マンガ1巻の世界観をライブ&朗読で表現「朗読歌劇アルマギア ~First Live 2023~」|一夜限りのイベントの模様をお届け 麻倉もも&夏川椎菜インタビュー、キャスト11人の感想も

「アルマギア-Project-」はつとなる大型おおがたイベント「LAWSON presents 朗読ろうどく歌劇かげきアルマギア ~First Live 2023~」が、る7がつ9にち東京とうきょう立川たちかわステージガーデンで開催かいさいされた。どうイベントでは、マンガ1かん世界せかいかん朗読ろうどく、ライブ歌唱かしょうぜて表現ひょうげん。トークコーナーも展開てんかいされ、大盛おおもりきょうのうちまくじた。

コミックナタリーでは、当日とうじつ模様もようをレポートでおとどけ。またネオンやく麻倉あさくらもも、アカネやく夏川なつかわしいさいのミニインタビューと、ククルやく戸松とまつはるか、マツリカやく日笠ひかさ陽子ようこ、ミウキャットやく徳井とくい青空あおぞら、フェスタやく久保くぼユリカ、クルシュやく小倉おぐらゆい、ケラやく石原いしはらなつ、マーブルやく沼倉ぬまくら愛美まなみ、バジスやく相川あいかわそうらからのコメントでかえる。さらに11月におこなわれる「アルマギア-Project-」の舞台ぶたい魔法まほう歌劇かげきアルマギア~Episode.0~」からは、キャストのはつ公開こうかいカットが到着とうちゃくした。

取材しゅざいぶん / 粕谷あらやふとしさとしイベントスチール撮影さつえい / Mao Yamamoto

「アルマギア-Project-」とは?

マンガ「アルマギア」1巻

「アルマギア-Project-」は、2014ねん発足ほっそくされた“歌姫うたひめ音楽おんがくプロジェクト”。マンガやキャラクターソングCDなどの展開てんかいとおして、うた魔法まほう少女しょうじょ×少女しょうじょきずな物語ものがたりつむがれている。プロジェクトの根幹こんかんとなる物語ものがたりつづったマンガは、ディーヴァからの魔力まりょく供給きょうきゅうけてたたかう“マーギアー”の少女しょうじょネオンと、うた魔力まりょくし、人々ひとびとささえる“ディーヴァ”の少女しょうじょアカネを中心ちゅうしんにしたバトルファンタジー。さらにマンガよりも先行せんこうしてリリースされていたCDのキャラクターがマンガの物語ものがたりかかわったり、2.5次元じげん舞台ぶたいではマンガの物語ものがたり前日ぜんじつたん展開てんかいされたりと、メディアを横断おうだんして壮大そうだいひろがりをせている。

「朗読歌劇アルマギア ~First Live 2023~」イベントレポート

うたがキャストのパワーに!「朗読ろうどく歌劇かげきアルマギア」

2023ねん7がつ9にち。“歌姫うたひめ音楽おんがくプロジェクト”「アルマギア-Project-」の歴史れきしあらたな1ページがくわわった。会場かいじょう東京とうきょう立川たちかわステージガーデン。ライブをまじえ、マンガ1かん全編ぜんぺん朗読ろうどく劇化げきかするというどうプロジェクトはつこころみに、開演かいえんまえからファンのむねこうりがかんじられる。

ステージの様子。

朗読ろうどく歌劇かげきは、マンガ本編ほんぺんをフルカラーでスクリーンにうつしながら進行しんこう物語ものがたり冒頭ぼうとうから、麻倉あさくらももえんじるネオンが、オリジアース帝国ていこく兵士へいしによって両親りょうしんはなばなれにされてしまうという緊迫きんぱくした場面ばめん展開てんかいされる。開演かいえんまえ雰囲気ふんいきから一変いっぺん会場かいじょうには緊張きんちょうかんただよう。それに拍車はくしゃをかけるのは、ネオンにけたちちの「きてさえいれば、かならずまたえる!!」という絶叫ぜっきょう麻倉あさくらねつはいった演技えんぎあいまって観客かんきゃく物語ものがたりへグッとんだ。

