中島なかじま健けん人じん「今いまじゃなきゃダメだった」、miletとの共演きょうえん作さくは「知しらないカノジョ」

中島なかじま健けん人じんが主演しゅえんを務つとめ、シンガーソングライターのmiletが映画えいが初はつ出演しゅつえんした三木みき孝浩たかひろ監督かんとく作さくのタイトルが「知しらないカノジョ」に決定けってい。2025年ねん2月がつ28日にちに全国ぜんこくで公開こうかいされる。

フランスとベルギーの合作がっさく「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋はつこいのおわりから」をもとにした同どう作さくは、大学だいがく時代じだいに互たがいに一目惚ひとめぼれして結婚けっこんしたリクとミナミの物語ものがたり。舞台ぶたいには現代げんだいの日本にっぽんが選えらばれ、キャラクター設定せっていも原作げんさくから一部いちぶ変更へんこうされた。

中島なかじま演えんじる神林かんばやしリクは、夢ゆめを叶かなえてベストセラー作家さっかになるも、ミナミと大だい喧嘩けんかした翌朝よくあさ、自身じしんが文芸ぶんげい誌しの編集へんしゅう部員ぶいんになっており、自分じぶんとは知しり合あっていない“前園まえぞのミナミ”が天才てんさいシンガーソングライターとして活躍かつやく中ちゅうだと気付きづく役やくどころ。彼かれは困惑こんわくしながらも、人生じんせいを取とり戻もどすべく奔走ほんそうする。中島なかじまは「グループを卒業そつぎょうしてターニングポイントの時期じきに迎むかえた作品さくひんでもあるので、自分じぶんの人生じんせいの中なかで本当ほんとうに大おおきな節目ふしめになる作品さくひんだと思おもっています」「三木みき監督かんとくの作品さくひんを今いま演えんじるのはすごく自分じぶんにとって意味いみがあるし、今いまじゃなきゃダメだったんだとクランクアップして強つよく思おもっています」とコメントする。

そしてmiletは、すれ違ちがいの結婚けっこん生活せいかつに不満ふまんを募つのらせる妻つまミナミと、シンガーソングライター活動かつどうをする前園まえぞのミナミという、振ふれ幅はばの大おおきい演技えんぎに挑戦ちょうせんした。miletは「大好だいすきな三木みき監督かんとくの作品さくひんで初はじめての映画えいが出演しゅつえんというのが忘わすれられない人生じんせいの経験けいけんになりました」と思おもいをつづった。

このたび、映画えいがの場面ばめん写真しゃしんが解禁かいきん。付つき合あい始はじめたばかりの頃ころのリクとミナミが、イヤフォンを分わけ合あって音楽おんがくを聴ききながら2人ふたりだけの世界せかいに浸ひたるシーンが収おさめられている。

「知しらないカノジョ」の撮影さつえいは、2024年ねん3月がつから5月がつにかけて行おこなわれた。配給はいきゅうはギャガが担当たんとうする。

中島なかじま健けん人じん コメント

感慨深かんがいぶかいです。個人こじん的てきにグループを卒業そつぎょうしてターニングポイントの時期じきに迎むかえた作品さくひんでもあるので、自分じぶんの人生じんせいの中なかで本当ほんとうに大おおきな節目ふしめになる作品さくひんだと思おもっています。僕ぼくが10年ねん以上いじょう憧あこがれだった三木みき監督かんとくと、ようやく銀幕ぎんまくの舞台ぶたいでお仕事しごとできて本当ほんとうに嬉うれしいですし、日本にっぽんの歌姫うたひめと言いわれているmiletさんと映画えいがで共演きょうえんできることも本当ほんとうに光栄こうえいに思おもっております。
いいターニングポイントで三木みき監督かんとくと出会であえたなと思おもうし、監督かんとくもこのタイミングだったんじゃないかと言いってくださってすごく胸むねを打うたれました。三木みき監督かんとくの作品さくひんを今いま演えんじるのはすごく自分じぶんにとって意味いみがあるし、今いまじゃなきゃダメだったんだとクランクアップして強つよく思おもっています。
miletさんとはお互たがいに良よい呼吸こきゅうでお芝居しばいできたなと思おもいます。TVで見みている歌手かしゅの方ほうだったので演技えんぎのイメージが全然ぜんぜんなかったのですが、読よみ合あわせの時ときからすごく映画えいが慣なれしているような空気くうき感かんで、クランクインして最初さいしょのほうは1日にち中ちゅう点描てんびょうでアドリブの多おおいシーンを撮影さつえいしたのですが、まだ距離きょり感かんや関係かんけい値ちがないなかでアドリブをやるのは難むずかしいんです。でもmiletさんがアドリブで引ひっ張ぱってくれた部分ぶぶんもあって、すばらしかったです。自分じぶんも感化かんかされて刺激しげきを受うけて、リクとしてミナミと呼吸こきゅうを合あわせにいくのが日ひに日ひに楽たのしくなっていきました。

milet コメント

初はじめての映画えいが出演しゅつえんでの演技えんぎ経験けいけんで不安ふあんだったのですが、毎日まいにち楽たのしい三さん木組きぐみで、毎日まいにち明あかるいリクくんに引ひっ張ぱってもらいながらミナミを演えんじることができました。
自分じぶんが普段ふだん大好だいすきで観みている映画えいがというものが、こんなに長ながい期間きかん同おなじメンバーで1つの目標もくひょうに向むかって走はしり続つづけるものなんだというのを自分じぶんが内側うちがわに入はいって体感たいかんし、普段ふだん自分じぶんが活動かつどうしている音楽おんがくの現場げんばとは全まったく違ちがう世界せかいだなと思おもいました。自分じぶんの知しらない自分じぶんとも出会であっていくというこの過程かていが、本当ほんとうに毎日まいにちが自分じぶんの変化へんかに気きづける時間じかんで、ものすごく私わたしの人生じんせいのためにもなったし、どんどんミナミのことも好すきになっていけて、映画えいがの内側うちがわに入はいるのがすごく楽たのしかったです。
そして、リクくんにもたくさん色いろんな感情かんじょうをもらいました。ちゃんとお話はなしするのも今回こんかい初はじめてでしたが、想像そうぞう以上いじょうにすごく明あかるくて面白おもしろい方ほうで、場ばの空気くうきを作つくり上あげてくださり、1つのものを作つくるということに対たいする愛情あいじょうや、その真摯しんしな姿勢しせいがものすごくまっすぐで素敵すてきでした。私わたしもそこから色々いろいろ学まなばせていただき、リクくんとも出会であえてよかったです。
大好だいすきな三木みき監督かんとくの作品さくひんで初はじめての映画えいが出演しゅつえんというのが忘わすれられない人生じんせいの経験けいけんになりました。これからもこの経験けいけんを活いかして色々いろいろなことに挑戦ちょうせんしていきたいと思おもいます。