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RBU-1200

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
RBU-1200
種類しゅるい たいせん迫撃はくげきほう
はら開発かいはつこく ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦れんぽう
運用うんよう
配備はいび期間きかん 1950年代ねんだい現代げんだい
しょもと
砲弾ほうだん重量じゅうりょう 70 kg
口径こうけい 250mm
銃砲じゅうほう 5連装れんそう
最大さいだい射程しゃてい 1,450 m
炸薬さくやくりょう 32 kg
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RBU-1200ソビエト連邦れんぽう開発かいはつしたたいせん迫撃はくげきほうロケットだんとされた爆雷ばくらい投射とうしゃするもので、たいせん攻撃こうげき指揮しき装置そうちとともにウラガン・システム構成こうせいする。

概要がいよう

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RBU-1200は、しん世代せだいたいせんぜんとう兵器へいきとして、1950年代ねんだい後半こうはん開発かいはつされた。発射はっしゃは、口径こうけい250mm、ながさ1.4mの砲身ほうしんを5ほんたばねたもので、俯角ふかく51までの俯仰ふぎょう可能かのうだが、旋回せんかいはできない。さい装填そうてん人力じんりきである。

ロケット爆雷ばくらいは、重量じゅうりょう70kg、炸薬さくやくりょう34kgで、危害きがい半径はんけいは6m。最大さいだい射程しゃていは1,450m。5連装れんそう発射はっしゃから発射はっしゃされた場合ばあい爆雷ばくらいは70×150mに拡散かくさんして着弾ちゃくだんする。なお、のちに中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくは、たま体重たいじゅうりょう40kg、炸薬さくやくりょう3kgまで軽量けいりょうする一方いっぽう射程しゃていを2,000mまで延伸えんしんしたものを開発かいはつした。

RBU-1200は、1950年代ねんだいから1960年代ねんだいにかけて、ソビエト海軍かいぐんおおくの艦艇かんてい搭載とうさいされたほか、おおくの同盟どうめいこく輸出ゆしゅつされて使用しようされた。また、のちにRBU-6000など、西側にしがわ諸国しょこくRBUシリーズとしてられるおおくの発達はったつ派生はせいがたのもととなった。なお、番号ばんごうちかRBU-1000 スメールチ3は、大型おおがたかん近距離きんきょりでの自衛じえい射撃しゃげき使用しようするものとして開発かいはつされた、高度こうど自動じどうされたたいせんロケット・システムであり、ほん系譜けいふつらなってはいるものの、ほとんど別物べつもの兵器へいきである。

参考さんこう文献ぶんけん

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  • Eric Wertheim (2007). Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World: Their Ships, Aircraft, and Systems. Naval Institute Press. ISBN 9781591149552. https://books.google.co.jp/books?id=TJunjRvplU4C 
  • Norman Friedman (2006). The Naval Institute guide to world naval weapon systems. Naval Institute Press. ISBN 9781557502629. https://books.google.co.jp/books?id=4S3h8j_NEmkC 

関連かんれん項目こうもく

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