HYDEが衝撃しょうげきの「ココ☆ナツ」カバー!せいかつえIIがおにだんのクロ召喚しょうかん!「こころざしだん万博ばんぱく」2にち情報じょうほう過多かた

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こころざしだん主催しゅさい野外やがいフェス「こころざしだん万博ばんぱく2022 ~房総ぼうそうたましい~」が9月17にちから本日ほんじつ19にち千葉ちば袖ケ浦そでがうら海浜かいひん公園こうえんおこなわれている。この記事きじでは2にち18にち公演こうえん模様もようをレポートする。

花道を闊歩する聖飢魔II、鬼死団、血の色クローバーMAD。(撮影:中野修也)

花道かどう闊歩かっぽするせいかつえII、おにだんいろクローバーMAD。(撮影さつえい中野なかの修也しゅうや

おおきなサイズでる(ぜん105けん

仙台貨物(撮影:上山陽介)

仙台せんだい貨物かもつ撮影さつえい上山うえやま陽介ようすけ拡大かくだい

初日しょにち晴天せいてんから一転いってんし、2にちのこの序盤じょばんから断続だんぞくてき大雨おおあめるあいにくの天候てんこうとなった。“WELCOME ACT”の仙台せんだい貨物かもつはイガグリ千葉ちば(Vo)がうたこころざしだんの「One Night Carnival」にせてステージに登場とうじょう千葉ちばの「『こころざしだん万博ばんぱくはじまるよ! こっちにおいで!」という言葉ことばつづけて「開運かいうんざんまい」でまくけた。その直後ちょくごからあめはじめるも、千葉ちばあめばすように「日本にっぽんでいちばんアツイなつ」をたからかにうたげ「『こころざしだん万博ばんぱく最高さいこう!」と笑顔えがおせる。じつに6ねんぶりの「万博ばんぱく出演しゅつえんとなった仙台せんだい貨物かもつは、千葉ちばの「しあわせにしかしないからね!」という言葉ことば体現たいげんするように、男性だんせいダンサーをむかえての「MUKI MUKIさせてよ」「絶交ぜっこうもん」といった楽曲がっきょく観客かんきゃく一体いったいかんげていった。

綾小路きみまろ(撮影:中野修也)

綾小路あやのこうじきみまろ(撮影さつえい中野なかの修也しゅうや拡大かくだい

そのはYASSAI STAGEに“OPENING CEREMONY ACT”の綾小路あやのこうじきみまろ登場とうじょう。センターステージからせりがりであらわれたきみまろは、日頃ひごろ相手あいてにしているファンそうについて「みなさんのおとうさんおかあさん、おじいちゃんおばあちゃんの世代せだいです」とかたり、「中高年ちゅうこうねんけの漫談まんだんをやります。みなさん、漫談まんだんのような人生じんせいにならないようにけてください(笑)」と若年じゃくねんそうさとしながら独自どくじ世界せかいひろげた。

ゴールデンボンバー(撮影:青木カズロー)

ゴールデンボンバー(撮影さつえい青木あおきカズロー)拡大かくだい

“HYDE列車”に乗って花道を疾走する樽美酒研二(Dr)と、それを見送る鬼龍院翔(Vo / ゴールデンボンバー)。(撮影:青木カズロー)

“HYDE列車れっしゃ”にって花道かどう疾走しっそうするたる美酒びしゅけん(Dr)と、それを見送みおくおにりゅういんしょう(Vo / ゴールデンボンバー)。(撮影さつえい青木あおきカズロー)拡大かくだい

恒例こうれいの“全裸ぜんらあおりVTR”につづいてYASSAI STAGEにあらわれたゴールデンボンバーは「#CDがれないこんななかじゃ」「トラウマキャバじょう」で観客かんきゃくげる。矢武やたけゆたか(G)は「ひさびさにHYDEさんのライブがられるのがうれしいです。このあいだまでは和歌山わかやまでHYDEさんの電車でんしゃはしっていて、いまは『万博ばんぱく』にわせて千葉ちばはしってるらしいですよ」、たる美酒びしゅ研二けんじは「ぼく最近さいきん陰謀いんぼうろんにはまっています」と自己じこ紹介しょうかい。このぜんフリに観客かんきゃく固唾かたずをのむなかつづく「きしめてシュヴァルツ」では矢武やたけがHYDEの写真しゃしんをあしらったダンボール工作こうさくのSLに変身へんしんして、たる美酒びしゅ全裸ぜんらなが陰毛いんもうけた“陰毛いんもうロン姿すがた登場とうじょうし、会場かいじょう爆笑ばくしょうをもたらす。つづく「デスメンタル」では矢武やたけがふなっしー、たる美酒びしゅがガウラと地元じもと代表だいひょうするキャラクターのコスプレで手加減てかげんなしのプロレス勝負しょうぶひろげた。

