Aぇ! group正門せいもん良りょう規ぶんまわしが主演しゅえん、ドラマ×ドキュメンタリー「京都きょうとのお引越ひっこし」放送ほうそう

正門せいもん良りょう規ぶんまわし（Aぇ! group）が主演しゅえんを務つとめるABCテレビのスペシャルドラマ「京都きょうとのお引越ひっこし」が12月29日にちに放送ほうそうされることが明あきらかに。蓮はちす佛ふつ美沙子みさこと安藤あんどう玉恵たまえが出演しゅつえんすることもわかった。

京都きょうとを舞台ぶたいとした本ほん作さくの主人公しゅじんこうは、大阪おおさかで働はたらく27歳さいの大宮おおみや俊也としや。美よし大だい出身しゅっしんの彼かれは、仕事しごとに大おおきな不満ふまんがあるわけではないものの、会社かいしゃと家いえを往復おうふくするだけの生活せいかつで“毎日まいにちの明あかり”を見失みうしなっていた。そんなある日ひ、京都きょうとでアンティークショップを営いとなむ従姉じゅうしの佐紀さきを尋たずねることに。俊也としやは京都きょうとの自然しぜんや知しられざる一いち面めんに触ふれる中なかで、人生じんせいのやりたいことを見みつけていく。正門せいもんが俊也としやを演えんじ、彼かれに影響えいきょうを与あたえる従姉じゅうしの佐紀さきに蓮はちす佛ふつ、佐紀さきの友人ゆうじんで家具かぐ職人しょくにんの奈緒なおに安藤あんどうが扮ふんした。

本ほん作さくはドラマパートに加くわえ、キャストが京都きょうとの店舗てんぽを実際じっさいに訪問ほうもんする姿すがたなどを捉とらえたドキュメンタリーパートで構成こうせい。正門せいもんが俊也としやとしてリアルに店主てんしゅらと会話かいわし、その中なかで俊也としやの心情しんじょう変化へんかを表現ひょうげんしている。ドラマ「名めい建築けんちくで昼食ちゅうしょくを」「ちょこっと京都きょうとに住すんでみた。」などで知しられるスタッフが制作せいさくを担当たんとうした。

正門せいもんは「ドキュメンタリーの要素ようそが少すこし入はいっているドラマなので、最初さいしょは撮影さつえいしながら『これで合あってんのかな？』って戸惑とまどうこともあったんですけど、監督かんとくから『普通ふつうにしてるのがいい』と言いっていただいて、京都きょうとの町まちの情報じょうほうを俊也としやのリアクションとして素直すなおに出だせたというか。撮影さつえいが進すすむうちに『こういうことなんかな』というのがちょっとずつわかってきた気きがします」と振ふり返かえり、「師走しわすの時期じきに放送ほうそうされるのでみんなバタバタしてるかもしれないですけど、ほっと一息ひといきつけるようなドラマになったらいいし、もし俊也としやみたいに何なにか今いま、もやっとしていたりするなら、その背中せなかを押おせるような作品さくひんになったらうれしいです」と期待きたいを込こめた。蓮はちす佛ほとけと安藤あんどうのコメントは下部かぶの通とおり。

ドラマ「京都きょうとのお引越ひっこし」は23時じ04分ふんよりオンエア。放送ほうそう終了しゅうりょう後ご、TVerで見逃みのがし配信はいしんされる。横よこ幕まく智裕ともひろが脚本きゃくほんを手てがけ、吉見よしみ拓たく真しんが監督かんとくを務つとめた。

スペシャルドラマ「京都きょうとのお引越ひっこし」

ABCテレビ 2023年ねん12月29日にち（金かね）23:04～
※TVerで見逃みのがし配信はいしんあり

正門せいもん良りょう規ぶんまわし コメント

ドキュメンタリーの要素ようそが少すこし入はいっているドラマなので、最初さいしょは撮影さつえいしながら「これで合あってんのかな？」って戸惑とまどうこともあったんですけど、監督かんとくから「普通ふつうにしてるのがいい」と言いっていただいて、京都きょうとの町まちの情報じょうほうを俊也としやのリアクションとして素直すなおに出だせたというか。撮影さつえいが進すすむうちに「こういうことなんかな」というのがちょっとずつわかってきた気きがします。

蓮はちす佛ぼとけさんとは初はつ共演きょうえんなんですが、一番いちばん最初さいしょに撮影さつえいした骨董こっとう品ひんの写真しゃしんを撮とるっていうシーンのやりとりが楽たのしくて、あの瞬間しゅんかんに「僕ぼく、一生いっしょう喋しゃべれるかも」って思おもいました。あと実じつは、蓮はちす佛ふつさんにはバレないよう普段ふだんの会話かいわからタメ口こうを入いれてたんです（笑）。それが何なにかに出でてくるかなあと思おもって。

