城東じょうとう高校こうこうには社会しゃかいとつながれる課外かがい活動かつどうへの参加さんかがしやすい環境かんきょうが整ととのっています。私わたしが参加さんかした中なかで一番いちばん印象いんしょう的てきだったのは「ガザ・パレスチナ問題もんだいについて元もと国境こっきょうなき医師いし団だん日本にっぽんの会長かいちょうと考かんがえる」というイベントです。外そと大だいに進学しんがくし中東ちゅうとうに関かんして学まなびたいと考かんがえていたので、インターネットで調しらべる情報じょうほうではなく、実際じっさいに現地げんちを訪おとずれ活動かつどうされている方ほうの声こえを聞きき、質問しつもんを投なげかけるという貴重きちょうな経験けいけんになりました。これをきっかけに、より中東ちゅうとう地域ちいきに対たいして学習がくしゅう意欲いよくが高たかまり、同時どうじに課題かだいを知しることもできました。幼おさないころから変かわらず、将来しょうらいの目標もくひょうは外交がいこう官かんになることです。政治せいじや経済けいざい体制たいせいの違ちがいを越こえて、日本にっぽんと海外かいがいをつなぐ役割やくわりを担にないたい。そのために大学だいがくでは語学ごがくに加くわえて国際こくさい社会しゃかいについてもしっかり学まなびたいと思おもいます。

私わたしは高校こうこう在学ざいがく中ちゅうに40以上いじょうの課外かがい活動かつどうに運営うんえい・主催しゅさいとして関かかわりました。中なかでも進路しんろ活動かつどうに生いきたのは、｢i-GIP」という医療いりょう課題かだい解決かいけつの長期ちょうきイベントです。ほんの少すこしの興味きょうみから参加さんかしたのですが、このイベントで政策せいさく提言ていげんを考かんがえたことをきっかけに、大学だいがくの進路しんろを政策せいさく分野ぶんやに決きめました。課外かがい活動かつどうは受験じゅけんだけでなく、自分じぶん自身じしんの成長せいちょうにも大おおいに役立やくだったと感かんじています。ビジネスリテラシーやコミュニケーション能力のうりょく、プレゼン能力のうりょくはすべて課外かがい活動かつどうによって習得しゅうとくし、磨みがかれたものです。入学にゅうがく当時とうじの自分じぶんが今いまの自分じぶんを想像そうぞうできていたかというと、答こたえは「NO」です。課外かがい活動かつどうによって、自分じぶんの知しらない自分じぶんに出会であうことができました。将来しょうらいの具体ぐたい的てきな目標もくひょうはまだ定さだまっていませんが、誰だれかの人生じんせいを豊ゆたかにできるような人ひとになりたいと思おもっています。

吹奏楽すいそうがく部ぶの活動かつどうをしながら勉強べんきょう時間じかんを確保かくほするのが難むずかしく、どれだけ頑張がんばっても1日にち3時じ間あいだが限界げんかいでした。でも時間じかんが限かぎられているからこそ、効率こうりつ良よく勉強べんきょうできたと思おもいます。塾じゅくや予備校よびこうに通かよう余裕よゆうがなかったので、いつも高校こうこうの自習じしゅう室しつ「J-LABO」で勉強べんきょうしていました。まわりの同級生どうきゅうせいが机つくえに向むかう姿すがたを見みるとモチベーションが上あがり、集中しゅうちゅう力りょくも高たかまりました。中学ちゅうがく時代じだいから世界せかい史しが好すきで、高校こうこうの教科書きょうかしょや授業じゅぎょうだけでなく、さまざまな大学だいがくの論文ろんぶんや図書館としょかんにある歴史れきし書しょを読よみ、自分じぶんなりに情報じょうほうを整理せいりしていました。それが大学だいがくの論文ろんぶん試験しけんや面接めんせつに役立やくだったと思おもいます。インターネットで国際こくさい問題もんだいのニュースを見みて、国際こくさい問題もんだいに対たいして正ただしい理解りかいのある人材じんざいを育そだてたいと考かんがえるようになりました。将来しょうらいは高校こうこうで世界せかい史しを教おしえることが目標もくひょうです。

城東じょうとう高校こうこうの工業こうぎょうに関かんする学科がっかでは、第だい一種いっしゅ電気でんき工事こうじ士しや第だい三さん級きゅうシーケンス制御せいぎょ技能ぎのう士しなど、独学どくがくで取得しゅとくするのは難むずかしいような資格しかくにもチャレンジできます。質しつの良よい補習ほしゅうが充実じゅうじつしていることが、城東じょうとう高校こうこうの魅力みりょくの1つだと思おもいます。私わたしは、推薦すいせん入試にゅうしで長崎大学ながさきだいがくを受験じゅけんし合格ごうかくすることができました。推薦すいせん入試にゅうしでは志望しぼう理由りゆう書しょが必要ひつようになるのですが、先生せんせいが何なん度ども添削てんさくしてくださったり、勉強べんきょうの分わからないところを教おしえてくださいました。進路しんろに長崎大学ながさきだいがくの電気でんき分野ぶんやを選えらんだのは、高校こうこう時代じだいに電気でんきの大切たいせつさについて学まなんだことが大おおきいと思おもっています。今後こんご、電気でんき自動車じどうしゃなど、さまざまなものが電動でんどう化かさてれいく時代じだいに突入とつにゅうし、人材じんざいの需要じゅようは高たかまっていきます。電気でんき分野ぶんやの高度こうどな知識ちしきをつけ、業界ぎょうかいに大おおきく貢献こうけんできる人ひとになりたいです。

