ヴィヴェーカーナンダ

ヴィヴェーカーナダ

ヴィヴェーカーナンダ （’’’Swami Vivekananda’’’, 1863年ねん - 1902年ねん)、ヒンドゥー教きょうの修道しゅうどう士し、スワミ、学者がくしゃでした。ラマクリシュナの学生がくせい。

引用いんよう

• 人々ひとびとに精神せいしん的てき援助えんじょを与あたえる人間にんげんこそ、人類じんるい最大さいだいの恩人おんじんなり。

• この人生じんせいは短みじかく、世よのつまらぬ事物じぶつは移うつり変かわる。

• まず自分じぶんを、それから神かみを信しんじなさい。

• 人類じんるいの究極きゅうきょく目標もくひょう、すべての宗教しゅうきょうの目的もくてきはたったひとつ——神しんとの、つまり各人かくじんの本性ほんしょうであるところの神聖しんせいとの再さい結合けつごうである。

• 宗教しゅうきょうは我わが国くにの生命せいめい力りょくです。この力ちからが安全あんぜんである限かぎり、世界せかいのどの勢力せいりょくも私わたしたちの国くにを破壊はかいすることはできません。

• なぜ泣なくのか、我わが友ともよ。あなたには誕生たんじょうもなければ死しもない。なぜあなたは泣なくのか。あなたには病やもなければ不幸ふこうもない。ただ、あなたは無限むげんの空そらである。さまざまの色いろの雲くもがその上うえに来きてしばらく遊あそび、それから消きえる。しかし空そらはいつも同おなじ永遠えいえんの青あおである。

• すべての人間にんげんは、他人たにんのために自分じぶんを犠牲ぎせいにする覚悟かくごのある者ものに対たいして尊敬そんけいと畏敬いけいを覚おぼえる。 これこそ宗派しゅうはや教条きょうじょうの問題もんだいではない。

• 肉体にくたいというのは、ある一連いちれんの変化へんかに付つけられた名前なまえだ。河かわでは、あなたの目めの前まえで大量たいりょうの水みずが刻々こくこくと移動いどうし、新あたらしい水みずがやってくる。しかし河かわの姿すがたは変かわらない。この肉体にくたいもそれと同おなじだ。それでも肉体にくたいは強つよく丈夫じょうぶに保たもたなければならない。それは我々われわれが持もつ最高さいこうの道具どうぐなのだから。

• 権力けんりょく、その他たなんであろうとも、それらに対たいする欲望よくぼうを満みたすがよい。欲望よくぼうを満みたしてしまうと、それがみんなくだらないものであることがわかろう。

• アをひとつ取とり上あげ、そのアイデアをあなたの生命せいめいにしなさい。そのことを常つねに考かんがえ、夢ゆめに見みて、それに従したがって生活せいかつしなさい。頭脳ずのう、筋肉きんにく、神経しんけい、身体しんたいの隅々すみずみにそのアイデアを行いき渡わたらせて満みたしなさい。これが成功せいこうへの道みちです。

  Take up one idea. Make that one idea your life - think of it, dream of it, live on that idea. Let the brain, muscles, nerves, every part of your body, be full of that idea, and just leave every other idea alone. This is the way to success.

• もう終おわったことを振ふり返かえるな。前進ぜんしんせよ！