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胃癌患者の除菌、術後でも生存率に影響する:日経メディカル

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JAMA Network Openから
胃癌いがん患者かんじゃ除菌じょきん術後じゅつごでも生存せいぞんりつ影響えいきょうする
根治こんじ手術しゅじゅつ除菌じょきん治療ちりょうけると手術しゅじゅつのみより5ねん生存せいぞんりつたか

2024/04/23
大西おおにし 淳子じゅんこ医学いがくジャーナリスト

 中国ちゅうごく中山ちゅうざん大学だいがくがんセンターのZhoukai Zhaoらは、Helicobacter pylori陽性ようせい判明はんめいした胃癌いがん患者かんじゃ根治こんじ手術しゅじゅつ実施じっしする除菌じょきん治療ちりょう効果こうか調しらべるうしきコホート研究けんきゅうおこない、術後じゅつご4~6しゅう除菌じょきん療法りょうほうけた患者かんじゃでは、除菌じょきんけなかった患者かんじゃよりも5ねん生存せいぞんりつたかかったと報告ほうこくした。結果けっかは2024ねん3がつ28にちのJAMA Network Open電子でんしばん掲載けいさいされた。

 H. pyloriの感染かんせん胃癌いがん原因げんいんの1つであり、感染かんせん陽性ようせいしゃ除菌じょきん治療ちりょう適用てきようすれば、胃癌いがんのリスクをらせることはられている。しかし、胃癌いがん根治こんじ手術しゅじゅつ実施じっししたのち除菌じょきんおこなっても、患者かんじゃ利益りえきをもたらすかどうかについては十分じゅうぶん検討けんとうされていなかった。そこで著者ちょしゃらは、H. pylori感染かんせん陽性ようせいであることが確認かくにんされていた胃癌いがん患者かんじゃ対象たいしょうに、術後じゅつごのH. pylori除菌じょきん生存せいぞん利益りえきをもたらすかどうかを調しらべるコホート研究けんきゅうおこなうことにした。

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