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Open Geospatial Consortium

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Open Geospatial Consortium
略称りゃくしょう OGC
標語ひょうご Making location count
設立せつりつ 1994ねん (30ねんまえ) (1994)
種類しゅるい 標準ひょうじゅん団体だんたい
目的もくてき 国際こくさいてき地理ちり空間くうかんコミュニティのためのこう品質ひんしつ公開こうかい規格きかく開発かいはつ
貢献こうけん地域ちいき Worldwide
会員かいいんすう
500以上いじょう機関きかん[1]
CEO Dr. Nadine Alameh
President Bart De Lathouwer
ウェブサイト www.opengeospatial.org ウィキデータを編集
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Open Geospatial ConsortiumOGC)は、1994ねん設立せつりつされた国際こくさいてき政府せいふによる標準ひょうじゅん団体だんたいである。OGCでは、世界中せかいじゅうの500をえる商業しょうぎょう政府せいふ営利えいりおよび研究けんきゅう機関きかん協力きょうりょくしながら、地理ちり空間くうかんのコンテンツとサービス、センサーWebとIoTGISデータ処理しょり、およびデータ共有きょうゆうかんする標準ひょうじゅん規格きかく開発かいはつ実装じっそうおこなっている。

歴史れきし

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前身ぜんしん組織そしきは、1992ねん設立せつりつされたOGF、オープンGRASS財団ざいだんである。[2]

1994ねんから2004ねんまで、組織そしきOpen GIS Consortiumという名前なまえ使用しようした。

OGCのWebサイトには、OGCの詳細しょうさい歴史れきし掲載けいさいされている[3]

規格きかく

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ほとんどのOGCの標準ひょうじゅん規格きかくは、地理ちりがくてき地物ちぶつ表現ひょうげんするための基本きほんてきデータモデルを記述きじゅつした抽象ちゅうしょう仕様しよう総称そうしょうされる文書ぶんしょ定義ていぎされた汎用はんようアーキテクチャにもとづく。抽象ちゅうしょう仕様しよう頂点ちょうてんとして、メンバーは相互そうご運用うんよう可能かのうGISをふく地理ちり空間くうかん技術ぎじゅつ要求ようきゅうたす仕様しよう標準ひょうじゅん開発かいはつつづけている。

参考さんこうhttp://www.opengeospatial.org/standards

クライアント/サーバーとOGCプロトコルの関係かんけい

OGC標準ひょうじゅんのベースラインは、30をえる標準ひょうじゅん構成こうせいされている[4]

  • CSW - Catalog Service for the Web:カタログ情報じょうほうへのアクセス
  • GML - Geography Markup Language:地理ちりマーク言語げんご
  • GeoXACML - Geospatial eXtensible Access Control Markup Language
  • KML - Keyhole Markup Language:既存きそん(または将来しょうらい)のWebベースの2次元じげんマップおよび3次元じげんEarthブラウザで地図ちずじょう注釈ちゅうしゃくおよび可視かしをするためのXML言語げんごスキーマ。
  • Observations and Measurements
  • OGC Reference Model -完全かんぜん参照さんしょうモデルセット
  • OLS - Open Location Service (OpenLS) [5]
  • OGC Web Services Context Documentは、OGC統合とうごうクライアントのアプリケーション状態じょうたい定義ていぎ
  • OWS - OGC Web Service Common
  • SOS - Sensor Observation Service[6]
  • SPS - Sensor Planning Service[7]
  • SensorML - Sensor Model Language
  • SensorThings API [8] - WebをかいしてIoTデバイス、データ、およびアプリケーションを相互そうご接続せつぞくするためのオープンで統一とういつされたフレームワーク。 現在げんざい評価ひょうかちゅう標準ひょうじゅん候補こうほ
  • SFS - Simple Features SQL
  • SLD - Styled Layer Descriptor
  • SRID空間くうかん座標ざひょうけい識別子しきべつし
  • WaterML - みずぶん観測かんそくデータモデル
  • WCS - Web Coverage Service: カバレッジオブジェクトにたいするアクセス、サブセット、および処理しょり提供ていきょう
  • WCPS - Web Coverage Processing Service:ラスタカバレッジのアドホック処理しょりおよびフィルタリングようのラスタクエリ言語げんご提供ていきょう
  • WFS - Web Feature Service:地物ちぶつ説明せつめい取得しゅとくまたは変更へんこうするためのもの
  • WMS - Web Map Service:地図ちず画像がぞう提供ていきょうする
  • WMTS - Web Map Tile Service:地図ちず画像がぞうのタイルを提供ていきょうする
  • WPS - Web Processing Service:リモート処理しょりサービス
  • GeoSPARQL - Geographic SPARQL Protocol and RDF Query Language: [9] セマンティック・ウェブための地理ちり空間くうかんデータの表現ひょうげんとクエリ
  • WTS - Web Terrain Service(WTS)

標準ひょうじゅん設計せっけい当初とうしょHTTPのWebサービスのかんがかたもとづきメッセージ・ベースのインタラクションで構築こうちくされていたが、そのSOAPWSDLもちいた共通きょうつうアプローチに拡張かくちょうされた。このみは、OGC SensorThings APIなどでREST定義ていぎすることに活用かつようされた。

組織そしき構造こうぞう

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OGCには4つの事業じぎょう部門ぶもんがある。

  1. 標準ひょうじゅんプログラム
  2. イノベーションプログラム
  3. コミュニティとアウトリーチプログラム
  4. コンプライアンスプログラム

コラボレーション

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OGCは、 ISO / TC 211地理ちり情報じょうほう/地理ちり情報じょうほう)と密接みっせつ関係かんけいにある。この委員いいんかいによって開発かいはつちゅうのISO 19100シリーズは、OGCの抽象ちゅうしょう仕様しよう順次じゅんじえている。さらに、OGC標準ひょうじゅんWebマップサービス、GML、Web Feature Service、Observations and Measurements、およびSimple Features AccessがISO標準ひょうじゅんになった。 [10]

OGCは、W3COASIS、WfMC、およびIETFふくむ20をえる国際こくさい標準ひょうじゅん団体だんたい連携れんけいしている[11]

参考さんこう

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参考さんこう文献ぶんけん

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  1. ^ OGC – current Members”. OGC. 17 July 2016閲覧えつらん
  2. ^ GRASS Roots, Westervelt, p. 5
  3. ^ http://www.opengeospatial.org/ogc/historylong
  4. ^ OGC Standards and Related Documents”. 2019ねん3がつ20日はつか閲覧えつらん
  5. ^ OGC Standard – Location Service” (2017ねん). 2017ねん2がつ1にち閲覧えつらん
  6. ^ OGC Standard – Sensor Observation Service” (2008ねん). 2008ねん10がつ29にち閲覧えつらん
  7. ^ OGC Standard – Sensor Planning Service” (2010ねん). 2010ねん4がつ14にち閲覧えつらん
  8. ^ OGC Standard – SensorThings API” (2015ねん). 2015ねん11月3にち閲覧えつらん
  9. ^ GeoSPARQL – A Geographic Query Language for RDF Data”. 2012ねん11月25にち閲覧えつらん
  10. ^ OGC Web Feature Service Standard accepted as ISO Standard” (2011ねん). 2019ねん3がつ20日はつか閲覧えつらん
  11. ^ OGC’s Role in the Spatial Standards World”. 2019ねん3がつ20日はつか閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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