime

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ LispWorks 1.0 released in 1989”. 2021ねん1がつ1にち閲覧えつらん
  2. ^ comp.lang.lisp: Summary: Lucid vs. Allegro”. 2021ねん1がつ1にち閲覧えつらん
  3. ^ LispWorks® History”. 2021ねん1がつ1にち閲覧えつらん