作者さくしゃ:清原きよはら元もと輔

清原きよはら元もと輔
(延喜えんぎ8（908）- 永えい祚2（990）)

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清原きよはら元もと輔（きよはらのもとすけ）は平安へいあん時代じだいの歌人かじん・官かん人じん。内蔵ないぞう允まこと・清原きよはら深ふかし養父ようふの孫まご。娘むすめに清少納言せいしょうなごんがいる。三さん十じゅう六歌仙ろっかせんの一人ひとり。梨なし壺つぼの五ご人にんのひとりとして、『万葉集まんようしゅう』の訓読くんどくや『後こう撰せん和歌集わかしゅう』の編纂へんさんに当あたった。『拾遺しゅうい和歌集わかしゅう』以下いかの勅撰ちょくせん和歌集わかしゅうに約やく100首しゅが入いれ集しゅう。深ふか養父ようふ・元もと輔・清少納言せいしょうなごんはともに小倉おぐら百ひゃく人にん一いち首しゅに和歌わかが採とられている。家集かしゅうに『元もと輔集』がある。元もと輔が歌人かじんとして高名こうみょうだったことは『枕草子まくらのそうし』に見みえ、女房にょうぼう勤つとめした折おりに清少納言せいしょうなごんが「父ちちの名なを辱はずかしめたくないので歌うたは詠よまない」といって許ゆるされたという逸話いつわがある。— ウィキペディア日本語にほんご版ばん「清原きよはら元もと輔」より。

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