研究成果の概要 |
頭蓋顎顔面骨骨折治癒において、どのような細胞が作用し、骨形成にどのように働くのかを解析するために、多能性幹細胞からの骨誘導法をツールとして用いた探索研究として遂行された。 Dermo1, Runx2, Sp7及びBglapが、それぞれ、Day 9、Day 19、Day 23で発現が多いことが確認され、Runx2, Sp7などの転写因子に関しては、プライマリーの骨芽細胞と同等の発現を認めた。また、2.3kbCol1a1GFPの高発現や骨芽細胞関連タンパク発現も高い割合で認めている。顎顔面骨折において度の細胞が寄与するかは現在調査中である。
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