デジタル大辞泉だいじせん 「発展はってん」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご はっ‐てん【発展はってん】 [名な](スル)1 物事ものごとの勢いきおいなどが伸のび広ひろがって盛さかんになること。物事ものごとが、より進すすんだ段階だんかいに移うつっていくこと。「経済けいざいが発展はってんする」「大だい事件じけんに発展はってんする」2 色事いろごとや遊蕩ゆうとうゆうとうにおいて、積極せっきょく的てきに活動かつどうすること。「だいぶご発展はってんのようですね」→発達はったつ[用法ようほう][類語るいご](1)発達はったつ・伸展しんてん・伸張しんちょう・成長せいちょう・興隆こうりゅう・隆盛りゅうせい・躍進やくしん・飛躍ひやく・展開てんかい・進展しんてん・拡大かくだい・進歩しんぽ・進化しんか・進すすむ・伸のびる・広ひろがる 出典しゅってん 小学館しょうがくかんデジタル大辞泉だいじせんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「発展はってん」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご はっ‐てん【発展はってん】 〘 名詞めいし 〙① 物事ものごとが進すすみ、ひろがっていくこと。より低ひくい状態じょうたいから、より高たかく、より完全かんぜんに、より分化ぶんかし、より豊ゆたかに、より複雑ふくざつになっていくこと。勢いきおいや力ちからなどが伸のびてひろがること。盛さかんになること。[初出しょしゅつの実例じつれい]「我わが邦くに憲政けんせいの発展はってんは、所謂いわゆる上うえ之のれを援き下か之のれを推おしたるの効こうにして」(出典しゅってん:一いち年ねん有半ゆうはん(1901)〈中江なかえ兆民ちょうみん〉附録ふろく)「個性こせいの発展はってんといふのは個性こせいの自由じゆうと云うんふ意味いみだらう」(出典しゅってん:吾輩わがはいは猫ねこである(1905‐06)〈夏目なつめ漱石そうせき〉一いち一いち)② 異性いせい関係かんけいや酒さけなどに耽ふけって遊あそび歩あるくこと。〔現代げんだい新語しんご辞典じてん(1919)〕[初出しょしゅつの実例じつれい]「御ご卒業そつぎょうの時ときですが、あの時ときはだいぶ御ご発展はってん(ごハッテン)で」(出典しゅってん:金色きんいろ青春せいしゅん譜ふ(1936)〈獅子しし文六ぶんろく〉ガッチリ) 出典しゅってん 精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり 「発展はってん」の読よみ・字形じけい・画数かくすう・意味いみ 【発展はってん】はつてん 広ひろがる。字じ通どおり「発はつ」の項目こうもくを見みる。 出典しゅってん 平凡社へいぼんしゃ「普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり」普及ふきゅう版ばん 字じ通どおりについて 情報じょうほう
世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん(旧版きゅうばん)内うちの発展はってんの言及げんきゅう 【進歩しんぽ】より …〈進歩しんぽ〉とは,たんに物体ぶったいの位置いちの移動いどうとしての〈運動うんどう〉とも,物質ぶっしつの状態じょうたいの変質へんしつとしての〈変化へんか〉とも異ことなる。また内蔵ないぞうされた要素ようそのより複雑ふくざつな展開てんかいとしての〈発展はってん〉とも異ことなる。進歩しんぽとは,そういった前進ぜんしん運動うんどうであるとともに,より高次こうじの状態じょうたいへの価値かち的てきな向上こうじょうを,つまり漸次ぜんじよくなっていくことを指さす。… ※「発展はってん」について言及げんきゅうしている用語ようご解説かいせつの一部いちぶを掲載けいさいしています。 出典しゅってん|株式会社かぶしきがいしゃ平凡社へいぼんしゃ「世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん(旧版きゅうばん)」