この削除の方針(Deletion policy)は、用務員が対応する削除と復帰について説明しています。削除と復帰の依頼はWikiversity:削除依頼で受け付けています。削除されたページは一般の利用者からは閲覧できない状態になります。復帰を依頼することも出来ますが、データベース上からも削除された場合は復帰できない場合があります。
正当な理由が明確にわかる場合、対象のページは速やかに削除されます。即時削除は用務員による裁量によって行われます。用務員以外の利用者が即時削除を求める場合は{{即時削除}}をページに付与することで即時削除を要請することが出来ます。即時削除するべきではないページは即時削除を除去してください。即時削除できないケースはWikiversity:削除依頼へ依頼してください。この方針は他のプロジェクトでは即時削除の方針が該当します。
即時削除を行う場合、次の基準によって判断します。また用務員が特に必要と認めるケースは理由を明記の上即時削除する場合があります。
すべての名前空間で対応する基準です。
- テスト投稿(例えば「作れるかな?」)
- 荒らし投稿
- 内容のない投稿(例えば「1+1=2である」)
- 広告やスパム(spam投稿)
- いたずら投稿(例えば「おまえんちおばけやーしきー」)
- 自分以外の手が加わっていないページ(本人依頼)
- 著作権を明らかに侵害しているページ(ニュース記事のベタ張りなど)
- 履歴継承時のライセンス違反(CC-BY-SA3.0を満たさない)
- ウィキバーシティや他のプロジェクトのページをコピー&ペーストしたもの
カテゴリ名前空間で対応する基準です。
- 振り分けられたページがなく、今後の使用見込みがないもの
リダイレクトページで対応する基準です。リダイレクト以外の履歴がある場合はこの基準は適用できません。
- 単純な書き誤りで移動により生成されたリダイレクト
- 括弧の使い方違反で移動により生成されたリダイレクト
- 改名提案を経て移動により生成されたリダイレクトのうち、リダイレクトの削除で合意のあるもの
- リダイレクト先のないもの
- リダイレクト先が削除され、リダイレクトとしての意義を失ったもの(移動荒らしを含める)
即時版指定削除と即時特定版削除
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全般にあるケースで途中の版のみ即時削除が必要な場合、用務員は即時版指定削除または即時特定版削除を実施することが出来ます。ロールバックで対応できる場合はロールバックで対応することが望まれます。(Spam投稿でも削除するまでもない場合はロールバックを行います)
削除を行う場合、理由を明確にした上でWikiversity:削除依頼に削除を要請してください。約1週間の審議期間を経て、用務員は削除するかどうかを決定します。
正当な理由がない削除依頼について、用務員は即時存続を宣言して依頼をクローズすることが出来ます。
削除依頼された案件のうち、コミュニティの大多数が削除に同意していると見られる場合、即時削除の方針に合致するような場合、緊急で対応しなければならない案件(プライバシー侵害や名誉毀損案件等)は審議期間を早めて対応します。
削除依頼への参加要件は次のようになります。
- 削除依頼できる要件
但し、不正な多重アカウントや、ブロック破りによる依頼はできません。
- 削除依頼にコメントを寄せることの出来る要件
- 削除依頼できる要件に同じ
- 削除依頼に投票による賛否を寄せることの出来る要件
- 依頼時点でウィキバーシティに投稿履歴のある登録利用者(匿名利用者、全くの新規利用者は賛否を寄せることはできません)
用務員も利用者として投票やコメントを寄せることができます。
削除を行う場合、次の基準によって判断します。
- 即時削除と判断できるケース(即時削除か自信がない場合を含める)
- 法的な問題のあるケース(著作権、プライバシー権等の権利侵害疑い)
- ページ名が問題となるケース(即時削除で検討できる場合もあります)
- ウィキバーシティの方針に合致しないケース
- 他のプロジェクト向けの内容であるケース(トランスウィキも含める)
- そのほか、特に問題があるケース
ページ全体ではなく、履歴の一部を削除するべき場合も削除の方針を適用します。
版指定削除はその版が存在することを残したまま、本文や要約、投稿者名を秘匿する削除方法です。
特定版削除は対象の版自体を削除し、履歴上に残さない削除方法です。途中の版を削除することで名義化けやライセンス違反してしまう場合は版指定削除で対応されます。
秘匿とは、その内容が他者の目に触れてはいけないものを隠すための機能です。版指定削除機能とオーバーサイト機能がこの秘匿に当たります。
版指定削除は用務員以上の権限を持つ利用者はその内容を確認することが出来ます。オーバーサイトはオーバーサイト権限を持つ利用者でなければ内容を確認することが出来ません。ウィキバーシティではオーバーサイト権限を持つ利用者はいないため、用務員からも秘匿する場合はスチュワードに依頼することになります。
通常、秘匿しなければならないものは、法的侵害案件でも個人情報の暴露や、名誉毀損などです。秘匿対象となるものは他のページにその内容を書くだけでも新たな侵害案件を生んでしまう可能性がありますので、用務員の裁量によって現在は行われています。