2024.07.29(Mon)

丁寧ていねいに作つくられた「焼やき魚ざかな定食ていしょく」をカバンに？　精巧せいこうな作品さくひんに「気合きあい入いりすぎｗ」「クオリティがやばい」

　美味おいしそうに焼やけた魚さかなの切きり身みに、ふんわりした卵焼たまごやき、明太子めんたいこやお漬物つけもの、お味噌汁みそしるが添そえられた美味おいしそうな焼やき魚ざかな定食ていしょくの画像がぞうがXに投稿とうこうされて13万まんを超こえる「いいね」がつきました。

　「鞄かばんにこんだけ気合きあいの入はいった焼やき魚ざかな定食ていしょくつけてる人ひとがいたら私わたしならビビる」と画像がぞうを投稿とうこうしたのは、ミニチュアフードを作つくる「はらぺこ文鳥ぶんちょう@ミニチュアフード」（@hara_hetta0725）さんです。

　この鮭さけとサバの焼やき魚ざかな定食ていしょくは、キーホルダーがついたアクリルケースに入はいっていて、カバンなどにぶら下さげることができるようになっています。

「これは精巧せいこうすぎる焼やき鮭さけ定食ていしょくw　欲ほしい！　ビビるかもですがカバンにつけたいです😊」
「気合きあい入いりすぎwww　僕ぼくは左ひだりのセットでお願ねがいいたします👍」
「結構けっこう本格ほんかく的てきで美味おいしそう🥹」
「お腹なか空むなしく😂🫶🏻リアル！」
「フラフラ後うしろをついて行いっちゃうよ」
「まさかの定食ていしょくフル装備そうび！？クオリティがやばいです！」

　リプ欄らんには本物ほんものみたいな焼やき魚ざかな定食ていしょくに驚おどろくとともに、「欲ほしい！」というコメントがずらりとならびました。

　はらぺこ文鳥ぶんちょうさんは、リアルなミニチュアフードを作つくる作家さっかさんです。作品さくひんを作つくり始はじめたのは小学生しょうがくせいの頃ころ。夏休なつやすみの工作こうさくで作つくったミニチュアフードを先生せんせいや友達ともだちに褒ほめられたことが嬉うれしくて、それからずっと作つくり続つづけてきたと言いいます。

　作品さくひんは、焼やき魚ざかなや海鮮かいせん丼どんぶり、和菓子わがしの若鮎わかあゆ、肉にくじゃがなどのリアルで渋しぶめな可愛かわいさが魅力みりょくの食たべ物ものが目めを引ひきます。それは「ほっと落おち着つくミニチュアを目指めざして製作せいさくしていると、なんとなく和食わしょくに行いき着ついてしまいます」というのが理由りゆうのようです。

　食材しょくざいの色味いろみや質感しつかんの違ちがいがわかるまで、本物ほんものの料理りょうりをじっくり観察かんさつしてから、樹脂じゅし粘土ねんどとレジンで作つくるそう。樹脂じゅし粘土ねんどは乾燥かんそうすると収縮しゅうしゅくするため、全体ぜんたいのサイズ感かんを揃そろえることが難むずかしく、「『こんなはずじゃなかったのに…』と、仕上しあがりが納得なっとくいかなくてイチから作つくり直なおすこともザラにあります」とはらぺこ文鳥ぶんちょうさん。

　一方いっぽうで予想よそう通どおりの仕上しあがりになりそうなときは、作つくりながら「うわ、これ絶対ぜったい可愛かわいい！どうしよう！」とはしゃいでしまうほど楽たのしいのだとか。「特とくに着色ちゃくしょくの工程こうていが好すきで、無色むしょくの作品さくひんにブワッと命いのちが吹ふき込こまれるような感覚かんかくがたまりません」と話はなします。