アニメ「REVENGER」に虚きょ淵ふち玄げんが参加さんか「久々ひさびさにド真まん中なか狙ねらいの剛つよし速球そっきゅうストレート」

TVアニメ「REVENGER（リベンジャー）」が、2023年ねん1月がつ5日にちよりTOKYO MX、関西かんさいテレビ、BS日にっテレ、AT-Xで放送ほうそうされることが決定けってい。併あわせてPV第だい3弾だん、スタッフ情報じょうほう、エンディングテーマが明あかされた。

「REVENGER」は、ニトロプラスと松竹しょうちくが手てがけるオリジナルアニメ。信しんじていたものに裏切うらぎられ、帰かえる場所ばしょをなくした剣術けんじゅつの達人たつじん・繰く馬うま雷蔵らいぞうが、力ちからなき人ひとたちの復讐ふくしゅうを代行だいこうする殺ころし屋や・REVENGERに拾ひろわれたことから物語ものがたりが動うごき出だす。今回こんかい、監督かんとくを「忍しのぶたま乱らん太郎たろう」シリーズ、「怪物かいぶつ事変じへん」の藤森ふじもり雅也まさやが担当たんとう。ストーリー原案げんあん・シリーズ構成こうせいを虚きょ淵ふち玄げんが務つとめ、アニメーション制作せいさくは亜細亜堂あじあどうが手てがける。またキャラクターデザイン原案げんあんには鈴木すずき次郎じろう、憂ゆう雨あめ市し、キャラクターデザイン・総そう作画さくが監督かんとくには細越ほそごえ裕治ゆうじが名なを連つらねた。藤森ふじもり監督かんとく、虚きょ淵ふちからはコメントが到着とうちゃくしている。

エンディングテーマは、坂本さかもと真しん綾あやが歌うたう「un_mute」に決定けってい。坂本さかもとは今回こんかいの楽曲がっきょくについて、「彼かれらの心しんを包つつみ込こみ、浄化じょうかするような曲きょくにしたいというイメージで、私わたしの最もっとも尊敬そんけいする作詞さくし家かである岩いわ里さと祐ゆう穂みのるさんに歌詞かしを書かいていただきました。止とまったままの時間じかんを動うごかす、優やさしくも力強ちからづよい楽曲がっきょくになったと思おもいます」と語かたっている。

さらに12月10日にちに東京とうきょう・新宿しんじゅくピカデリーで開催かいさいされる先行せんこう上映じょうえいイベントにて、藤森ふじもり監督かんとく、虚きょ淵ふちが追加ついかで登壇とうだんすることが発表はっぴょうに。チケットの抽選ちゅうせん申もうし込こみは、11月27日にち23時じ59分ふんまで受付うけつけ中ちゅうだ。詳細しょうさいは、アニメの公式こうしきサイトをチェックしよう。

藤森ふじもり雅也まさや（監督かんとく）コメント

何なにしろシナリオが濃密のうみつで面白おもしろく、コンテを切きるのが楽たのしくてたまりません。自身じしんの映像えいぞう体験たいけんの原点げんてん―――今いまと比くらべると規制きせいのよほど緩ゆるかった昭和しょうわの時代じだい劇げきや刑事けいじ物ぶつ、あるいはTV放送ほうそうされていたニューシネマやマカロニウエスタン等とうに漲みなぎっていた何なにが起おこるかわからない油断ゆだんのならなさを現在げんざい的てきにアップデートしてフィルムに定着ていちゃくさせることが、今回こんかいの目標もくひょうでした。
作画さくがや仕上しあげ、背景はいけい、撮影さつえいもしっかり作品さくひんを支ささえてくれ（時代じだい劇げきで大変たいへんなのに本当ほんとうに頭あたまが下さがります）、クールで抑制よくせいの効きいた音響おんきょう演出えんしゅつでより大人おとなっぽくなったフィルムは中なか々の見応みごたえだと思おもっています。
利便りべん事ごとシークエンスの容赦ようしゃないテンポ感かんの気持きもち良よさ、根底こんていにある無常むじょう感かん、そして利便りべん事ごと屋やたちがふと見みせる優やさしさをぜひ堪能たんのうして下ください。

虚きょ淵ふち玄げん（ストーリー原案げんあん・シリーズ構成こうせい）コメント

今回こんかいの「REVENGER」は策略さくりゃくや小細工こざいくを一いち切抜きりぬきに、久々ひさびさにド真まん中なか狙ねらいの剛つよし速球そっきゅうストレートを投なげられた素晴すばらしい現場げんばでした。世情せじょうも市場いちばの動向どうこうもお構かまいなしに、コレが面白おもしろいはず！ と信しんじた一念いちねんだけで投とうじたボールであります。
おかげでタイトルも何なんの捻ひねりもなし。でもそういう作品さくひんこそ、本当ほんとうに面白おもしろいものを待まち望のぞんでいる方々かたがたにはきっと突つき刺ささるものだと思おもっています。視聴しちょう者しゃの皆様みなさまのミットにバシッと音おとを立たてて届とどくことを願ねがっています！

坂本さかもと真しん綾あやコメント

この物語ものがたりに登場とうじょうする人々ひとびとは皆みな、不器用ぶきようながらも懸命けんめいに生いきています。
でも業ぎょうを背負せおって生いきるということは、ずっと過去かこにとらわれているということでもあるのかもしれません。彼かれらの心しんを包つつみ込こみ、浄化じょうかするような曲きょくにしたいというイメージで、私わたしの最もっとも尊敬そんけいする作詞さくし家かである岩いわ里さと祐ゆう穂みのるさんに歌詞かしを書かいていただきました。
止とまったままの時間じかんを動うごかす、優やさしくも力強ちからづよい楽曲がっきょくになったと思おもいます。この曲きょくに合あわせて、とても穏おだやかで優やさしい印象いんしょうのエンディング映像えいぞうを作つくっていただけたことをとても嬉うれしく思おもっています。