学生がくせいが、教員きょういんが、すべての関係かんけい者しゃがまるごと一ひとつになって、過去かこになかった今こん必要ひつような学まなびを創造そうぞうし、未来みらいを変かえる構想こうそうや事業じぎょうを次々つぎつぎと生うみだすために。神山かみやままるごと高こう専せんは、MissionとVisionを掲かかげています。

神山かみやままるごと高こう専せんの学生がくせい像ぞうとして「モノをつくる力ちからで、コトを起おこす人ひと」を掲かかげています。既存きそん高だか専せんのモノづくりを徹底的てっていてきに学まなび即そく戦力せんりょくとなる学生がくせいを養成ようせいするカルチャーを引ひき継つぎつつ、ただつくるだけでなく自分じぶんで本質ほんしつを理解りかいし何なにをつくるべきか考かんがえ、「モノ」を形かたちにする力ちから（デザイン）を学まなび、しっかりとつくり上あげるテクノロジーの力ちからを身みに付つけてもらいたいと考かんがえています。そして「モノをつくる力ちから」で人間にんげんの未来みらいを変かえられるようなイノベーションを起おこせる力ちからとして、起業きぎょう家か精神せいしんを学まなび社会しゃかいに変化へんかを与あたえられるような学生がくせいを育成いくせいしたいと考かんがえています。

これらを実現じつげんするためのカリキュラムを構成こうせいする概念がいねん図ずとして「神山かみやまサークル」を作成さくせいしました。カリキュラムの中心ちゅうしんに「モノをつくる力ちから」を配置はいちし、物事ものごとの本質ほんしつや自分じぶん自身じしんを理解りかいするための「言葉ことば」、自然しぜんや社会しゃかいを理解りかいするための「数字すうじ」、魅力みりょくあるモノを形かたちにする「絵え（デザイン）」、そしてモノをつくり上あげる「プログラミング（テクノロジー）」の4つの分野ぶんやで構成こうせいしています。その外側そとがわを取とり囲かこむように起業きぎょう家か精神せいしんを養やしなう「社会しゃかいと関かかわる力ちから」を配置はいちし、コミュニケーションやコラボレーションといった「人ひとと一緒いっしょにつくる力ちから」、地域ちいき経済けいざいを理解りかいし地域ちいき連携れんけいをおこなう「隣人りんじんと生いきる力ちから」、そして自みずから起業きぎょうしたり事業じぎょうを創出そうしゅつするための「コトを起おこす力ちから」を配置はいちしています。

100年ねん、200年ねんと歌うたい継つがれ、学生がくせい・スタッフ、そしてこの学校がっこうに携たずさわる全すべての人々ひとびとが、自然しぜん豊ゆたかな学まなびの環境かんきょうに想おもいを馳はせ、自みずからを見みつめ直なおし、自みずからの背中せなかを後押あとおしするための校歌こうかです。