「芸術げいじゅつで飯めしを食たべる！」作家さっか志望しぼう者しゃに送おくる『お金かね』と『芸術げいじゅつ』の話はなし

2022年ねん2月がつ11日にち

　「なぜ芸術げいじゅつで飯めしは食くえないのか」この問といにあなたならどう答こたえますか？今いまこれを読よんでくださっているあなたは、小説しょうせつ家かとして生いきていきたい！でも現実げんじつはそう上手うまくいかない・・と感かんじているのではないでしょうか？

　現代げんだいの「芸術げいじゅつで飯めしを食たべる」仕組しくみとは？それ以外いがいの芸術げいじゅつで飯めしを食たべるための考かんがえ方かたを３みっつご紹介しょうかいします。あなたの今後こんごの小説しょうせつ人生じんせいの参考さんこうになれば幸さいわいです。

Contents

現代げんだいの小説しょうせつビジネスは「声こえの大おおきさ」で成立せいりつ

　「なぜ芸術げいじゅつで飯めしは食くえないのか」筆者ひっしゃはこう考かんがえます。芸術げいじゅつは「自分じぶんがよしとする価値かち」、ビジネスは「他人たにんがよしとする価値かち」であり、そもそもその２ふたつをぴったり合あわせる事ことは可能かのうではあるけれど、非常ひじょうに難むずかしいことだからです。

　また現代げんだいは大量たいりょうの新作しんさく小説しょうせつが毎日まいにちのように生うみ出だされています。この山やまの中なかから読者どくしゃに自分じぶんの作品さくひんをピックアップしてもらえることは稀まれな事ことなのです。そこで活躍かつやくするのがyoutubeやTwitterなどのSNSです。今いまやSNSの強力きょうりょくな発信はっしん力りょくがなければ、読者どくしゃが選えらぶたった１ひとつの小説しょうせつになるのは難むずかしい時代じだいです。つまり「声こえの大おおきさ」が作品さくひんの魅力みりょくに加くわわることで、ビジネスとして成立せいりつしてしまっているのが小説しょうせつの現状げんじょうです。

　この「声こえ」は、「他人たにんがよしとする価値かち」を拡声かくせいしているものであり、純粋じゅんすいに「他人たにんがよしとする価値かち」というわけでもない。偶然ぐうぜん・必然ひつぜんが折おり重かさなって作つくられた幻想げんそうのような価値かちです。

　でも小説しょうせつを書かくあなたはこんな風ふうに「声こえの大おおきさ」で勝負しょうぶをしたいと考かんがえていましたか？恐おそらく多おおくの小説しょうせつ家かの人ひとはそうではないように思おもいます。では「芸術げいじゅつで飯めしを食たべていく方法ほうほう」は他たにあるのでしょうか？３みっつの考かんがえ方かたをご紹介しょうかいしていきます。

FIRE

　FIRE（Financial Independence Retire Early）とは、「早期そうきリタイア（早期そうき退職たいしょく）」という意味いみの造語ぞうごで、早期そうき退職たいしょくをして好すきな事ことをして生いきていくという意味いみです。

　著書ちょしょ「FIRE 最強さいきょうの早期そうきリタイア術じゅつ――最速さいそくでお金かねから自由じゆうになれる究極きゅうきょくメソッド」によると、FIRE達成たっせいにおいて最もっとも大切たいせつなのは「貯蓄ちょちく率りつ」であり、収入しゅうにゅうを最大さいだい化か・支出ししゅつを最小さいしょう化か（最適さいてき化か）すれば、年収ねんしゅうに関かかわらず早期そうきリタイアを叶かなえることができるといいます。

　この本ほんの中なかでは、「収入しゅうにゅうの最大さいだい化か」に『投資とうし』を選択せんたくされていますが、例たとえば小説しょうせつ家かであればKindleからの自費じひ出版しゅっぱんや、小説しょうせつ投稿とうこうサイトを利用りようして「趣味しゅみの副業ふくぎょう」をして収入しゅうにゅうを最大さいだい化かしつつ、支出ししゅつ（生活せいかつ費ひ）を最小さいしょう化かしていけば早期そうき退職たいしょくも夢ゆめではないということです。

　とにかく、60～65歳さいまでサラリーマン生活せいかつを続つづけたくない！今こん現在げんざいの生活せいかつはそこそこでもいいから早はやく小説しょうせつ一本いっぽんで食たべていきたい！という人ひとには向むいている方法ほうほうかもしれません。

FIRE 最強さいきょうの早期そうきリタイア術じゅつ――最速さいそくでお金かねから自由じゆうになれる究極きゅうきょくメソッド

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商業しょうぎょう作家さっかをしながら小説しょうせつ家かを目指めざす

