デジタル大辞泉だいじせん 「再建さいけん」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご さい‐けん【再建さいけん】 [名な](スル)1 焼やけたり、壊こわれたりした建造けんぞう物ぶつを建たて直なおすこと。「倒壊とうかいした家屋かおくを再建さいけんする」→再建さいけんさいこん2 衰おとろえたり、うまくいかなくなったりした会社かいしゃや団体だんたいなどをあらためて組織そしきしなおすこと。「落おち目めの政党せいとうを再建さいけんする」3 負傷ふしょう、手術しゅじゅつなどで失うしなった部分ぶぶんをシリコンなどの人工じんこう素材そざいを使つかったり、自身じしんの体からだの組織そしきを移植いしょくしたりして元もとのように形作かたちづくること。「再建さいけん術じゅつ」[類語るいご]建たて増まし・改築かいちく・移築いちく・増築ぞうちく・建築けんちく・建設けんせつ・建造けんぞう・築造ちくぞう・営造えいぞう・造営ぞうえい・建立こんりゅうこんりゅう・普請ふしんふしん・作事さくじさくじ・造作ぞうさくぞうさく・新築しんちく・建たてる さい‐こん【再建さいけん】 [名な](スル)焼やけたり壊こわれたりした神社じんじゃや寺院じいんなどを建たて直なおすこと。「本堂ほんどうを再建さいけんする」[補ほ説せつ]一般いっぱんの建造けんぞう物ぶつの場合ばあいは「さいけん」と読よむ。 出典しゅってん 小学館しょうがくかんデジタル大辞泉だいじせんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「再建さいけん」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご さい‐けん【再建さいけん】 〘 名詞めいし 〙① 焼やけたりこわれたりした建築けんちく物ぶつをたてなおすこと。[初出しょしゅつの実例じつれい]「再建さいけん(サイケン)(〈注ちゅう〉フタタヒコンリウ)已すでに成なりといへども、只ただ両りょう廊ろう影かげ壁かべの画が未成みせいず」(出典しゅってん:通俗つうぞく酔よい菩提ぼだい全ぜん伝つて(1759)四よん)② 一いち度どおとろえたりすたれたりしたものを、もう一度いちどつくり上あげること。[初出しょしゅつの実例じつれい]「あなたは、日本にっぽんがかうなってから、再建さいけんに何なにか有益ゆうえきな働はたらきをするつもりで帰朝きちょうされた?」(出典しゅってん:帰郷ききょう(1948)〈大仏だいぶつ次郎じろう〉霧きり夜よる) さい‐こん【再建さいけん】 〘 名詞めいし 〙 ( 「こん」は「建けん」の呉音ごおん ) 建築けんちく物ぶつを建たて直なおすこと。特とくに、神社じんじゃ、仏閣ぶっかくなどを再ふたたび建立こんりゅうすること。[初出しょしゅつの実例じつれい]「或あるいは何なにとやら寺てらの何なにやら堂どう。建立こんりゅうだの再建さいけん(サイコン)だのと、氏子うじこや檀まゆみ方かた(だんぱう)はいふもさら」(出典しゅってん:滑稽本こっけいぼん・浮世うきよ風呂ふろ(1809‐13)四よん) 出典しゅってん 精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり 「再建さいけん」の読よみ・字形じけい・画数かくすう・意味いみ 【再建さいけん】さいけん 建たて直なおす。字じ通どおり「再さい」の項目こうもくを見みる。 出典しゅってん 平凡社へいぼんしゃ「普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり」普及ふきゅう版ばん 字じ通どおりについて 情報じょうほう