デジタル大辞泉だいじせん 「とし」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご と‐し [連語れんご]《格かく助詞じょし「と」+副ふく助詞じょし「し」》「と」を強つよめていう語かたり。「生いきとし生いけるもの」 出典しゅってん 小学館しょうがくかんデジタル大辞泉だいじせんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「とし」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご と‐し [ 1 ] ( 格かく助詞じょし「と」または断定だんていの助動詞じょどうし「たり」の連用形れんようけいの「と」に副ふく助詞じょし「し」の付ついたもの ) 「と」を強調きょうちょうして表あらわす。[初出しょしゅつの実例じつれい]「風かぜをだに恋こいふるはともし風ふうをだに来らいむ登とう時じ(トシ)待まてたば何なにか嘆なげかむ」(出典しゅってん:万葉集まんようしゅう(8C後ご)四よん・四よん八はち九きゅう)「ありとしある人ひと」(出典しゅってん:方丈ほうじょう記き(1212))[ 2 ] ( 完了かんりょうの助動詞じょどうし「つ」の連用形れんようけい「て」に過去かこの助動詞じょどうし「き」の連体れんたい形がた「し」の付ついた「てし」にあたる上代じょうだい東国とうごく方言ほうげん ) …てしまった。[初出しょしゅつの実例じつれい]「群ぐん玉だまのくるにくぎさしかため等とう之の(トシ)妹いもうとが心しんは揺ゆら(あよ)くなめかも」(出典しゅってん:万葉集まんようしゅう(8C後ご)二に〇・四よん三さん九きゅう〇) 出典しゅってん 精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり 「とし」の読よみ・字形じけい・画数かくすう・意味いみ 【糸いと】とし ねなしかずら。女おんな。〔文選ぶんせん、古詩こし十じゅう九きゅう首しゅ、八はち〕(ぜんぜん)たる生なまの竹たけ 根ねを結むすぶ泰山たいざんの阿おもね(くま) 君きみと新婚しんこんを爲なす 絲いと、女おんなに附つく 絲いと生しょうずるに時ときり 夫おっと會かいするに宜むべり 千里せんりく婚こんを結むすぶ 悠悠ゆうゆうとして山河さんがをつ字じ通どおり「」の項目こうもくを見みる。 【糸いと】とし 根無ねなしかずら。字じ通どおり「」の項目こうもくを見みる。 【肆】とし 肉屋にくや。字じ通どおり「」の項目こうもくを見みる。 出典しゅってん 平凡社へいぼんしゃ「普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり」普及ふきゅう版ばん 字じ通どおりについて 情報じょうほう