有ゆう間あいだしのぶ「その女おんな、ジルバ」TVドラマ化か、池脇いけわき千鶴ちづる主演しゅえんで1月がつに放送ほうそう開始かいし

有ゆう間あいだしのぶ「その女おんな、ジルバ」のTVドラマ化かが決定けっていした。主演しゅえんを池脇いけわき千鶴ちづるが務つとめ、東海とうかいテレビ・フジテレビ系けい全国ぜんこくネットの「オトナの土どドラ」枠わくで、2021年ねん1月がつ9日にちから全ぜん10話わで放送ほうそうされる。

「その女おんな、ジルバ」は仕事しごとも恋愛れんあいもうまくいかない40歳さい女性じょせい・笛吹うすい新しんが、「何なにかを変かえたい」と平均へいきん年齢ねんれい70歳さい以上いじょうの高齢こうれいバー・OLD JACK & ROSEで働はたらき始はじめたことから始はじまるヒューマンドラマ。ビッグコミックオリジナル増刊ぞうかん号ごう（小学館しょうがくかん）にて、2011年ねんから2018年ねんまで連載れんさいされ、第だい23回かい手塚てづか治虫おさむ文化ぶんか賞しょうのマンガ大賞たいしょうを受賞じゅしょうしている。

連れんドラ主演しゅえんは9年ねんぶりという池脇いけわきは、新しん役やくとOLD JACK & ROSEを作つくった伝説でんせつのママ・ジルバ役やくを1人ひとり2役やくで演えんじる。池脇いけわきは「『その女おんな、ジルバ』は、キラキラした恋愛れんあいものではなく、酸すいも甘あまいも乗のり越こえてきた人ひとたちが描えがかれている作品さくひんです。見みごたえもありますので、夜よるふとテレビつけた方ほうが引ひき込こまれる作品さくひんになると思おもいます」とコメント。有ゆう間あいだは「マンガの連載れんさい中ちゅうに色々いろいろな方ほうに取材しゅざいし、また、寄よせられたご感想かんそうを読よんで痛感つうかんしたのは、世よの中なかにはなんて多おおくの人ひとが『あんまり報むくわれないけれど、自分じぶんは自分じぶんに正直しょうじきにやっていく』と肚をくくっているんだろうということでした。声高こわだかでもなく、本人ほんにんは手柄てがらとも思おもわず。でもその矜持きょうじの美うつくしさに、心しんの中なかで頭あたまをさげることが多おおくありました。このドラマは、そうした想おもいをなにより大切たいせつに、手ての中なかに包つつみこんでくれています」と語かたった。

有ゆう間あいだしのぶコメント

あちこちでお話はなししたことですが、「その女おんな、ジルバ」は連載れんさい開始かいしから終了しゅうりょうまで、本当ほんとうにたくさんの方ほうに支ささえていただいた幸福こうふくな作品さくひんでした。それが今回こんかいは憧あこがれの脚本きゃくほん家か吉田よしだ紀子のりこさんのシナリオで、大好だいすきな女優じょゆうさん俳優はいゆうさんが目白押めじろおしで出演しゅつえんのドラマになるとは、まだふわふわして信しんじられない思おもいです。マンガの連載れんさい中ちゅうに色々いろいろな方ほうに取材しゅざいし、また、寄よせられたご感想かんそうを読よんで痛感つうかんしたのは、世よの中なかにはなんて多おおくの人ひとが「あんまり報むくわれないけれど、自分じぶんは自分じぶんに正直しょうじきにやっていく」と肚をくくっているんだろうということでした。声高こわだかでもなく、本人ほんにんは手柄てがらとも思おもわず。でもその矜持きょうじの美うつくしさに、心しんの中なかで頭あたまをさげることが多おおくありました。このドラマは、そうした想おもいをなにより大切たいせつに、手ての中なかに包つつみこんでくれています。きっととても素敵すてきなドラマになると、私わたしが一番いちばん楽たのしみにしています。ご一緒いっしょにご覧らん頂いただけましたら幸さいわいです。

