「機動きどう戦士せんしガンダム：銀ぎん灰はいの幻影げんえい」がヴェネチア国際こくさい映画えいが祭さいイマーシブ部門ぶもんにノミネート

VR長編ちょうへん映画えいが「機動きどう戦士せんしガンダム: 銀ぎん灰はい（ぎんかい）の幻影げんえい」が、「ヴェネチア国際こくさい映画えいが祭さい」のエクステンデッドリアリティ（XR）部門ぶもん「Venice Immersive」のコンペティション作品さくひんにノミネートされた。

「機動きどう戦士せんしガンダム: 銀ぎん灰はいの幻影げんえい」は宇宙うちゅう世紀せいき0096年ねんを舞台ぶたいとする物語ものがたり。鑑賞かんしょう者しゃは連邦れんぽうでもジオンでもない非公式ひこうしきの傭兵ようへい組織そしきアージェント・キールに所属しょぞくする主人公しゅじんこうとして物語ものがたりに参加さんかしながら、宇宙うちゅう世紀せいきを体験たいけんできる。MetaのVRヘッドセット・Meta Questにて2024年ねん秋あきに展開てんかいされる。

「ガンダム」シリーズが国際こくさい映画えいが祭さいにノミネートされるのは今回こんかいが初はじめて。鈴木すずき健一けんいち監督かんとくはノミネートの喜よろこびを伝つたえつつ「ガンダム作品さくひんの持もつ特性とくせいをどのようにまとめるか、VR特有とくゆうの演出えんしゅつ技法ぎほうやCGの技術ぎじゅつ的てきなレギュレーションなど、多おおくの問題もんだいについて、積つみ木きを一ひとつ一ひとつ積つみ上あげるように皆みなで解決かいけつすることが出来できました。今いまでは、革新かくしん的てきな映画えいがが完成かんせいしたと確信かくしんしています」と述のべた。

ヴェネチア国際こくさい映画えいが祭さいは、カンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい、ベルリン国際こくさい映画えいが祭さいと並ならぶ世界せかい三さん大だい映画えいが祭さいの1つ。第だい81回かい目めとなる今年ことしは8月がつ28日にちから9月がつ7日にちまで開催かいさいされる。

鈴木すずき健一けんいち監督かんとくコメント

ヴェネチア国際こくさい映画えいが祭さいのイマーシブ部門ぶもんにノミネートいただき、心しんより感謝かんしゃ申もうし上あげます。
そして、この挑戦ちょうせん的てきなプロジェクト、VR映画えいが「機動きどう戦士せんしガンダム：銀ぎん灰はいの幻影げんえい」に参加さんかできたことを大変たいへん嬉うれしく思おもいます。
2Dアニメーションの監督かんとく業ぎょうを専門せんもんとする私わたしにとって、このプロジェクトは「2Dアニメーションとは異ことなる演出えんしゅつ手法しゅほう」や「制作せいさく手法しゅほう」などに取とり組くむ非常ひじょうに刺激しげき的てきで挑戦ちょうせん的てきな経験けいけんでした。私わたしも含ふくめVRに初はじめて取とり組くむスタッフも多おおく、制作せいさく過程かていでは困難こんなんを極きわめましたが、Atlas VやスタジオALBYONの協力きょうりょくのもと、ガンダム作品さくひんの持もつ特性とくせいをどのようにまとめるか、VR特有とくゆうの演出えんしゅつ技法ぎほうやCGの技術ぎじゅつ的てきなレギュレーションなど、多おおくの問題もんだいについて、積つみ木きを一ひとつ一ひとつ積つみ上あげるように皆みなで解決かいけつすることが出来できました。今いまでは、革新かくしん的てきな映画えいがが完成かんせいしたと確信かくしんしています。

ガンダムは日本にっぽんのカルチャーとして深ふかく根付ねついており、誰だれもがユニバーサルセンチュリーを体験たいけんできる今回こんかいのVR映画えいがは非常ひじょうに興奮こうふんするコンテンツだと自負じふしています。「ユニバ―サルセンチュリーの世界せかいへ自みずから主役しゅやくになって参加さんかできる」と子供こどもの頃ころの自分じぶんに伝つたえたいですね。また、バンダイナムコグループでは既すでに等身とうしん大だいのガンダム立像りつぞうがありますが、VRはその「世界せかい観かん」や「キャラクター」と「ストーリー」を体感たいかんできる点てんで革新かくしん的てきだと考かんがえております。
具体ぐたい的てきな内容ないようの説明せつめいは控ひかえさせて頂いただき、ぜひ皆みなさんにはVRで実際じっさいに観みて感かんじていただき、感動かんどうを共有きょうゆうしたいと思おもっております。
今後こんご、このようなVR映画えいがは新あたらしいフォーマットの一ひとつとして確立かくりつしていくと信しんじています。
そして最後さいごに、改あらためてご招待しょうたい頂いただいた幸運こううんな機会きかいをスタッフと共有きょうゆうしたいと思おもっております。
ありがとうございました。