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ZMODEM

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ZMODEM(ぜっともでむ)とは、バイナリ転送てんそうプロトコル一種いっしゅである。YMODEM開発かいはつしたChuck Forsbergにより1986ねん開発かいはつされた。

特徴とくちょう

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YMODEMにくらべて、以下いかてん改善かいぜんされた。

  • パフォーマンスの改善かいぜん
  • 転送てんそう再開さいかい
  • 送信そうしんがわからの自動じどうスタート
  • 拡張かくちょうされた32ビットCRC
  • 制御せいぎょ文字もじクォート

スライディングウィンドウ

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パフォーマンスの改善かいぜんは、スライディングウィンドウ導入どうにゅうにあった。 一般いっぱんには、ファイル転送てんそうにおいて、ファイルをパケット単位たんい分割ぶんかつし、ひとおくっては、受信じゅしんがわからのACKをち、ACKをってからつぎのパケットを送信そうしんする。 しかし、電話でんわ回線かいせんには遅延ちえんがあるので、このACK時間じかん時間じかんスループット低下ていかとなる。 スライディングウィンドウでは、ACKをたずにつぎのパケットをおくってしまう。正常せいじょうにACKがかえってこないとき、そのときはじめて、再送さいそうする。 スライディングウィンドウはTCPでも使つかわれている。

関連かんれん項目こうもく

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