師走しわすの時期じきに放送ほうそうされるのでみんなバタバタしてるかもしれないですけど、ほっと一息ひといきつけるようなドラマになったらいいし、もし俊也としやみたいに何なにか今いま、もやっとしていたりするなら、その背中せなかを押おせるような作品さくひんになったらうれしいです。きっと感かんじることがあると思おもうので、お好すきな感かんじで見みて浸ひたってほしいですね。

蓮はちす佛ふつ美沙子みさこ コメント

私わたしは元々もともと京都きょうとが大好だいすきだったので、今回こんかいの撮影さつえいはご褒美ほうびみたいな感かんじでした（笑）。撮影さつえい場所ばしょもいわゆる観光かんこう地ちではなく、住宅じゅうたく地ちとか生活せいかつ圏けんの中なかに突然とつぜんお店みせがあるみたいなところだったので、空気くうきから何なにからやっぱり違ちがいました。京都きょうとは永遠えいえんに散策さんさくしたくなる、知しりたくなる町まちという印象いんしょうがさらに強つよくなりましたね。

撮影さつえいで伺うかがったボタンの専門せんもん店てんでも、オーナーの方ほうとお話はなしさせてもらうと「好すきっていうエネルギーで生いきてる人ひとってこんなにキラキラしてるんだな」と感かんじましたし、そういう人ひとが京都きょうとにはすごく多おおいのかなって。それが独特どくとくの京都きょうとらしさみたいなものに繋つながってるのかなと今回こんかい改あらためて強つよく思おもいました。

この撮影さつえいが始はじまって衝撃しょうげきだったのが、段取だんどりをやらないし、現場げんばに着ついたらすぐにカメラを回まわしちゃうという撮影さつえいスタイル。「もう回まわすんですか!?」みたいな（笑）。でもそれがすごく新鮮しんせんで面白おもしろかったです。正門まさかどくんも、セリフの間あいだにすごいアドリブを入いれてくる（笑）。

正門まさかどくんの印象いんしょうは、すごく自然体しぜんたいな方ほう。そんなに一生懸命いっしょうけんめい会話かいわをしなくても、従姉じゅうしとしての空気くうきにすっと入いれた感かんじがありました。背伸せのびもしてないし、いい意味いみで力ちからが入はいってない感かんじがドラマの空気くうき感かんにも出でてるんじゃないかなと思おもいます。

ドラマの印象いんしょうは、生いきてることがそのままダイレクトに肌はだで伝つたわる作品さくひんになっているのかな。日々ひびバタバタ生いきていく中なかでちょっと忘わすれがちな、「私わたしって何なにが好すきなんだっけ」、「どうやって生いきていきたいんだっけ」みたいな部分ぶぶんにも立たち返かえれるドラマです。こたつでみかんを食たべながらだったり、ちょっとリラックスして見みていただけたらと思おもいます。

安藤あんどう玉恵たまえ コメント

この作品さくひんにはとても縁えんを感かんじています。とある撮影さつえいで京都きょうとに滞在たいざいしている時ときがあり、オフの日ひに比叡山ひえいざんに山登やまのぼりをしてから、銭湯せんとうへ行いったんです。翌日よくじつに「京都きょうとのお引越ひっこし」のオファーをいただいて台本だいほんを読よんだら、“山やまと森もりが好すきで銭湯せんとうに行いくのが趣味しゅみ”の役やくで（笑）。「私わたしのこと???」と嬉うれしくなりました。

奈緒なおは古ふるい家具かぐを直なおしている家具かぐ職人しょくにんの役やく。監督かんとくから「モデルになっている方ほうが直なおした家具かぐを置おいているお店みせがあるので行いってみてください」と言いわれて、お客きゃくさんとしてお店みせへ行いってみたんです。何気なにげない会話かいわを交かわしたり、特別とくべつなことはしていないんですけど、お店みせの方ほうが家具かぐを触さわるときの感かんじや、物ものを大切たいせつにする丁寧ていねいさが参考さんこうになりました。そういったところを生いかしたいと思おもっています。

監督かんとくは「初はじめて見みたものに対たいするリアクションを大切たいせつにしたい」「台本だいほん通どおりに言いわなくていい」ともおっしゃっているので、役やくを突つき詰つめて考かんがえすぎない方ほうがいいのかなと思おもって臨のぞみました。

「宝たからヶ池ち」のような場所ばしょがあることが、奈緒なおが京都きょうとに住すむことを決きめた理由りゆうの一ひとつ。池いけの周まわりを歩あるいていたら、紅葉こうようが進すすんでいて美うつくしくて、小ちいさい子こがいっぱい遊あそんでいて、すごくいいところでした。奈緒なおが好すきになった場所ばしょを、私わたしも本当ほんとうに素敵すてきと感かんじることができました。画面がめんにうつる清々すがすがしい表情ひょうじょうは本物ほんものです。