朗読の様子。
麻倉もも

場面ばめんわり、ネオンはあかるく活発かっぱつ少女しょうじょへと成長せいちょうちち懇意こんいにしていた運送うんそう会社かいしゃいとな親方おやかたのもとで世話せわになり、身体しんたい能力のうりょくかして運送うんそうぎょう手伝てつだっていた。あしわる親方おやかたたいしても「わたし親方おやかたあしわりなんだからさっ」と、笑顔えがおってのける。そんなネオンの運命うんめいは、帝国ていこく支配しはいつづまちいちせき戦艦せんかん墜落ついらくしたことでおおきくうごす。その戦艦せんかんからてきた少女しょうじょ・アカネの歌声うたごえいたネオンは、不思議ふしぎちからけんたずさえた姿すがたへと変身へんしん。みなぎるちから兵士へいしたちを次々つぎつぎたおしていく。

朗読の様子。

今回こんかい朗読ろうどく歌劇かげきでは、アカネやく夏川なつかわしいさい朗読ろうどくげきながれからそのまま歌声うたごえ披露ひろう迫力はくりょくのSEにくわえ、スピードかんあふれる演出えんしゅつほどこされたマンガのカットからシームレスに夏川なつかわ圧巻あっかん歌唱かしょうへとつながり、より一層いっそう物語ものがたりへの没入ぼつにゅうかんんでいた。アカネの歌声うたごえからネオンがちからをもらったように、夏川なつかわの「喪失そうしつのPrinciple」の歌唱かしょうて、麻倉あさくら演技えんぎ迫力はくりょくしていく。はげしいアクションシーンにわせてのさけびは、ここまで帝国ていこくへフラストレーションをめていた観客かんきゃく気持きもちを代弁だいべんするかのようだった。

夏川椎菜

気絶きぜつしたネオンがましたのは、帝国ていこく圧政あっせいから人々ひとびと解放かいほうする反乱はんらんぐん・アルマギアの戦艦せんかん戸松とまつはるかえんじる関西かんさいべん言葉ことばづかいをするククル、相川あいかわそうえんじる艦長かんちょうバジス、日笠ひかさ陽子ようこえんじるおっとりした雰囲気ふんいきをまとったディーヴァ・マツリカら、アルマギアの面々めんめん登場とうじょうで、朗読ろうどくげき一層いっそうにぎやかになっていく。ネオンとククル、バジスとのかけいはこれまでのストーリーからすこ空気くうきわり、コメディタッチに。個性こせいてきなキャラクターたちがりなすわらいをまじえたかけいは、ここまでのおも物語ものがたりしょう休止きゅうしとなっていた。しかし、その空気くうきはまたもや帝国ていこくによってこわされる。

朗読の様子。

うた魔力まりょくし、人々ひとびとささえる“ディーヴァ”、そのディーヴァのなかでも特別とくべつ存在そんざいだというアカネをってきた帝国ていこく戦艦せんかんが、ネオンたちの戦艦せんかん襲撃しゅうげき。ここでは、ククルとマツリカが抜群ばつぐんのコンビネーションを発揮はっきする。「あと香水こうすいでもってもらわなくちゃ」と軽口かるくちすマツリカから魔力まりょくりスピーディーにたたかうククル。のちのトークでもなかのよさをせていた戸松とまつ日笠ひかさ軽快けいかいなやりとりが、戦闘せんとうのスピードかんにマッチしていた。「アタシをなんとかせんと、アンタらかえるトコなくなるで!!」と余裕よゆうすらせるククルに感心かんしんするネオン。アルマギア優勢ゆうせいかとおもわれた、つぎ瞬間しゅんかんにはアカネのくびにナイフがけられ、今度こんど帝国ていこく主導しゅどうけんうつる。

相川奏多

かつて両親りょうしん帝国ていこくによってうばわれたネオンは、今度こんど大切たいせつひとまもりたいと、勇気ゆうきしぼ反撃はんげきる。つよおもいにうごかされたネオンは、アカネを奪取だっしゅ。しかし、なりふりかまっていられない帝国ていこくも、戦艦せんかんごとしずめようと主砲しゅほうをお見舞みまい。そんな危機ききてき状況じょうきょうすくったのは、またもやネオンとアカネだった。「おねがりょく使つかかたおしえて」というネオンのまっすぐなねがいをききいれたアカネは、ふたたうたす。ちからけたネオンはだいけん一閃いっせんてき砲撃ほうげきると、ティア、ミア、そして沼倉ぬまくら愛美まなみえんじるマーブルらあらたなアルマギアの仲間なかまたすけにくる。

