窪田くぼた正ただし孝こうと宮沢みやざわりえが議員ぎいん秘書ひしょ＆候補者こうほしゃ役やくで初はつ共演きょうえん、「決戦けっせんは日曜日にちようび」2022年ねん公開こうかい

窪田くぼた正ただし孝こうが主演しゅえんを務つとめ、宮沢みやざわりえと初はつ共演きょうえんした「決戦けっせんは日曜日にちようび」が2022年ねんに全国ぜんこくで公開こうかい決定けってい。「東京とうきょうウィンドオーケストラ」「ピンカートンに会あいにいく」の坂下さかした雄一郎ゆういちろうが監督かんとくと脚本きゃくほんを担当たんとうする。

本ほん作さくはことなかれ主義しゅぎの議員ぎいん秘書ひしょ・谷村たにむら勉つとむが、自由じゆう奔放ほんぽうで世間せけん知しらずだが熱意ねついだけはある候補者こうほしゃ・川島かわしま有美ゆみを当選とうせんさせるため奔走ほんそうするさまを描えがく社会しゃかい派はコメディ。今いまや政治せいじへの熱意ねついはない衆議院しゅうぎいん議員ぎいん・川島かわしま昌平しょうへいの私設しせつ秘書ひしょとして働はたらく谷村たにむらに窪田くぼたが扮ふんし、病やまいに倒たおれた父ちちの代かわりに出馬しゅつばすることになった令嬢れいじょう・有美ゆみを宮沢みやざわが演えんじた。

このたび窪田くぼた、宮沢みやざわ、坂下さかしたからコメントが到着とうちゃく。初はつ共演きょうえんについて、窪田くぼたは「一緒いっしょに芝居しばいするのが本当ほんとうに刺激しげき的てきで毎日まいにち現場げんばに行いくのが楽たのしみでした。こんなりえさんを今いままで誰だれも見みた事ことがないのではないでしょうか。笑わらい」と感想かんそうを伝つたえ、宮沢みやざわも「その場ばの空気くうきを瞬時しゅんじに読よみ取とって柔軟じゅうなんに対応たいおうできる安定あんてい感かんと細ささやかな事ことへ目めを向むけられる心しんがあって、頼たのもしい方ほうだなぁと思おもいました」と振ふり返かえっている。また脚本きゃくほんの執筆しっぴつに5年ねんの月日つきひを掛かけて完成かんせいさせた坂下さかしたは「現代げんだい社会しゃかいを描えがいた映画えいがというと大おおげさですが、今いまの時代じだいを生いきる人ひとに、なにかしら思おもうところのある映画えいがになっているかもとは思おもっています」とつづった。

このたび本ほん作さくの画像がぞうも解禁かいきんに。有美ゆみの選挙せんきょポスターを前まえに谷村たにむらが頭あたまをかく姿すがたから、前途ぜんと多難たなんな選挙せんきょ戦せんを想像そうぞうさせる仕上しあがりとなっている。

窪田くぼた正ただし孝こう コメント

出演しゅつえんを決きめた理由りゆう

坂下さかした監督かんとくとは、いつかご一緒いっしょさせていただきたいと思おもってたのでとても幸しあわせです。
監督かんとくの描えがく人ひとの醜みにくさ、谷村たにむらの視点してんから見みる景色けしきが滑稽こっけいすぎて笑わらいが止とまりませんでした。
ぜひ劇場げきじょうにて坂下さかしたワールドにどっぷり浸つかってほしいと思おもいます。

演えんじた谷村たにむらというキャラクターについて

谷村たにむらは何なんでも卒そつなくこなす事ことができるけど、何なにかが欠かけていてどこか屈折くっせつしています。
そこが魅力みりょく的てきで演えんじる楽たのしみを感かんじてました。
この仕事しごとなんてこんなもんだとあきらめてる谷村たにむらも、有美ゆみと出会であい少すこしずつ成長せいちょうしていき、忘わすれかけていた正義せいぎ感かんに変化へんかが起おきます。

宮沢みやざわりえとの初はつ共演きょうえんについて

有美ゆみ役やくの宮沢みやざわりえさんとは今こん作さくが初はつでしたが、一緒いっしょに芝居しばいするのが本当ほんとうに刺激しげき的てきで毎日まいにち現場げんばに行いくのが楽たのしみでした。
こんなりえさんを今いままで誰だれも見みた事ことがないのではないでしょうか。笑わらい

