会社かいしゃの外そと通路つうろで暮くらす黒くろ猫ねこ　目めが腫はれ食欲しょくよくゼロに　 保護ほご・治療ちりょうを受うけまん丸まるお目めめのかわいい顔かおでリターン

関西かんさいのとある会社かいしゃの外そと通路つうろに黒くろ猫ねこさんが住すみ着つくようになりました。猫ねこ好すきの従業じゅうぎょう員いんさんがエサをあげるようになり、雨風あめかぜをしのげる小屋こやも作成さくせい。

他たの同僚どうりょうたちも好意こうい的てきに見守みまもっていましたが、どこかで喧嘩けんかしてきたのか、黒くろ猫ねこさんの目めがひどく腫はれ、エサをあげても口くちにしなくなってしまいました。

「黒くろ猫ねこさんの治療ちりょうをしてあげたい」と猫ねこのあらゆるサポートをする会社かいしゃ「ねこから目線めせん。」に相談そうだん。まずは安全あんぜんに捕獲ほかくすることを目指めざしました。

通常つうじょうの捕獲ほかく器きはダメ。後日ごじつ大型おおがたの捕獲ほかく器きに切きり替かえることに

ただ、気きになるのは食欲しょくよくがないという点てん。捕獲ほかくの際さいでエサでのおびき寄よせの効果こうかがきかなくなるからです。

現場げんばに到着とうちゃくし、黒くろ猫ねこさんの存在そんざいを確認かくにん。思おもったより元気げんきそうで、目めの腫はれもさほど辛つらそうには見みえません。もし食欲しょくよくを取とり戻もどしてくれていたら、すんなり捕獲ほかくできるかもと考かんがえ、通常つうじょうの捕獲ほかく器きを設置せっちしました。しかし、捕獲ほかく器きの中なかのエサに興味きょうみを示しめしつつも何なん度どかスルー。

後日ごじつ、大型おおがたタイプの捕獲ほかく器きを設置せっちし様子ようすを見みることにしました。

思惑おもわく全すべてがバレているか、なかなか捕獲ほかくできず…

しかし、黒くろ猫ねこさんは大型おおがたの捕獲ほかく器きのすぐ脇わきにたたずみ、スタッフをからかうような様子ようす。「わかってるのよ、アンタの企たくらみは。こんなものに入はいるわけないじゃない（笑）」と言いわんばかりで、大型おおがたの捕獲ほかく器きにも無む反応はんのう。この日ひもダメでした。

後日ごじつ訪おとずれると、また黒くろ猫ねこさんがこちらをチラリ。「また来きたの？　本当ほんとうにしつこいわね」と一瞥いちべつをくれた後のち、外そと通路つうろの奥おくに姿すがたを消けしました。

スタッフがいないことを何なん度ども確認かくにんした後のち、捕獲ほかく器きの中なかにイン

その隙すきに捕獲ほかく器きの中なかにエサを置おきスタッフが離はなれると、黒くろ猫ねこさんは何なん度ども何なん度どもスタッフがそばにいないかを確認かくにん。その後ご、エサを食たべようと捕獲ほかく機きの中なかへゆっくり入はいったところで保護ほごすることができました。

従業じゅうぎょう員いんさんが当初とうしょ心配しんぱいしていた目めのけがは、この時点じてんでかなり自然しぜん治癒ちゆが進すすんでおり、まん丸まるのかわいい目めでスタッフを見みつめていました。

しかし、「念ねんには念ねんを」と動物どうぶつ病院びょういんへ。適切てきせつな処置しょちをしてもらった後のち、翌日よくじつには元もといた外そと通路つうろに黒くろ猫ねこさんをリターンしました。

捕獲ほかく器きでの体験たいけんが影響えいきょうしたのか、しばらく姿すがたを消けしていましたが、3日にち後ごには再ふたたび外がい通路つうろに戻もどってきました。

黒くろ猫ねこさんは優やさしい従業じゅうぎょう員いんさんたちのお世話せわを受うけながら、今日きょうも外そと通路つうろでのんびり過すごしているそうです。

ねこから目線めせん。
https://nekokaramesen.com/