朗読の様子。

マーギアーとディーヴァがそろったらてきなしとおもわせるような、圧倒的あっとうてき攻撃こうげきすと、トドメはククルとマツリカにゆだねられる。日笠ひかさうたげたマツリカの楽曲がっきょく「fighting love heart」は、熱血ねっけつなククルをおもわせるはげしさのあるいちきょくうたちからけたククルは「みなぎってキタでー!!」とこの一番いちばん元気げんきのよさで、渾身こんしんの「猛虎もうこ衝撃しょうげきけん」をし、見事みごと帝国ていこく退しりぞけた。

日笠陽子

バジスに「よくやったなネオン!」とねぎらわれるネオン。しかし、彼女かのじょかないかおで「わたし くやしい……」「みんながたたかっているとき わたしなにもできなかった……!」と吐露とろする。それでも「むねりな」とバジスに笑顔えがおけられると、やっと笑顔えがおに。全編ぜんぺんとおして成長せいちょうするネオンの姿すがたに、観客かんきゃくたちは釘付くぎづけにされつづけた。これからもつづいていくネオンの物語ものがたりへの期待きたいふくらむなか朗読ろうどく歌劇かげきまくじた。

麻倉もも

次回じかい大喜だいぎとぎイベント?豪華ごうかキャストにゆめひろがる

開演かいえんからやく40ふん、ノンストップでうた朗読ろうどくにとけたキャストたちは、つづいてトークパートに登場とうじょう。ラジオ番組ばんぐみ文化放送ぶんかほうそう ちょう!A&G+『徳井とくい青空あおぞら久保くぼユリカ アルマギア情報じょうほうきょく』」のパーソナリティとしてもおなじみのミウキャットやく徳井とくい青空あおぞらとフェスタやく久保くぼユリカが進行しんこうつとめ、朗読ろうどくげきから一変いっぺん観客かんきゃくせきからもこえがるようななごやかな雰囲気ふんいきで、「アルマギア情報じょうほうきょく番外ばんがいへんとして、おなじみのタイトルコールからトークが展開てんかいされた。朗読ろうどくげき参加さんかした麻倉あさくら夏川なつかわ戸松とまつ日笠ひかさ沼倉ぬまくら相川あいかわ、ライブパートに出演しゅつえんするクルシュやく小倉おぐらゆい、ケラやく石原いしはらなつがステージにがると、徳井とくいも「勢揃せいぞろいするとはおもっていなかった」というほど豪華ごうかなキャストじんおおきな拍手はくしゅおくられる。

トークパートの様子。

セリフよりも歌唱かしょうさきだったことで緊張きんちょうしていたという夏川なつかわは、「物語ものがたりぎながらうた経験けいけんがなかった。マーギアーにちからあたえなくちゃいけないので、説得せっとくりょくのある歌唱かしょうができるかドキドキしていた」と開演かいえんまえ心境しんきょうかたる。一方いっぽうで、いざステージにったさいには「アカネがりてきてくれた。アカネにちからをもらって、マーギアーのようにうたうことができました」と、げきちゅうのマーギアーとディーヴァのように、ちからあたえてもらったと笑顔えがおせた。

トークパートの様子。

なぐられたりなぐったりでのどが……(笑)」とはなはじめたのは麻倉あさくら。アクションシーンもどころであることからさけごえおおかったそうで、「日常にちじょうさけべることがないので、ストレス発散はっさんになりました(笑)」と気持きもちよくえんれたとむねる。アクションシーンをささえた迫力はくりょくのSEにもはなしおよぶと、徳井とくいが「4DXみたいだった」と、体感たいかんがた映画えいがみの臨場りんじょうかんかんじたととなえた。

