マイクロソフトは3月30日から、「Microsoft hololens(ホロレンズ)」の開発バージョンを、アメリカなど一部市場の開発者向けに出荷する。ホロレンズはちょうど1年ほど前にその存在が公開され、「マイクロソフトが開発した、まったく新しいコンピューティングプラットフォーム」として話題になったものだ。
写真を見ればお分かりのように、ホロレンズは頭にかぶって使う。昨年あたりから話題になりはじめた、バーチャルリアリティー(VR)向けの「ヘッドマウントディスプレー(HMD)」に似ているが、本質はかなり異なる。HMDはあくまでディスプレーであり、別のコンピューターをつないで使うものだが、ホロレンズは内部にCPUやメモリーも内蔵している、独立したコンピューターである。
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