天変(テンペン)とは？意味や使い方

デジタル大辞泉だいじせん「天変てんぺん」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご

天空てんくうに起おこる異変いへん。暴風ぼうふう・雷かみなり・日食にっしょくなど。

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〘名詞めいし〙 天空てんくうに起おこる変動へんどう。地異ちいに対たいして、天空てんくうに起おこる異常いじょうな現象げんしょうや、それによってもたらされる災害さいがい。暴風ぼうふう、大雨おおあめ、雷鳴らいめい、日食にっしょく、月食げっしょく、彗星すいせいなど。
1. [初出しょしゅつの実例じつれい]「大内おおうち御ご修法しゅほう、於_二に山やま御願ごがん堂どう_一いち始はじめ行ぎょう〈略りゃく〉由ゆかり_三さん天変てんぺん可か_二に慎まき給きゅう_一いち也。近日きんじつ地震じしん数々かずかず」(出典しゅってん：貞さだ信しん公おおやけ記き‐抄しょう・天てん慶けい二に年ねん（939）六ろく月がつ一いち三さん日にち)
2. 「天てんへむしきりにさとし、世よ中ちゅうしづかならぬはこのけなり」(出典しゅってん：源氏物語げんじものがたり（1001‐14頃ごろ）薄うす雲くも)
3. [その他たの文献ぶんけん]〔漢書かんしょ‐劉りゅう向むかい伝つたえ〕

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天象てんしょうの異変いへん。〔漢書かんしょ、劉りゅう向むかい伝つたえ〕下か(しも)幽かそけ・

（西にし周あまね末まつの王おう）の際さいに至いたり、～天變てんぺん上じょう(かみ)に見み(あら)はれ、地變ちへん下かに動うごく。水みず泉いずみ沸にえ

し、山谷さんや處しょを易えき(か)ふ。

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