私立恵比寿中学のライブの様子。(撮影:釘野孝宏)

私立しりつ恵比寿えびす中学ちゅうがくのライブの様子ようす。(撮影さつえいくぎ孝宏たかひろ拡大かくだい

今回こんかいが7かい、9にん体制たいせいでははつの「万博ばんぱく出演しゅつえんとなった私立しりつ恵比寿えびす中学ちゅうがくは、「TikTokろうよ!」とりをしながらステージに登場とうじょう。そして現在げんざいTikTokで人気にんき楽曲がっきょくれたいエモーション!」、さらに中山なかやま莉子りこの「『こころざしだん万博ばんぱく』、かえってきたぞ!」という絶叫ぜっきょうから「ちちんぷい」をパフォーマンスした。12月の“卒業そつぎょう”をひかえ、今回こんかい最後さいごの「万博ばんぱく出演しゅつえんとなる柏木かしわぎひなたが「最初さいしょからばしてますけどいてこれてますか? まんないよエビちゅうは」とオーディエンスをあつくアジテートしたあとは「大人おとなはわかってくれない」「青春せいしゅんゾンビィィズ」「HOT UP!!!」とキラーチューンを連投れんとう最後さいご彼女かのじょたちのつぎ出番でばんむかえる岡崎おかざき体育たいいく提供ていきょうきょく「Family Complex」を力強ちからづよくパフォーマンスした。

“MOSSAI様”こと岡崎体育。(撮影:上山陽介)

“MOSSAIさま”こと岡崎おかざき体育たいいく。(撮影さつえい上山うえやま陽介ようすけ拡大かくだい

過去かこ3ねん連続れんぞくでMOSSAI STAGEに出演しゅつえんし、YASSAI STAGEにがれないうらみから“MOSSAIさま”の異名いみょうるようになった岡崎おかざき体育たいいくは、今年ことしついにYASSAI STAGEに登場とうじょう袖ケ浦そでがうらまつられてきたというかみ・MOSSAIさまにまつわるさまざまないいつたえが観客かんきゃくしめされたのち、くろマントでかおおおって岡崎おかざきあらわれる。しかしマントをはずすと「やっほー!」と表情ひょうじょう一変いっぺんさせ、YASSAI STAGE出演しゅつえんよろこびをストレートに表現ひょうげんした。ふたたつよくなった雨脚あまあしを「MOSSAIさま感涙かんるいであろう……」とたとえたり、コロナ観客かんきゃくたのしませるための“フランスパンゲーム“としょうしたリズムゲームをひろげたりと、YASSAI STAGEでもエンタメせい抜群ばつぐんのステージをとどけた岡崎おかざき。「Quick Report」で観客かんきゃくのボルテージを最高潮さいこうちょうたかめると、最後さいご岡崎おかざきはYASSAI STAGE出演しゅつえんよろこびをあらためてみしめるように、「The Abyss」をしっとりとうたった。

GEZAN(撮影:中野修也)

GEZAN(撮影さつえい中野なかの修也しゅうや拡大かくだい

万博ばんぱくはつ登場とうじょうGEZANは、「NO WAR」のメッセージをあしらった真紅しんく衣装いしょうでステージへ。登場とうじょうするなりマヒトゥ・ザ・ピーポー(Vo)は「いいてるんでおどりましょう」と開口かいこういちばんびかけオーディエンスを鼓舞こぶした。イーグル・タカ(G)、ヤクモア(B)、石原いしはらロスカル(Dr)がそれぞれの楽器がっきかなすと次第しだい空気くうきめていき、不可思議ふかしぎなグルーヴが会場かいじょう一帯いったいひろがっていく。観客かんきゃくは4にんはなおとやメッセージにみちびかれるようにおもおもいにからだらす。その光景こうけい呼応こおうしてメンバーのパフォーマンスにも気迫きはくがみなぎり、たしかな一体いったいかんがステージとフィールドのあいだまれる。みずからもはげしくちつけるあめびながら「これは祝福しゅくふくあめなので、どこまでもこうぜ」とさけんだマヒトゥ。それを享受きょうじゅするようにうたおどかれ姿すがたに、ファンは喝采かっさいおくった。

綾小路翔(Vo / 氣志團)(撮影:青木カズロー)

