鹿児島かごしまおはら節ぶし

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• 作詞さくし : 不ふ詳しょう（著作ちょさく権けん消滅しょうめつ）
• 作曲さっきょく : 不ふ詳しょう（著作ちょさく権けん消滅しょうめつ）
• 註: この文書ぶんしょではルビが使用しようされています。ここでは「単語たんご（ルビ）」の形かたちで再現さいげんしています。一部いちぶの古ふるいブラウザでは、ルビが正まさしく見みえない場合ばあいがあります。

歌詞かし

1. 花はなは霧島きりしま 煙草たばこは国分こくぶ（こくぶ） 燃もえて上あがるは オハラハー 桜島さくらじま
   （ハッ ヨイ ヨイ ヨイヤサット）
2. 雨あめは降ふらんのに 草牟田そうむた川がわ（そうむたがわ）濁にごる 伊敷いしき（いしき）原はら良りょう（はらら）の オハラハー 化粧けしょう（けしょ）の水みず
3. 見みえた見みえたよ 松原まつばらごしに 丸まるに十字じゅうじの オハラハー 帆かいが見みえた
4. おけさ働はたらけ 来年らいねんの春はるは とのじょ持もたせる オハラハー よか青年せいねん（にせ）を
5. 伊敷いしき原はら良りょうの 巻まき揚ようの髪かみを 髪かみを結ゆうたなら オハラハー なおよかろ
6. 雨あめの降ふる夜よるは おじゃんなと言いうたに 濡ぬれておじゃれば オハラハー なお可愛かわいい
7. 桜さくら島とうには 霞かすみがかかる 私わたしゃ貴方あなたに オハラハー 気きがかかる
8. この地ち去さっても 夢路ゆめじに通かよう 磯いその浜風はまかぜ オハラハー 桜島さくらじま
9. 抱だいても寝ねもせず 暇ひまもくれず つなぎ舟ぶねかよ オハラハー わしが身みは
10. 月つきのちょっと出だしを 夜明よあけと思おもうて 主おもを帰かえして オハラハー 気きにかかる
11. 薩摩さつま西郷さいごうさんは 世界せかいの偉人いじん 国こくのためなら オハラハー 死しぬと言いうた
12. 可愛かわいがられて 寝ねた夜よるもござる 泣ないて明あかした オハラハー 夜よるもござる