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法外(ホウガイ)とは？ 意味や使い方 - コトバンク

法外ほうがい（読よみ）ホウガイ

デジタル大辞泉だいじせん 「法外ほうがい」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご

ほう‐がい〔ハフグワイ〕【法外ほうがい】

［名な・形かたち動どう］
１ 法ほうにはずれていること。
２ 普通ふつうに考かんがえられる程度ていどをはるかに越こえていること。また、そのさま。「法外ほうがいな利息りそく」
[類語るいご]（1）無茶むちゃ・余あまり・とんだ・大だいそれた・不届ふとどき・邪道じゃどう・不逞ふてい・不埒ふらち・論外ろんがい・けしからん・話はなしにならない・滅相めっそうも無ない・不ふ始末しまつ・罪作つみつくり・言語道断ごんごどうだん・不心得ふこころえ・沙汰さたの限かぎり・沙汰さたのほか・非道ひどう・無道むどう・不当ふとう・不所存ふしょぞん・あるまじき・あろうことか・一筋縄ひとすじなわではいかない・目めに余あまる・横道よこみち・身みの程知ほどしらず・不届ふとどき至極しごく・気きが知しれない・狂的きょうてき・アブノーマル・変へん・特異とくい・異状いじょう・異例いれい・非常ひじょう・別条べつじょう・不自然ふしぜん・変へんちくりん・変へんてこ・変へんてこりん・おかしい・異様いよう・奇異きい・異ことい・奇妙きみょう・妙みょうみょう・面妖めんようめんよう・不思議ふしぎ・不可解ふかかい・不審ふしん・奇き怪かい・奇態きたい・風変ふうがわり・妙みょうちきりん・けったい・おかしな・きてれつ・珍奇ちんき・新奇しんき・珍妙ちんみょう・奇抜きばつ・奇警きけい・奇想天外きそうてんがい・突飛とっぴ・ファンシー・言語道断ごんごどうだん・めちゃ・むちゃくちゃ・めちゃくちゃ・めちゃめちゃ・滅法めっぽう・無理むり・乱暴らんぼう・無体むたい・理不尽りふじん・非理ひり・不当ふとう・不条理ふじょうり・不ふ合理ごうり・非合理ひごうり・変則へんそく的てき・変則へんそく・変格へんかく・破格はかく・イレギュラー・珍めずらしい・逸いっそれる・外はずれる・脱線だっせん・狂くるい・踏ふみ外はずす・逸脱いつだつ・ずれる・ずれ・型破かたやぶり・例外れいがい・例外れいがい的てき・格外かくがい／（2）度外どはずれ・桁けたけた外はずれ・桁けたけた違ちがい・極度きょくど・異常いじょう・篦棒べらぼうべらぼう・途方とほうもない・途轍とてつとてつもない・以もっての外ほか・とんでもない・とっぴょうしもない・めためた・大変たいへん・大層たいそう・並なみ外はずれ・格段かくだん・著いちじるしい・甚はなはだしい・すごい・ものすごい・計はかり知しれない・恐おそろしい・ひどい・えらい・この上うえない・筆舌ひつぜつひつぜつに尽つくしがたい・言語げんごげんごに絶ぜっする・言語げんごごんごに絶ぜっする・並並なみなみならぬ・極きわめて・至いたって・甚はなはだ・極ごくごく・至極しごくしごく・滅法めっぽうめっぽう・すこぶる・いとも・とても・大おおいに・実じつに・まことに・一方いっぽうひとかたならず・さんざっぱら・さんざん・さんざ・こってり・めちゃくちゃ・めちゃ・めっちゃ・底抜そこぬけ・恐おそれるべき・こよなく・殊ことの外そと・ひときわ・特段とくだん・類るいがない・比類ひるいない・無上むじょう・よっぽど・度どが過すぎる・行いき過すぎ・どえらい・飛とび切きり・段違だんちがい・圧倒的あっとうてき・かけ離はなれる

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精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「法外ほうがい」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご

ほう‐がいハフグヮイ【法外ほうがい】

  1. 〘 名詞めいし 〙
  2. ① 定さだまった法ほうにはずれること。のりをこえること。法律ほうりつの外そと。
    1. [初出しょしゅつの実例じつれい]「堅固けんご省略しょうりゃく法外ほうがい之の事こと候こうへ共とも、畏かしこ候こう由よし申さる候こう」(出典しゅってん：言げん継つぎ卿きょう記き‐天文てんもん二に年ねん（1533）一いち一いち月がつ一いち日にち)
    2. [その他たの文献ぶんけん]〔新しん唐とう書しょ‐徐じょ有功ゆうこう伝でん〕
  3. ② ( 形かたち動どう ) 転てんじて、著いちじるしく程度ていどを越こえること。どはずれていること。また、そのさま。
    1. [初出しょしゅつの実例じつれい]「徐じょ州しゅうに我わが如ごときものぐるわしく法外ほうがいなる太守たいしゅなんどありて」(出典しゅってん：四よん河かわ入海いりうみ（１７Ｃ前まえ）一いち七なな)

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普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり 「法外ほうがい」の読よみ・字形じけい・画数かくすう・意味いみ

【法外ほうがい】ほうがい（はふぐわい）

常法じょうほうをこえる。〔晋すすむ書しょ、陶とう侃ただし伝でん〕謝しゃ安やす(つね)に言げんふ。陶すえ（侃ただし）法ほうを用もちいふと雖も、恆つね(つね)に法外ほうがいのを得えたりと。

字じ通どおり「法ほう」の項目こうもくを見みる。

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