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「仕事はもうできないかも」という恐怖 コロナ禍を振り返り尾野真千子が今思うこと 舞台挨拶中に流した涙の理由|まいどなニュース

仕事しごとはもうできないかも」という恐怖きょうふ コロナかえ尾野おの真千子まちこいまおもうこと 舞台ぶたい挨拶あいさつちゅうながしたなみだ理由りゆう

石井 隼人 石井いしい 隼人はやと

コロナ芸能げいのうかいにもくらかげとし、「エンターテインメントは不要ふようきゅうなのか?」という議論ぎろんこった。俳優はいゆう尾野おの真千子まちこ(42)は当時とうじ主演しゅえん映画えいが舞台ぶたい挨拶あいさつち「わたしたちの仕事しごとはもうできないかもしれないという恐怖きょうふおそってきた」と心境しんきょうべて大粒おおつぶなみだながした。ポストコロナとわれるいま尾野おのはどのようなおもいで仕事しごとっているのか。

不安ふあんだったコロナ

撮影さつえいちゅうにフェイスシールドやマスクを着用ちゃくようする機会きかいり、撮影さつえい現場げんば活気かっきもコロナまえ様子ようすもどってきた。

当時とうじはコロナという存在そんざいがあまりにも未知みちぎて、わたしたちの仕事しごとって一番いちばん恐怖きょうふじゃないかとおびえていました。俳優はいゆうぎょうとはひとひとってみつになる仕事しごとだから。もうお芝居しばいができなくなるのではないかと真剣しんけんおもっていました。そればかりかひとうことすらできなくなるのではないかと」

ここ最近さいきん当時とうじ状況じょうきょう心境しんきょうかえることがえてきたという。

みなさんもそうだとおもいますけど『あのときはホント大変たいへんだったよね』としょっちゅうかえります。でもそうやってかえることができるのは、ありがたみをっていまきているからだとおもいます。コロナぜんコロナでの一番いちばん変化へんかは、ありがたみ。こうして対面たいめんして会話かいわができること、仕事しごとができること、たとえワンシーンでもそこにわたし使つかってくれること。そのひとひとつがありがたい。コロナまえいそがしくなったりすると、仕事しごとたいしてただこなす作業さぎょうという感覚かんかくになっていたこともあったけれど、いまではすべてにありがたみをってけています」

わすれないチャレンジ精神せいしん

フィリピンと日本にっぽん合作がっさく映画えいが「DitO」(7がつ26にち公開こうかい)では、出演しゅつえん場面ばめんすくないながらも感情かんじょうさぶる熱演ねつえん披露ひろう今回こんかいのインディペンデントけい作品さくひんのように、作品さくひん規模きぼ大小だいしょうにかかわらず尾野おの表現ひょうげん活動かつどうつづける。もとめられる場所ばしょがあるかぎり。

作品さくひん規模きぼ大小だいしょう意識いしきしたことはありません。結局けっきょくはその脚本きゃくほん面白おもしろいかどうかです。自分じぶんなかになかったもの、尾野おの真千子まちこってこういうのやらなそうだよねとわれそうな作品さくひんをやるのは意外いがいせいがあって面白おもしろいし、自分じぶんとしてもチャレンジになる。たとえ重厚じゅうこう作品さくひんではないフラットにれるエンターテインメント作品さくひんであったとしても、そのなかつたえたいものがあるならば『おっ、ものせてやろうか?』となるんです」とモチベーションをおしえてくれた。

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