写真しゃしん1 COVID-19のCT像ぞう(高山たかやま氏し提供ていきょう) 2020年ねん1月がつ15日にち、神奈川かながわ県けんに住すむ中国ちゅうごく籍せきの男性だんせいについて、新型しんがたコロナウイルスへの感染かんせんが確認かくにんされた。国内こくない最初さいしょの症例しょうれいである。武漢ぶかんに滞在たいざいしていた1月がつ3日にちから発熱はつねつし、6日にちの入国にゅうこく後ごから肺炎はいえんに至いたって入院にゅういんしていたとのこと。武漢ぶかんでは、肺炎はいえん患者かんじゃと一緒いっしょにいたと話はなしているらしい。 もし、この男性だんせいが軽症けいしょうのままで、受診じゅしんすることがなければ、見逃みのがされていただろう。厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、武漢ぶかんからの帰国きこく者しゃに対たいして、咳せきや発熱はつねつなどの症状しょうじょうがあれば速すみやかに医療いりょう機関きかんを受診じゅしんするよう呼よびかけていた。ただ、これはあくまで自己じこ申告しんこくを前提ぜんていとした水際みずぎわ対策たいさくだ。日本にっぽんの検疫けんえきはザルだなと改あらためて実感じっかんさせられた。ログインして全文ぜんぶんを読よむ
著者ちょしゃプロフィール高山たかやま義浩よしひろ(沖縄おきなわ県立けんりつ中部ちゅうぶ病院びょういん感染かんせん症しょう内科ないか・地域ちいきケア科か副ふく部長ぶちょう)●東京大学とうきょうだいがく医学部いがくぶ保健ほけん学科がっか卒業そつぎょう後ご、フリーライターを経へて2002年ねん山口大学やまぐちだいがく医学部いがくぶ医い学科がっか卒そつ。九州きゅうしゅう医療いりょうセンターなどを経へて、2010年ねんより沖縄県立中部病院おきなわけんりつちゅうぶびょういんにおいて感染かんせん症しょう診療しんりょうに従事じゅうじ。同院どういんに地域ちいきケア科かを立たち上あげ、主しゅとして急性きゅうせい期きや終末しゅうまつ期きの在宅ざいたく医療いりょうに取とり組くんでいる。
連載れんさいの紹介しょうかい沖縄おきなわ医者いしゃのパンデミック漂泊ひょうはく日記にっき - 臨床りんしょうと行政ぎょうせいの狭間はざまで新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの流行りゅうこうに際さいし、沖縄おきなわ県立けんりつ中部ちゅうぶ病院びょういんにて最前線さいぜんせんで診療しんりょうに行いってきただけでなく、沖縄おきなわ県けん政策せいさく参与さんよや厚生こうせい労働省ろうどうしょう参与さんよとして感染かんせん対策たいさくや情報じょうほう発信はっしんを手掛てがけてきた高山たかやま義浩よしひろ氏しに、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの流行りゅうこうを振ふり返かえっていただきました。
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2第だい2回かい公判こうはん、科捜研かそうけんの鑑定かんてい結果けっかに検察けんさつ側がわ証人しょうにんが証言しょうげん乳腺にゅうせん外科医げかい裁判さいばん、差さし戻もどし審しんで「DNA定量ていりょう検査けんさは同どう…
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