好すきな風景ふうけいin久留米くるめ（１）久留米くるめ市し美術館びじゅつかんの休憩きゅうけいテラス

土曜日どようびは遅おそくまで乗務じょうむの後のち、午前ごぜん中ちゅうはまち歩あるきプログラムの「ブラモリ」で荘島しょうじまエリアを歩あるいた。その後ごタップリ寝ねてたんだけど、翌日よくじつも何なんだかんだと歩あるき回まわって（途中とちゅうでタウンマネジャーの久保くぼさんにも捕つかまってたしw）結局けっきょく、更新こうしんできず。月曜日げつようびの待機たいき中ちゅうにこの下書したがきを作つくっているところ。

タクシードライバーへの道みちというタイトルで書かいてきたけど、ちょっと中なかだるみ気味ぎみなので、閑話休題かんわきゅうだい的てきに好すきな風景ふうけいを紹介しょうかい。思おもい出だしたようなタイミングで続つづけていきたい。

石橋いしばし文化ぶんかセンターの中なかにある久留米くるめ市し美術館びじゅつかんの休憩きゅうけいテラス。まだ石橋いしばし美術館びじゅつかん時代じだい、もう10年ねん以上いじょう前まえに新設しんせつされた（…と思おもう）コーナーで、２階かいの中央ちゅうおう奥おくにある。

市し美術館びじゅつかんで開催かいさいされる展覧てんらん会かいは、だいたい100点てん程度ていどの規模きぼ、一ひとつひとつをじっくり、丁寧ていねいに観みるとまた別べつだけど、おおよそ１時じ間あいだ～１時じ間あいだ半はんぐらいで鑑賞かんしょうし終おえる。そのちょうど真まん中なかあたりに現あらわれるから、質しつの良よいソファに身みを沈しずめて、ちょっと休憩きゅうけい……してると、この前まえは20分ふんぐらい微ほろ睡ねむ（まどろ）んでしまった。人ひとも少すくないし、静しずかだし、適当てきとうに日ひが差さし込こむし、ヒルネ…いやいや休憩きゅうけいには打うってつけの場所ばしょだ。

写真しゃしんは今年ことしの初春しょしゅんのもの。

季き節ぶしごとの花はなや、今いまであれば若葉わかばの柔やわらかい黄き緑色みどりいろが美うつくしい。

完全かんぜん空調くうちょうの館内かんないは、何なんの「色いろ」も付ついていない。でもここから外そとの風景ふうけいを見みると、不思議ふしぎなことに、たとえば緑みどりの生々なまなましい「匂におい」が伝つたわってきそうな気きがする。大おおきな窓まど枠わくという額縁がくぶちで切きり取とられた上質じょうしつな風景ふうけい画がを観みるようで、何なんとも癒いやされた気分きぶんになるのは私わたしだけじゃないだろう。

さすが美術館びじゅつかん。

こんな贅沢ぜいたくを楽たのしめる場所ばしょが身近みぢかにある久留米くるめは、やっぱり捨すてたもんじゃない。