トークパートの様子。

ディーヴァとマーギアーとしてコンビを戸松とまつ日笠ひかさはなしられると、かたなかのよさをアピール。戸松とまつが「うたがカッコいいし、あのむずかしいうたうたいこなせるってすごい」と日笠ひかさめれば、日笠ひかさも「マツリカをえんじるのは今回こんかいはじめてだったけど、いがながいので、ペアでやることに安心あんしんかんがあった」と戸松とまつ信頼しんらいせる。また日笠ひかさ歌唱かしょうについてはなしられると、マツリカの「普段ふだんのふんわりとした雰囲気ふんいき」と、「うた力強ちからづよさ」その塩梅あんばいくばったとかえる。つづけて「うたてきたおしがちなので(笑)」と作品さくひんでのやくれてわらいをこすと、最後さいごには「パワーをあたえるってところを念頭ねんとういた」とうたへのアプローチの仕方しかたかたった。

トークパートの様子。

沼倉ぬまくらえんじたマーブルは、1かん時点じてんではまだまだなぞおおいキャラクター。沼倉ぬまくらはそんなマーブルについて「マーブルは歌声うたごえでキケンな状態じょうたいになるんです。今日きょうはまだキケンなかんじがていなかったので、今後こんご期待きたいしてください」と自身じしんのキャラクターの魅力みりょく熱弁ねつべんする。相川あいかわのトークでは、バジスにこえくのがはつ作品さくひん朗読ろうどくげき参加さんかするのもはつ大人おとなのカッコいい女性じょせいえんじるのもはつ、とはじめてづくしのイベントであったことがかされる。つづけて相川あいかわが「あんな格好かっこうひとえんじるのもはじめてで、いろんな意味いみでドキドキしました(笑)」とバジスのドキッとする格好かっこう言及げんきゅうすると、会場かいじょうからわらいがこった。

トークパートの様子。

「アルマギア-Project-」の初期しょきから参加さんかする小倉おぐらおなじく初期しょきからの参加さんかぐみである久保くぼとともに「こんなことになるとはおもっていなかった」と、大型おおがたイベント開催かいさい感動かんどうをしみじみかたる。「もっとこじんまりしていた」と、当時とうじ雰囲気ふんいき述懐じゅっかいし、「こんなステージでうたえるなんてゆめみたいですね。ライブえする楽曲がっきょくなので、みなさんでがりたい」とこののちのライブへの期待きたいふくらませた。おなじく歌唱かしょうひかえる石原いしはらは2019ねん発売はつばいの6thシングルから参加さんか楽曲がっきょくについて「当時とうじは(わたしが)あまりうたったことのなかったカッコいい系統けいとう楽曲がっきょく。レコーディングも『できるのかな?』とおもいながらやっていました。でもいざできあがったらめちゃめちゃカッコいい作品さくひんになりました」となつかしんだ。

トークパートの様子。

トークパートもわりにかると、久保くぼが「(アルマギア情報じょうほうきょくは)へんなコーナーもいっぱいあるんだけどみんなにはやらせられないってことかな? みんなに大喜だいぎやってほしかったんだけどね」と名残惜なごりおしそうにはなす。さらに「大喜だいぎつよそうなひとがいっぱいいるんだけど」と、キャストじん見回みまわしバラエティしょくつよいイベントの開催かいさいにも期待きたいせた。

左から徳井青空、久保ユリカ。

ライブパートのまえには、舞台ぶたい魔法まほう歌劇かげきアルマギア~Episode.0~」のキャストが発表はっぴょうに。高井たかい千帆ちほ長谷ながたに川里かわさともも小山こやま璃奈、岡田おかだゆめ以、ほしまもるしゃなぎ反田そりた葉月はづき野本のもとほたる、浜浦はまうら彩乃あやのはな奈澪、あきらおと亜弥あや名前なまえ次々つぎつぎにスクリーンへうつされると、客席きゃくせきからもおどろきのこえこった。イベントにもマツリカやく岡田おかだ、ククルやくほしもり、バジスやく野本のもとの3にん登壇とうだん客席きゃくせきからイベントをここまで観覧かんらんしていたことがかされる。感想かんそうもとめられたほしもりが「鳥肌とりはだまらなかったですし、帝国ていこくゆるさんという気持きもちになりました」と表情ひょうじょうゆたかにはなすと、徳井とくい久保くぼも「すでに感情かんじょう移入いにゅうしてくれてる!」とあらたなアルマギアファミリーの誕生たんじょうよろこびをせていた。まえ演技えんぎたことで岡田おかだは「プレッシャーをかんじました」と正直しょうじきはなす。一方いっぽう野本のもとは「舞台ぶたいまえなま演技えんぎられることはすくないので、とても贅沢ぜいたく時間じかんでした」と、ねつっぽくかたった。