綾小路あやのこうじしょう(Vo / こころざしだん)(撮影さつえい青木あおきカズロー)拡大かくだい

つづいてYASSAI STAGEには「万博ばんぱく」のホストであるこころざしだんあらわれ、「房総ぼうそうたましい」でライブをスタートさせる。綾小路あやのこうじしょう(Vo)はあつまった来場らいじょうしゃ1にんひとりをねぎらうように花道かどうあしけると、トレードマークのリーゼントがくずれるのをものともせず豪雨ごううなか熱唱ねっしょうした。前日ぜんじつこころざしだんのステージはコラボなしのストイックなものだったが、このは「喧嘩けんか上等じょうとう」でゴールデンボンバーのおにりゅういん仙台せんだい貨物かもつ千葉ちば、「The アイシテル」で私立しりつ恵比寿えびす中学ちゅうがくとの共演きょうえん実現じつげん。「The アイシテル」ではエビちゅうメンバーとこころざしだんのかわいらしいダンスのよこで、ゴールデンボンバーの矢武やたけたる美酒びしゅがタイツをすという暴挙ぼうきょでステージをカオスにおとしいれた。

RIP SLYMEのライブの様子。(撮影:釘野孝宏)

RIP SLYMEのライブの様子ようす。(撮影さつえいくぎ孝宏たかひろ拡大かくだい

5ねんぶりに「万博ばんぱく」に帰還きかんしたRIP SLYMEは、RYO-Zが「まりにまったものをしたいとおもいます」とかたったとおり、ヒットきょく新曲しんきょくぜた充実じゅうじつしたセットリストを仕込しこんだ。MOSSAI STAGEにあらわれたメンバーとサポートのWISEは、わりかけたなつもどすように「楽園らくえんベイベー」を披露ひろうし、オーディエンスのしんをわしづかみに。中盤ちゅうばんではおかもとえみむかれ、コラボきょく「サヨナラSunset feat. おかもとえみ」だけでなく、「JUMP」「JOINT」でもいきぴったりのマイクリレーを展開てんかいしてフィールドをかせた。ラストをかざったのは、大人おとななつうたった色気いろけたっぷりの「熱帯夜ねったいや」。このあとにつづくアーティストたちにバトンをわたすような情熱じょうねつてきなパフォーマンスをもって出番でばんえた。

ももいろクローバーZ(撮影:上山陽介)

ももいろクローバーZ(撮影さつえい上山うえやま陽介ようすけ拡大かくだい

ももいろクローバーZのライブの様子。(撮影:上山陽介)

ももいろクローバーZのライブの様子ようす。(撮影さつえい上山うえやま陽介ようすけ拡大かくだい

高城たかぎれにが剥離はくりせい食道しょくどうえんのため欠席けっせきという事態じたい見舞みまわれた、「万博ばんぱく皆勤かいきんしょうももいろクローバーZ。しかし、百田ひゃくだなつ菜子さいこ佐々木ささき彩夏あやか玉井たまい詩織しおりは、高城たかぎ衣装いしょう顔写真かおじゃしんをステージに設置せっちし、「くぜっ!怪盗かいとう少女しょうじょ」を皮切かわきりにフルスロットルのパフォーマンスでモノノフ(ももいろクローバーZファンの呼称こしょう)たちを安堵あんどさせた。なお刻一刻こくいっこく変化へんかする天気てんき翻弄ほんろうされたこのの「万博ばんぱく」だったが、なかでもももクロの出番でばんちゅうはすさまじい豪雨ごうう見舞みまわれた。しかし3にん序盤じょばんから花道かどうあしけ、笑顔えがお一切いっさいくずさず熱唱ねっしょう。「はじめての経験けいけんだね」「みんなもれてるから気持きもちは一緒いっしょだね」と逆境ぎゃっきょうえる状況じょうきょうもポジティブにとらえ、モノノフはもちろん観客かんきゃく全員ぜんいんしんれやかにする。さらに彼女かのじょたちは「One Night Carnival」のカバーちゅうに、こころざしだんのメンバーを感謝かんしゃ気持きもちをしたためた手紙てがみをプレゼント。「10年間ねんかん(『こころざしだん万博ばんぱく』に)つづけてくれてありがとう。いつもつよくてやさしい背中せなかせてくれたから、わたしたちもはしつづけることができました」とげ、「これからもわたしたちはこころざしだんさんにこいしてるのさ!」とこえをそろえてうたげた。感動かんどうてきなムードがただようも、ももクロはこころざしだんけてさらなるサプライズを用意よういしていた。高城たかぎふくむ4にん衣装いしょう背中せなかけられていたゼッケンがめくられると、こころざしだん観客かんきゃくまえには「HYDEさん大好だいすき」の一文いちぶんあらわれる。これにたいして綾小路あやのこうじは「わかるけど……」と若干じゃっかん不可解ふかかいそうな表情ひょうじょうっていった。

Yutaka Furukawa(Vo, G / DOPING PANDA)(撮影:中野修也)

Yutaka Furukawa(Vo, G / DOPING PANDA)(撮影さつえい中野なかの修也しゅうや拡大かくだい

DOPING PANDAのライブ中に空にかかった虹。(撮影:中野修也)

