WASP ネットワーク

WASP ネットワーク
Wasp Network
監督かんとく	オリヴィエ・アサイヤス
脚本きゃくほん	オリヴィエ・アサイヤス
原作げんさく	フェルナンド・モライス 『Os Últimos Soldados da Guerra Fria』
製作せいさく	シャルル・ジルベール ホドリゴ・テイシェイラ
製作せいさく総そう指揮しき	シルヴィー・バルテ ミゲル・アンゲル・ファウラ フェルナンド・フライア アドリアン・ゲラ ソフィー・マス リア・ロドリゲス アラン・テルピンス セレナ・トレアルバ
出演しゅつえん者しゃ	ペネロペ・クルス エドガー・ラミレス ワグネル・モウラ ガエル・ガルシア・ベルナル
音楽おんがく	エドゥアルド・クルス
撮影さつえい	ヨリック・ル・ソー ドゥニ・ルノワール
編集へんしゅう	シモン・ジャケ
製作せいさく会社かいしゃ	オレンジ・スタジオ RTフィーチャーズ
配給はいきゅう	メメント・フィルムズ
公開こうかい	2020年ねん1月がつ29日にち
上映じょうえい時間じかん	130分ふん
製作せいさく国こく	スペイン ブラジル フランス
言語げんご	英語えいご スペイン語ご
興行こうぎょう収入しゅうにゅう	$1,440,016

『WASP ネットワーク』（ワスプ ネットワーク、Wasp Network）は2019年ねんのスペイン・ブラジル・フランスのスリラー映画えいが。監督かんとくはオリヴィエ・アサイヤス、出演しゅつえんはペネロペ・クルスとエドガー・ラミレスなど。フェルナンド・モライスが2011年ねんに発表はっぴょうしたノンフィクション『Os Últimos Soldados da Guerra Fria』を原作げんさくとしている。

本ほん作さくは日本にっぽん国内こくないで劇場げきじょう公開こうかいされなかったが、2020年ねん6月がつ19日にちからNetflixで配信はいしんされる予定よていである。

ストーリー

1990年代ねんだい前半ぜんはん、キューバはソ連それん崩壊ほうかいのあおりを受うけて深刻しんこくな不ふ況きょうに陥おちいっていた。そんなある日ひ、パイロットのレネ・ゴンザレスは家族かぞくをキューバに残のこしたまま、アメリカのマイアミへと向むかった。妻つまのオルガは困惑こんわくするばかりだったが、レネにはどうしてもそうしなければならない理由りゆうがあった。当時とうじ、マイアミでは、亡命ぼうめいしたキューバ人じんたちがカストロ政権せいけん打倒だとうのために様々さまざまな活動かつどうを行おこなっていた。レネは亡命ぼうめい者しゃを装よそおって反はんキューバ組織そしきに潜入せんにゅうし、諜報ちょうほう活動かつどうを通とおして愛あいする祖国そこくと同胞どうほうたちを救すくおうとしたのであった。

キャスト

• オルガ・ゴンザレス: ペネロペ・クルス
• レネ・ゴンザレス: エドガー・ラミレス
• フアン・パブロ・ロケ: ワグネル・モウラ
• ゲラルド・ヘルナンデス: ガエル・ガルシア・ベルナル
• アナ・マガリタ・マルティネス: アナ・デ・アルマス
• ホセ・バスルト: レオナルド・スバラーリャ

製作せいさく

2017年ねん4月がつ6日にち、オリヴィエ・アサイヤス監督かんとくがフェルナンド・モライスの小説しょうせつ『Os Últimos Soldados da Guerra Fria』の映画えいが化かに着手ちゃくしゅしたとの報道ほうどうがあった。2018年ねん5月、ペドロ・パスカルとエドガー・ラミレスの出演しゅつえんが決きまった（パスカルは結局けっきょく出演しゅつえんしなかった）。9月、ペネロペ・クルス、ワグネル・モウラ、ガエル・ガルシア・ベルナルが本ほん作さくに出演しゅつえんすることになった。12月14日にち、アドリア・アルホナが本ほん作さくの出演しゅつえん交渉こうしょうに臨のぞんでいると報ほうじられたが、交渉こうしょうは不首尾ふしゅびに終おわった。2019年ねん2月がつ、アナ・デ・アルマスがキャスト入いりした。

撮影さつえい・音楽おんがく

本ほん作さくの主要しゅよう撮影さつえいは2019年ねん2月がつ18日にちにキューバで始はじまり、同年どうねん5月がつ4日にちに終了しゅうりょうした。本ほん作さくはキューバのスパイ活動かつどうを扱あつかった作品さくひんであったため、製作せいさくチームは同地どうちでの撮影さつえい許可きょかを得えるのに苦労くろうした。撮影さつえい中ちゅう、一いち行ぎょうはキューバ当局とうきょくに監かん視しされており、突然とつぜん退去たいきょを命めいじられるかもしれないという不安ふあんの中なかで撮影さつえいを行おこなったのだという。

2019年ねん8月がつ27日にち、エドゥアルド・クルスが本ほん作さくで使用しようされる楽曲がっきょくを手掛てがけるとの報道ほうどうがあった。

公開こうかい・マーケティング

2019年ねん9月がつ1日にち、本ほん作さくは第だい76回かいヴェネツィア国際こくさい映画えいが祭さいでプレミア上映じょうえいされた。9日にちには第だい44回かいトロント国際こくさい映画えいが祭さいで、10月31日にちには第だい32回かい東京国際映画祭とうきょうこくさいえいがさいでの上映じょうえいが行おこなわれた。2020年ねん1月がつ17日にち、Netflixが本ほん作さくの全米ぜんべい配給はいきゅう権けんを獲得かくとくしたと報ほうじられた。

評価ひょうか

本ほん作さくに対たいする批評ひひょう家かの評価ひょうかは平凡へいぼんなものに留とどまっている。映画えいが批評ひひょう集積しゅうせきサイトのRotten Tomatoesには27件けんのレビューがあり、批評ひひょう家か支持しじ率りつは41%、平均へいきん点てんは10点てん満点まんてんで4.83点てんとなっている。また、Metacriticには8件けんのレビューがあり、加重かじゅう平均へいきん値ちは53/100となっている。

外部がいぶリンク

• WASP ネットワーク - Netflix
• WASP ネットワーク - allcinema
• Wasp Network - IMDb（英語えいご）