舞台キャストの初公開カットが到着。左から岡田夢以、星守紗凪、野本ほたる。

「アルマギア」の歴史れきしつくってきた楽曲がっきょくせつけたうたちから

イベント最後さいごのパートとなるライブでは、2014ねんのプロジェクト発足ほっそくから「アルマギア-Project-」の歴史れきしささえてきた楽曲がっきょくたちが次々つぎつぎ披露ひろうされた。

ライブパートの様子。

トップバッターをつとめた徳井とくいの「スカイメーカー」で、さっそく観客かんきゃく総立そうだちになると、笑顔えがおはじける徳井とくいへピンクのペンライトをりながら声援せいえんおくられる。つづ久保くぼの「クラウドスキップ」では、暗闇くらやみかがやくブルーのペンライトで会場かいじょう全体ぜんたい星空ほしぞらのような雰囲気ふんいきに。久保くぼのフェミニンな歌声うたごえ観客かんきゃく一層いっそう幻想げんそうてき雰囲気ふんいきさそった。

徳井青空
久保ユリカ

3きょく重厚じゅうこうかんのある低音ていおんひび楽曲がっきょく石原いしはら歌声うたごええる「Brain maze」。トークパートで石原いしはら言及げんきゅうしていたようにカッコよさの際立きわだ楽曲がっきょく会場かいじょうのボルテージをげる。アップテンポな「ルッキングオーダー」では、小倉こくら歌声うたごえわせてこのいちばんペンライトがられた。間奏かんそうでは小倉おぐら観客かんきゃくあお場面ばめんも。「ライブにえるきょく」という小倉おぐら言葉ことばどおり、会場かいじょうのボルテージを一段いちだんげていた。

石原夏織
小倉唯

久保くぼ徳井とくいのデュエットきょく「ミュージカルコネクト」は2人ふたりえんじる個性こせいてきなキャラクターにわせ、転調てんちょうぜられた楽曲がっきょく2人ふたり歌声うたごえかさなる心地ここちよさに、手拍子てびょうしこり、会場かいじょう一体いったいかんつつまれる。2人ふたりわせてハートのかたちつくるパフォーマンスでは一際ひときわおおきな歓声かんせいこった。ラストをかざったのは6にんのディーヴァがそろって歌唱かしょうする「アルマギア」。それぞれがアーティストとしても活動かつどうする6にんのソロパートは圧巻あっかんで、重厚じゅうこうかんのあるコーラスが印象いんしょうてき楽曲がっきょくと、個性こせいゆたかなキャストじん歌声うたごえひびき、イベントをめくくるにふさわしいいちきょくとなった。

左から徳井青空、久保ユリカ。
ライブパートの様子。

ライブ挨拶あいさつでは、親方おやかたやくなどをえんじた松山まつやまたかこころざし兵士へいしやくなどをえんじた川島かわしまれい少年しょうねんやくえんじた夏目なつめここなにもしみない拍手はくしゅおくられる。戸松とまつが「セカンドライブでいましょう!」と次回じかい開催かいさい熱望ねつぼうすれば、小倉おぐらも「これからさき展開てんかいにもワクワクしますよね」と観客かんきゃくかたりかけるなど、キャストじんくちそろえてあらたな展開てんかい期待きたい徳井とくい久保くぼ長年ながねん「アルマギア-Project-」をささえてきたキャストからは、ライブの実現じつげんよろここえあらためてかれた。最後さいご挨拶あいさつした麻倉あさくらは「ボイスコミックを収録しゅうろくしたときに、朗読ろうどく歌劇かげきをやりたいと雑談ざつだんはなしていたんです。こんなにはやゆめかなうとはおもいませんでした」とおどろきをつたえる。つづけてキャスト全員ぜんいんおもいを代弁だいべんするように「セカンド、サードとつづくようにがんばっていきますので、これからも応援おうえんよろしくおねがいします!」と、さらなる「アルマギア-Project-」の発展はってん観客かんきゃくちかいイベントをめくくった。

ステージの様子。

2023ねん8がつ30にち更新こうしん