日にちプロ大賞たいしょうで「本気ほんきのしるし」が作品さくひん賞しょうに、女優じょゆう・男優だんゆう賞しょうは小松こまつ菜奈ななと草くさなぎ剛つよし

第だい30回かい日本にっぽん映画えいがプロフェッショナル大賞たいしょうの受賞じゅしょう結果けっかが発表はっぴょう。深田ふかた晃司こうじの監督かんとく作さく「本気ほんきのしるし 劇場げきじょう版ばん」がベストテンの1位いに輝かがやき、作品さくひん賞しょうを獲得かくとくした。

森崎もりさきウィンと土はに村むら芳よしが共演きょうえんした「本気ほんきのしるし 劇場げきじょう版ばん」は、退屈たいくつな毎日まいにちを過すごすサラリーマン・辻つじ一路かずみちの日常にちじょうが、葉山はやま浮世うきよという女性じょせいに出会であったことで狂くるっていくさまを描えがくラブサスペンス。また、主演しゅえん女優じょゆう賞しょうは「さくら」「糸いと」の演技えんぎが評価ひょうかされた小松こまつ菜奈ななが受賞じゅしょうし、主演しゅえん男優だんゆう賞しょうには「ミッドナイトスワン」の草くさなぎ剛つよしが輝かがやいた。そのほか、監督かんとく賞しょうに「アルプススタンドのはしの方ほう」の城じょう定じょう秀夫ひでお、新人しんじん監督かんとく賞しょうに「37セカンズ」のHIKARIが選えらばれている。全ぜん受賞じゅしょう結果けっかは以下いかの通とおり。

1992年ねんに創立そうりつされた日本にっぽん映画えいがプロフェッショナル大賞たいしょうは、映画えいが監督かんとくや脚本きゃくほん家か、プロデューサー、宣伝せんでん関係かんけい者しゃ、評論ひょうろん家かなどからなる選考せんこう委員いいんの投票とうひょうと、実行じっこう委員いいん会かいの独自どくじの評価ひょうかにより決定けっていされる賞しょう。今年ことしは授賞じゅしょう式しきの開催かいさいはせず、受賞じゅしょう者しゃには記念きねんの楯だてが贈呈ぞうていされる。

※草くさなぎ剛つよしのなぎは弓ゆみへんに前まえの旧きゅう字体じたい、その下したに刀かたなが正式せいしき表記ひょうき

第だい30回かい日本にっぽん映画えいがプロフェッショナル大賞たいしょう 受賞じゅしょう結果けっか

ベストテン

1位い「本気ほんきのしるし 劇場げきじょう版ばん」
2位い「37セカンズ」
3位い「アルプススタンドのはしの方ほう」
4位い「アンダードッグ 前編ぜんぺん」「アンダードッグ 後編こうへん」
5位い「ミッドナイトスワン」
6位い「風ふうの電話でんわ」
7位い「海辺うみべの映画えいが館かん―キネマの玉手箱たまてばこ」
8位い「れいこいるか」
9位い「喜劇きげき 愛妻あいさい物語ものがたり」
10位い「さくら」
10位い「のぼる小寺こでらさん」

作品さくひん賞しょう

「本気ほんきのしるし 劇場げきじょう版ばん」

主演しゅえん女優じょゆう賞しょう

小松こまつ菜奈なな「さくら」「糸いと」

主演しゅえん男優だんゆう賞しょう

草くさなぎ剛つよし「ミッドナイトスワン」

監督かんとく賞しょう

城じょう定じょう秀夫ひでお「アルプススタンドのはしの方ほう」

新人しんじん監督かんとく賞しょう

HIKARI「37セカンズ」

特別とくべつ賞しょう

豊島としま圭介けいすけ（「三島みしま由紀夫ゆきおvs東大とうだい全共闘ぜんきょうとう 50年ねん目めの真実しんじつ」を監督かんとく）
大島おおしま新しん（「なぜ君きみは総理そうり大臣だいじんになれないのか」を監督かんとく）

特別とくべつ功労賞こうろうしょう

桂かつら千穂ちほ（脚本きゃくほん家かとしての長年ながねんの功績こうせき、日にちプロ大賞たいしょう選考せんこう委員いいんとしての功労こうろうに対たいして）
成田なりた尚しょう哉（プロデューサーとしての長年ながねんの功績こうせき、日にちプロ大賞たいしょう選考せんこう委員いいんとしての功労こうろうに対たいして）