目め

目め

目め(め)に関かんする引用いんよう句く。

• 本質ほんしつは眼めでは見みえない。 --アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ
  • l'essentiel est invisible pour les yeux.『星ほしの王子おうじさま』

• 目めには青葉あおば山やま郭公かっこう初はつ松魚しょうぎょ --山口やまぐち素堂そどう

郭公かっこうは「ほととぎす」、松魚しょうぎょは「かつを」と訓くんする。

• 愛あいは目めで見みるのではなく、心しんでみる。 --ウィリアム・シェイクスピア

『真夏まなつの夜よるの夢ゆめ』

諺ことわざ

• 目めは口くちほどにものを言いう。--日本にっぽんの諺ことわざ
• 壁かべに耳みみ有あり、障子しょうじに目め有あり。--日本にっぽんの諺ことわざ
• 百聞ひゃくぶんは一見いっけんにしかず。--「百聞ひゃくぶん不ふ如一見いっけん」『漢書かんしょ』(趙ちょう充たかし国こく伝でん)からの中国ちゅうごくの諺ことわざ
• 目め細ほそい。--目めが細ほそい（小ちいさい）
• 盲人もうじんの間あいだでは、片目かための男おとこが王おうになる。--ドイツの諺ことわざ
  • "Unter den Blinden ist der Einäugige König."

聖書せいしょ

• 眼めは心しんの窓まど

新約しんやく聖書せいしょ。

• 目めから鱗うろこがおちる。

新訳しんやく聖書せいしょ「使徒しと行ぎょう伝でん」に一時いちじ的てきに盲目もうもくとなった使徒しとパウロの「目めからうろこのようなものが落おちた」そして視力しりょくを取とり戻もどしたという一節いっせつがあり、これに基もとづく。

• 目めには目めを、歯はには歯はを。

旧約きゅうやく聖書せいしょ、また「マタイによる福音ふくいん書しょ」5:38にも。これはハムラビ法典ほうてんの要約ようやくでもある。