　不本意ふほんいではあるかもしれませんが、まずは商業しょうぎょう的てきに稼かせげる文章ぶんしょうをたくさん書かいて商業しょうぎょう作家さっか＝プロライターとなり、一方いっぽうで自分じぶんの好すきな小説しょうせつを書かくという方法ほうほうです。

　メリットとしては、プロライターとしてお給料きゅうりょうをいただきながら文章ぶんしょう力りょくを身みにつけることができる点てんです。また、様々さまざまなテーマの文章ぶんしょうに取とり組くむことで、いざ自分じぶんの好すきな小説しょうせつを出版しゅっぱんしたいという時ときに、あらゆるジャンルの小説しょうせつを刊行かんこうできるようになります。

　もし「商業しょうぎょう作家さっかの過去かこが知しれ渡わたっては、後々あとあと自分じぶんの出だしたい小説しょうせつの時ときに影響えいきょうがでるのが心配しんぱい」というのであれば、ペンネームを変かえれば大丈夫だいじょうぶです。とはいえ「魂たましいを売うる」ようなことも起おきるかもしれません。でも、何なにといってもやはり「文章ぶんしょうを書かくこと」だけで生いきていきたいという人ひとには最適さいてきな方法ほうほうかもしれません。

　商業しょうぎょう作家さっかをしながら小説しょうせつ家かを目指めざすために役立やくだつ、チートのような講座こうざがあります。ライターに必須ひっすな4つの基礎きそ思考しこう力りょくを鍛きたえて、一生いっしょう使つかえる本物ほんものの執筆しっぴつスキルが身みにつけられる口座こうざになっています。講師こうしの方ほうもついてくださり質問しつもんもしやすく、親身しんみな添削てんさくやLINEサポートも取とり入いれています。下記かきのバナーから詳細しょうさいに飛とべますので、まずは資料しりょう請求せいきゅうをしてみてはいかがでしょうか。

「お金かねと芸術げいじゅつ」のあり方かたを見直みなおす

　ここまでは「芸術げいじゅつでいかに収益しゅうえきをあげて生活せいかつするか」という観点かんてんで話はなしを進すすめてきましたが、そもそも「お金かね」はそんなに必要ひつようでしょうか？

　子こどもの頃ころはたった500円えんでも手てにすれば、どうやって使つかおう、何なにができるかなとワクワクしていましたよね。でも年齢ねんれいを重かさねると1万まん円えんなんてあっという間あいだ、10万まん円えんなければ、20万まん円えんなければ・・とキリがありません。実じつはお金かねは最小限さいしょうげんでも十分じゅうぶん暮くらせるのかもしれません。

　また「作家さっか」とは何なにでしょうか。目めの前まえにある生活せいかつ・職業しょくぎょうをこなしつつ隙間すきま時間じかんでやりたいことを真剣しんけんにやる。その結果けっか立派りっぱな「作家さっか」になった人ひとはいくらでもいます。芸術げいじゅつ一本いっぽんで暮くらしているから「作家さっか」なわけではありませんよね。

　経済けいざい的てきには自立じりつしつつ、自分じぶんのやりたいことを極きわめる。どちらかに極端きょくたんに偏かたよらず生いきるからこそ出でる「味あじ」がある。中途半端ちゅうとはんぱに感かんじるこの生活せいかつこそが、「作家さっか」として必要ひつようなことかもしれません。

まとめ

　「芸術げいじゅつで飯めしを食たべる方法ほうほう」を考かんがえてみました。収入しゅうにゅうを最大さいだい化か・支出ししゅつを最小さいしょう化かして早期そうきリタイアで作家さっか生活せいかつを送おくるFIREという考かんがえ方かた、「魂たましいを売うる」かもしれないけれど小説しょうせつだけで今いまから生いきていく商業しょうぎょう作家さっかの道みち、そもそもの「お金かねと芸術げいじゅつ」のあり方かたを見直みなおすという考かんがえ方かたの３みっつをご紹介しょうかいしました。

　人ひとは誰だれかに求もとめられることを素直すなおにこなすで、おのずと自分じぶんの形かたちが決きまっていくことがあり、実じつはそれが一番いちばん長続ながつづきすることなのかもしれません。もう一度いちど自分じぶんに最適さいてきな方法ほうほうは何なにか模索もさくしてみましょう。きっと自分じぶんだけの作家さっか人生じんせいがみつかるはずです！

P.S　小説しょうせつ家かは稼かせぐことのできない職業しょくぎょうと言いわれますが、「年収ねんしゅう億おく超こえの作家さっかが普通ふつうにいる」という話はなしもあります。稼かせぐだけが目的もくてきなのであれば紙かみの本ほんだけではなく、電子でんし書籍しょせきで出版しゅっぱんといった選択肢せんたくしもあります。やらずに後悔こうかいするよりは、やってみてダメかどうかを判断はんだんしても良よいと思おもいます。前向まえむきにポジティブに好すきなことを楽たのしみましょう。