池脇いけわき千鶴ちづるコメント（笛吹うすい新しん / ジルバ役やく）

原作げんさくがおもしろかった、というのが出演しゅつえんを決きめた大おおきな理由りゆうです。ドラマに出演しゅつえんするのはすごく久ひさしぶりで、主演しゅえんは9年ねんぶりです。女性じょせいで主演しゅえんができることは、ありがたいなと思おもいます。ドラマの台本だいほんは原作げんさくをギュっと抜粋ばっすいしている分ぶん、一ひとつのシーンがすごく長ながかったり、皆みなさんとのいろんな会話かいわが何なんページもあったりするので、久々ひさびさにドキドキしました。私わたしが演えんじる新しんは、引ひっ込こみ思案じあんで、失恋しつれんもしていて、自分じぶんに自信じしんのない女おんなの人ひと。“猫背ねこぜ気味ぎみ”というか、あんまり人ひととしゃべるのが得意とくいじゃない、そういうところを演えんじられればいいなと思おもっています。共演きょうえん者しゃに、お姉あねさま方かたが多おおい現場げんばも初はじめてです。皆みなさんとても明あかるくて、わたしよりもパワフルで、キャッキャキャッキャと声こえが聞きこえてきます。「寒さむくない？」「ちゃんと寝ねられてる？」といつも気遣きづかってくださったり、励はげましてくださったり、すごく和気わきあいあいとしています。「その女おんな、ジルバ」は、キラキラした恋愛れんあいものではなく、酸すいも甘あまいも乗のり越こえてきた人ひとたちが描えがかれている作品さくひんです。見みごたえもありますので、夜よるふとテレビつけた方ほうが引ひき込こまれる作品さくひんになると思おもいます。ぜひご覧らんください。

遠山とおやま圭介けいすけプロデューサー（東海とうかいテレビ）コメント

辛つらいことが多おおかった2020年ねん、明あけた2021年ねんはポジティブに歩あゆめる一いち年ねんになってほしい。そんな思おもいで制作せいさくしている「その女おんな、ジルバ」。平均へいきん年齢ねんれい70歳さい以上いじょう、40歳さい未満みまんのホステスはお断ことわりという高齢こうれい熟じゅく女おんなバーで繰くり広ひろげられる、笑わらいと涙なみだのエンターテイメントです。
原作げんさくを初はじめて読よんだとき、どんな困難こんなんも明あかるく笑わらい飛とばす熟じゅく女おんなホステスたちのパワーに圧倒あっとうされると同時どうじに、勇気ゆうきを出だして一いち歩ほを踏ふみ出だし、前向まえむきに人生じんせいをリスタートさせる主人公しゅじんこうの素直すなおな心しんに惹ひかれました。
笛吹うすい新しん役やくをお願ねがいする池脇いけわき千鶴ちづるさんは、当初とうしょからこの役やくにぴったりだと考かんがえていましたが、実際じっさいに撮影さつえいがスタートすると、その期待きたいを何なん倍ばいをも上回うわまわる“新しん”っぷり。まさに原作げんさくマンガから飛とび出だしてきたかのようです。さえない生活せいかつを送おくっていた女性じょせいが、シンデレラのように見違みちがえて人生じんせいが変かわり始はじめる。池脇いけわきさん演えんじる“新しん”が“アララ”へと強つよく美うつくしく変貌へんぼうを遂とげていく様ようは、必かならずや見みる人ひとの胸むねを打うち、共感きょうかんできるはずです。
「ここで今いままでと全まったくちがう何なにかをしないと、あたしは、自分じぶんの人生じんせいを嫌きらいになってしまう」原作げんさくにも登場とうじょうする、とても好すきな台詞ぜりふです。
“何なにか”をしなければいけないと焦あせっているけど、その“何なにか”がわからない。
そう思おもっている方ほう、まずはこのドラマを観みてみてください。どんな逆境ぎゃっきょうにもめげずに明あかるく生いき抜ぬいてきた熟じゅく女おんなたちのパワーと、前向まえむきな人生じんせいを歩あゆみ始はじめる新しんの姿すがたに、きっと勇気ゆうきをもらえるはずですから。
新年しんねんの土曜どようの夜よる、思おもい切きり笑わらってホロリと泣なけ、明あかるい気持きもちにさせてくれる素敵すてきなドラマをお届とどけします！