精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「うじ」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご うじ 〘 名詞めいし 〙 石炭せきたんの異称いしょう。〔重訂じゅうてい本草ほんぞう綱目こうもく啓蒙けいもう(1847)〕 出典しゅってん 精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ) 「うじ」の意味いみ・わかりやすい解説かいせつ ウジうじ / 蛆うじ 昆虫こんちゅう綱つな双そう翅(そうし)目めのおもにハエ類るいの幼虫ようちゅうの俗称ぞくしょう。ハエ類るいの幼虫ようちゅうは、普通ふつう前方ぜんぽうが細ほそくて頭あたまがなく、乳白色にゅうはくしょくでよく伸縮しんしゅくする。動物どうぶつの糞くそ(ふん)、死体したい、便びん池ち、腐敗ふはい物ぶつ、ごみ溜ため(ため)などに発生はっせいし、衛生えいせい上じょう重要じゅうような害虫がいちゅうであり、かつては人ひとの開放かいほうされた外傷がいしょうの傷口きずぐちなどに発生はっせいして蠅はえ咀(ようそ)症しょうをおこすこともあった。サシという名なで釣つりの餌えさ(えさ)にされているウジは、主しゅとしてキンバエ類るいの幼虫ようちゅうである。サシは古ふるくはショウジョウバエなどの小形こがたのハエ類るいの呼称こしょうであったが、江戸えど時代じだいごろからウジの別名べつめいとして用もちいられた。便びん池ちや下水げすいなどに発生はっせいするオナガウジは、細長ほそながい尾おがあり、ハナアブ類るいの幼虫ようちゅうである。[中根なかね猛彦たけひこ] 出典しゅってん 小学館しょうがくかん 日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ)日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ)について 情報じょうほう | 凡例はんれい