宮沢みやざわりえ コメント

出演しゅつえんを決きめた理由りゆう

滑稽こっけいで愉快ゆかいだから、クスっと笑わらってしまうのだけれど、、、よく考かんがえたら笑わらえない。。。そんな事ことの連続れんぞくで、、監督かんとくの強つよいメッセージが溢あふれていると感かんじました。
今いままでに全まったく無縁むえんな役柄やくがらだったので、演えんじられるか不安ふあんでしたが、演えんじてみたい、この作品さくひんに参加さんかしたいという気持きもちが勝まさりました。

演えんじた有美ゆみというキャラクターについて

有美ゆみは、直球ちょっきゅうしか投なげられない不器用ぶきようさと強つよさがある人ひとだと思おもいました。彼女かのじょの考かんがえる正義せいぎに皆みんなを巻まき込こんでしまう不思議ふしぎなオーラがあるようにも感かんじました。真剣しんけんになればなる程ほど、滑稽こっけいで面白おもしろい人ひとだと思おもったので、面白おもしろさを一いちミクロも考かんがえず、、ただただ真剣しんけんである事ことに集中しゅうちゅうしました。。。結果けっか、監督かんとくがモニターを見みながら笑わらっていたという噂うわさを聞きき、ホッとしました。

窪田くぼた正ただし孝こうとの初はつ共演きょうえんについて

その場ばの空気くうきを瞬時しゅんじに読よみ取とって柔軟じゅうなんに対応たいおうできる安定あんてい感かんと細ささやかな事ことへ目めを向むけられる心しんがあって、頼たのもしい方ほうだなぁと思おもいました。

坂下さかした雄一郎ゆういちろう コメント

始はじまりは5年ねんほど前まえ「なにかやりたい企画きかくはありますか？」と聞きかれました。
そういう打うち合あわせと思おもってなかったのでなにも用意よういしておらず、その場ばでひねり出だしたのがきっかけです。
軽かるい思おもい付つきで始はじまったものの、議員ぎいん事務所じむしょへの取材しゅざいなど企画きかく開発かいはつしながら、政治せいじ業界ぎょうかいの持もつ独特どくとくなルール、誰だれでも関かかわりがあるはずなのにあまり知しらない選挙せんきょの世界せかいに、この題材だいざいの可能かのう性せいが膨ふくらんでいきました。
主人公しゅじんこうを候補者こうほしゃ本人ほんにんではなくその秘書ひしょにしたのは、体制たいせいに反発はんぱつしがちな候補者こうほしゃ側がわよりも、保守ほしゅ的てきな体制たいせい側がわの人間にんげんである秘書ひしょ目線めせんの方ほうが皮肉ひにくさが増まして面白おもしろいのではという定番ていばんの発想はっそうからです。
脚本きゃくほんに何なん度ども改稿かいこうを重かさねた数すう年ねんの間あいだ、政治せいじに関かんする様々さまざまなニュースが物語ものがたりに影響えいきょうをおよぼしました。現代げんだい社会しゃかいを描えがいた映画えいがというと大おおげさですが、今いまの時代じだいを生いきる人ひとに、なにかしら思おもうところのある映画えいがになっているかもとは思おもっています。
キャスティングに関かんして説明せつめいするのが難むずかしいのですが、基本きほんはいつも感覚かんかくです。役柄やくがらがどうとかあまり理屈りくつで考かんがえずに、脚本きゃくほんをその役者やくしゃさんが演えんじている姿すがたを頭あたまの中なかで思おもい浮うかべます。
窪田くぼたさんと宮沢みやざわさんを想像そうぞうしたとき、曖昧あいまいですが言葉ことばでは説明せつめいできない優すぐれたイメージが浮うかび興奮こうふんしました。これは絶対ぜったいよくなるに違ちがいない、と思おもいました。想像そうぞうですが。
その後ごの撮影さつえいでは当然とうぜん自分じぶんの想像そうぞうなんてちっぽけに感かんじるほど、お二に人にんによって鮮あざやかな人間像にんげんぞうが形かたちづくられていきました。窪田くぼたさんが演えんじる真面目まじめだけど諦念ていねんを抱かかえた秘書ひしょ、宮沢みやざわさんが演えんじるお嬢様じょうさま育そだちでわがままにも見みえるけど芯しんの通とおった候補こうほがどうなったか、ぜひ劇場げきじょうでご覧らんいただければ嬉うれしいです。