2 私わたしが九州工業大学きゅうしゅうこうぎょうだいがくへの進学しんがくを決きめたのは、ロボットプログラミングの部ぶ活動かつどうがきっかけでした。3年生ねんせいのときに出場しゅつじょうした世界せかい的てきなロボットコンテスト「WRO」の予選よせん大会たいかいが九工大きゅうこうだいで開催かいさいされ、そこで九工大きゅうこうだい生せいと話はなしをする機会きかいがあったのです。もともと1年生ねんせいのときから「九工大きゅうこうだいに行いけたらいいな」と何なんとなく考かんがえていたのですが、話はなしを聞きいて「九工大きゅうこうだいは自分じぶんに合あっている！」と確信かくしん。それから九工大きゅうこうだいを目指めざすことを決きめました。高校こうこう在学ざいがく中ちゅうに大学だいがくとこのようなつながりができることも、部ぶ活動かつどうの魅力みりょくだと思おもいます。私わたしが選えらんだ入試にゅうし方式ほうしきは、全ぜん6教科きょうかの試験しけんがあり、不安ふあんと焦あせりでいっぱいでした。しかし、先生せんせい方かたが丁寧ていねいに試験しけん問題もんだいや面接めんせつ、レポートの指導しどうなど、たくさんのサポートをしてくださったおかけで合格ごうかくすることができました。

高校こうこうでは体育たいいく祭さいの応援おうえん団だんやサッカー部ぶを頑張がんばりました。幼少ようしょう期きに体からだが弱よわく、薬くすりに頼たよることが多おおかったため、高校こうこう2年生ねんせいの夏なつから薬くすりに興味きょうみを持もち、薬学部やくがくぶへの進学しんがくを考かんがえるようになりました。目標もくひょうの大学だいがくを早はやいタイミングから決きめておくことで、合格ごうかくまでに必要ひつような学力がくりょくを逆算ぎゃくさんしながら予定よていを立たてることができます。私わたしは特とくに3年生ねんせいの夏なつが学力がくりょくを大おおきく伸のばせるチャンスだと考かんがえていたので、午前ごぜん中ちゅうは補習ほしゅうを受うけ、午後ごごは7時じまで学校がっこうに残のこり自習じしゅうをしていました。大学だいがくで薬学やくがくを学まなび、将来しょうらいは製薬せいやく会社かいしゃで新薬しんやくの開発かいはつに携たずさわりたいと考かんがえています。私わたし自身じしんが薬くすりの副作用ふくさように悩なやまされることが多おおかったために、できる限かぎり副作用ふくさようの少すくない薬くすりを開発かいはつできればいいなと思おもいます。そして、私わたしが開発かいはつした薬くすりで1人ひとりでも多おおくの人ひとの命いのちを救すくうことが目標もくひょうです。

3年生ねんせいの時ときに部ぶ活動かつどうの顧問こもんの先生せんせいから公務員こうむいんの仕事しごとについて聞きいたことがきっかけで、公務員こうむいんを志こころざすようになりました。公務員こうむいん試験しけんを受うけると決きめてからは、公務員こうむいん研究けんきゅう同好どうこう会かいに所属しょぞくして放課後ほうかごに講座こうざや模試もしを受うけ続つづけ、帰宅きたくしてからも毎日まいにち必かならず1年ねん分ぶんの過去かこ問といを解とこうと決きめて勉強べんきょうに励はげみました。模試もしを受うけるごとに点数てんすうが上あがり、自信じしんがついていきました。２次じ試験しけんの面接めんせつ対策たいさくでは、公務員こうむいん研究けんきゅう同好どうこう会かいの顧問こもんの先生せんせいや仲間なかまとともに粘ねばり強づよく練習れんしゅうを実施じっし。本番ほんばんでは試験しけん官かんの方ほうから、「元気げんきがいいね」と言いっていただき、うれしかったのを覚おぼえています。また、高校こうこう3年間ねんかんで資格しかくをたくさん取得しゅとくし、資格しかく取得しゅとくの大切たいせつさや楽たのしさを学まなびました。今後こんごもさまざまな資格しかくにチャレンジして、参議院さんぎいん事務じむ局きょくの仕事しごとに活いかしていきたいと思おもいます。