デジタル大辞泉だいじせん 「課程かてい」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご か‐てい〔クワ‐〕【課程かてい】 学校がっこうなどで、一定いってい期間きかんに割わり当あててさせる学習がくしゅう・作業さぎょうの範囲はんい・順序じゅんじょ。「博士はかせ課程かてい」[類語るいご]学課がっか・コース・カリキュラム・教程きょうてい 出典しゅってん 小学館しょうがくかんデジタル大辞泉だいじせんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「課程かてい」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご か‐ていクヮ‥【課程かてい】 〘 名詞めいし 〙 学校がっこうなどで、ある一定いってい期間きかんに割わり当あてて行おこなわせる、学習がくしゅう・作業さぎょうの範囲はんい。また、大学だいがくなどにおける、教授きょうじゅ・研究けんきゅうのための専門せんもん別べつコース。[初出しょしゅつの実例じつれい]「若わか外そとの師しなくば、其父兄けいみづから日々ひびの課程かてい(クハテイ)を定さだめてよましむべし」(出典しゅってん:和俗わぞく童子どうじ訓くん(1710)三さん)「九きゅう月がつになって、大学だいがくの課程かてい(クハテイ)が始はじまるので」(出典しゅってん:雁かり(1911‐13)〈森もり鴎外おうがい〉一いち六ろく)[その他たの文献ぶんけん]〔新しん唐とう書しょ‐百官ひゃっかん志こころざし一いち〕 出典しゅってん 精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
大学だいがく事典じてん 「課程かてい」の解説かいせつ 課程かていかてい 一般いっぱんには,学校がっこうなど教育きょういく機関きかん等とうにおいて,ある一定いってい期間きかんに所定しょていの学習がくしゅうや研究けんきゅうを修得しゅうとく・遂行すいこうするために配分はいぶん・配当はいとうされた内容ないようやコースなどを指さす。教育きょういく課程かていが最もっとも代表だいひょう的てきで頻繁ひんぱんに使つかわれるが,このほかに一般いっぱん教育きょういく課程かていあるいは教養きょうよう(教養きょうよう教育きょういく)課程かてい,専門せんもん(専門せんもん教育きょういく)課程かてい,教職きょうしょく課程かてい,大学院だいがくいんの修士しゅうし課程かてい,博士はかせ前期ぜんき課程かてい・博士はかせ後期こうき課程かてい,一貫いっかん制せい博士はかせ課程かてい,4年ねん制せい博士はかせ課程かてい,専門せんもん職しょく学位がくい課程かていなど多種たしゅに及およぶ。教育きょういくの実施じっし形態けいたいとして,全ぜん日にち制せい課程かていとか夜よる間あいだ制せい課程かていあるいは通信つうしん制せい課程かていなどを使用しようする場合ばあいもある。大学だいがくの教育きょういく課程かていの中なかで,長ながい間あいだ,議論ぎろんされてきた(一般いっぱん)教養きょうよう課程かていと専門せんもん課程かていについては,1991年ねん(平成へいせい3)の大学だいがく設置せっち基準きじゅんの改正かいせいいわゆる基準きじゅんの大綱たいこう化かによって大おおきな転機てんきを迎むかえた。つまり,それまでは設置せっち基準きじゅんの上うえで一般いっぱん教育きょういく科目かもくと専門せんもん教育きょういく科目かもくといった科目かもく区分くぶんが明示めいじされ,それぞれ修得しゅうとく必要ひつよう単位たんい数すうも規定きていされていたが,その科目かもく区分くぶんが廃止はいしされ,各かく大学だいがくの自由じゆう裁量さいりょうとなった。教養きょうよう課程かていと専門せんもん課程かていのカリキュラム編成へんせいは,各かく大学だいがくとも今いまなお重要じゅうような課題かだいとなっている。著者ちょしゃ: 清水しみず一彦かずひこ 出典しゅってん 平凡社へいぼんしゃ「大学だいがく事典じてん」大学だいがく事典じてんについて 情報じょうほう
普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり 「課程かてい」の読よみ・字形じけい・画数かくすう・意味いみ 【課程かてい】かてい 割当わりあて分ぶん。字じ通どおり「課か」の項目こうもくを見みる。 出典しゅってん 平凡社へいぼんしゃ「普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり」普及ふきゅう版ばん 字じ通どおりについて 情報じょうほう
世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん(旧版きゅうばん)内うちの課程かていの言及げんきゅう 【明あきら】より …米べい麦むぎを中心ちゅうしんとする現物げんぶつ徴収ちょうしゅうが原則げんそくであったが,中期ちゅうき以降いこうはしだいに銀ぎん納おさめ化かが進行しんこうした。田た賦ふ以外いがいでは,課程かていと総称そうしょうされる消費しょうひ税ぜい的てきなものが何なに種類しゅるいもあったが,その中なかでは塩しお課かが最もっとも大おおきかった。また行政ぎょうせい運営うんえいに必要ひつような労働ろうどうを民みん戸どに課かする徭役は,田た賦ふとならぶ人民じんみんの二に大だい負担ふたんであったが,これも中期ちゅうき以降いこうしだいに銀ぎん納おさめが拡大かくだいした。… ※「課程かてい」について言及げんきゅうしている用語ようご解説かいせつの一部いちぶを掲載けいさいしています。 出典しゅってん|株式会社かぶしきがいしゃ平凡社へいぼんしゃ「世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん(旧版きゅうばん)」