ソフィア・コッポラがビル・マーレイと再ふたたび組くんだ理由りゆうは？「人生じんせいを謳歌おうかしている」

「オン・ザ・ロック」より、監督かんとくソフィア・コッポラのコメントが到着とうちゃくした。

A24が製作せいさくに携たずさわった本ほん作さくは、結婚けっこん生活せいかつに疑念ぎねんを抱だいたニューヨークに暮くらす女性じょせいと、稀代きたいのプレイボーイである父親ちちおやの姿すがたを描えがいたコメディ。ラシダ・ジョーンズが夫おっとの不貞ふていを疑うたがうローラ、ビル・マーレイが男女だんじょの問題もんだいに精通せいつうしている父親ちちおやのフェリックスを演えんじた。

コッポラが監督かんとくした2003年ねんの「ロスト・イン・トランスレーション」で控ひかえめな俳優はいゆうボブを演えんじたマーレイ。本ほん作さくでは、向むこう見みずで自分じぶんらしく人生じんせいを楽たのしんでいるフェリックス役やくを務つとめた。コッポラは本ほん作さくの企画きかくを進すすめる中なかで、フェリックス役やくにはマーレイしかいないと思おもっていたが、ある時点じてんでは「ロスト・イン・トランスレーション」を超こえなければいけない重圧じゅうあつに屈くっしそうになったという。「あの作品さくひんのビルがとても人気にんきだったから、それを壊こわしたくなかった。でも、あれからずいぶん経たっていろいろなことが変かわったから、また一緒いっしょに仕事しごとができたら楽たのしいだろうなと思おもうようになったの」と振ふり返かえる。

フェリックス役やくに関かんして、コッポラは「ビルが父親ちちおや役やくを演えんじるのは見みたことがなかったから、脚本きゃくほんを書かきながらこれをビルが演えんじているのを想像そうぞうしただけでもとても楽たのしかったわ」とコメント。さらに「ビルは本当ほんとうに人生じんせいを謳歌おうかしていて、それは私わたしがフェリックスに求もとめていたものだったの。とても楽たのしい人ひとだけど……その反面はんめんとても複雑ふくざつな人ひと。彼かれはまさに一緒いっしょにクレイジーな冒険ぼうけんをしたいと思おもう相手あいてよ」と続つづけた。

「オン・ザ・ロック」は10月2日にちに公開こうかい。10月23日にちよりApple TV+で配信はいしんされる。