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NECやNTTが取とり組くむ小規模しょうきぼLLMの開発かいはつ--見みいだした勝機しょうきの内容ないよう

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2024-05-20 06:00

　米べいOpenAIが「ChatGPT」の投入とうにゅうで口火くちびを切きった生成せいせいAIによる新しん時代じだいの開拓かいたく競争きょうそうは、Googleによる「Bard」投入とうにゅうなどで市場いちばがさらに激化げきかしている。蚊帳かやの外そとにいるのが日本にっぽんのIT企業きぎょうだ。さしたる対抗たいこう策さくを打うち出だせない中なか、NTTやNECが異ことなる切きり口くちから取とり組くみを進すすめている。

　それが、小規模しょうきぼな大だい規模きぼ言語げんごモデル（LLM）の開発かいはつだ。「GPT-3」は1750億おくとされるパラメーター数すうを持もつところで、NECやNTTはかなり小ちいさい規模きぼのLLMを開発かいはつしている。NECの「cotomi」は130億おくパラメーター、NTTの「tsuzumi」は70億おくパラメーターおよび6億おくパラメーターの2種類しゅるいを提供ていきょうしている。

　日本にっぽん企業きぎょうが提供ていきょうするLLMは、企業きぎょうのオンプレミス環境かんきょうという閉とじた領域りょういきでの利用りようという新あらたな需要じゅようを想定そうていしている。GPT-3などでは、社内しゃないの機密きみつ情報じょうほうがLLMの再さい学習がくしゅうに利用りようされることにより、ほかのユーザー向むけの出力しゅつりょく結果けっかに反映はんえいされ、結果けっかとして情報じょうほう漏ろうえいが起おきてしまう懸念けねんがある。国産こくさんLLMはそれを払拭ふっしょくする狙ねらいがある。

　NECやNTTが取とり組くむLLM開発かいはつについて、触ふれている記事きじを集あつめた。

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