DOPING PANDAのライブちゅうそらにかかったにじ。(撮影さつえい中野なかの修也しゅうや拡大かくだい

こころざしだんおなじ1997ねん結成けっせい所属しょぞく事務所じむしょおなDOPING PANDAさい結成けっせいたした今年ことしついに「こころざしだん万博ばんぱく」にはつ出演しゅつえん。1きょく「YA YA」から強烈きょうれつなビートでオーディエンスをおどらせていく。フルカワユタカ(Vo, G)はつい先程さきほどまでの豪雨ごううがり、にじがかかったそら見上みあげ「にじだぜ、にじ!」とさけぶが、後方こうほうかえって歓声かんせいげる観客かんきゃくに「こっちいて、こっち(笑)」とあわててびかける。さまざまな趣向しゅこうらしたかくアーティストのステージに「どうやって対抗たいこうすればいいかなやんだ」というフルカワは「アイラブこころざしだんぬほどげるから!」とこう勝負しょうぶ宣言せんげん。「Hi-Fi」「Transient Happiness」といった得意とくいのダンスチューンでこころざしだんへの感謝かんしゃとどけた。

湘南乃風(撮影:釘野孝宏)

湘南しょうなん乃風(撮影さつえいくぎ孝宏たかひろ拡大かくだい

湘南乃風のライブの様子。(撮影:中野修也)

湘南しょうなん乃風のライブの様子ようす。(撮影さつえい中野なかの修也しゅうや拡大かくだい

YASSAI STAGEに登場とうじょうした湘南しょうなん乃風は「SHOW TIME」のヘビーなサウンドで幕開まくあけをかざる。かれらのあつ歌声うたごえにオーディエンスもタオルをかかげてこたえた。HAN-KUNの「今日きょう湘南しょうなん乃風と房総ぼうそうふうこうそうだ!」という言葉ことばつづいては「Joker」そして「黄金おうごんたましい」へ。HAN-KUNは「6ねんぶりにかえってくることができて、みんなとおなじくらいしあわせ」と「万博ばんぱく」での再会さいかいよろこぶ。「じゅん恋歌こいうた」で観客かんきゃく一体いったいかんたかめたあとは、若旦那わかだんなの「すべてのバッドマインドやネガティブなしんをぶっとばそう!」というメッセージを体現たいげんする「ふう時代じだい」へ。ラストの「睡蓮すいれんはな」のだいサビではこころざしだんやももクロ、そしてRIP SLYMEのメンバーたちもタオルをにステージへくわわり、4にんのパフォーマンスにはなえた。

Def Tech(撮影:青木カズロー)

Def Tech(撮影さつえい青木あおきカズロー)拡大かくだい

夕暮ゆうぐれの時間じかんたい海辺うみべ会場かいじょうにぴったりのさわやかなかぜとどけたのはDef Tech。「Surf Me To The Ocean」でおだやかなリズムをきざんだあとは、Shenがウクレレを、Microがギターをに「High on Life」をうたう。Mircoは「たのしめてるかい、みんな? Def Techがるとサンセットとともに天気てんきれちゃうわけです」と笑顔えがおせた。新曲しんきょく「2 Good 2 Be True」をとどけたあとは、「リアル『THE FIRST TAKE』です。1きょくいください」というきょく紹介しょうかいつづき、「THE FIRST TAKE」であらためて人気にんきはくした代表だいひょうきょく「My Way」をパフォーマンス。やわらかくも力強ちからづよ2人ふたり歌声うたごえ観客かんきゃくけていった。

HYDE(撮影:上山陽介)

HYDE(撮影さつえい上山うえやま陽介ようすけ拡大かくだい

HYDE(撮影:上山陽介)

HYDE(撮影さつえい上山うえやま陽介ようすけ拡大かくだい

ほぼ毎回まいかいこころざしだん万博ばんぱく」に出演しゅつえんしているHYDEはゴージャスな神輿しんよって登場とうじょうし、「LET IT OUT」「DEFEAT」の重厚じゅうこうなサウンドで会場かいじょう圧倒あっとう。「コロナまえちがってスペースがたもたれているじゃないですか。その場所ばしょきみらがコロナからった場所ばしょなんだぜ!」とオーディエンスにかってさけび、「MAD QUALIA」での狂乱きょうらんへとみちびいた。ミディアムチューン「THE ABYSS」で深遠しんえん世界せかいせたのち、HYDEは「『万博ばんぱく』とえばこころざしだんですが、もう1くみ立役者たてやくしゃが。さっき大好だいすきってわれてしまいましたけど」とももクロからせられたラブコールにこたえ「衝撃しょうげきてきなライブでしたね、どんなきょくでしたっけ」とつぶやき、ゆっくりと「ココ☆ナツ」をうたはじめた。さらにバンドメンバーの演奏えんそうくわわり、ヘヴィなロックアレンジでモノノフやそのほかの観客かんきゃくおどろかせた。この「こころざしだん万博ばんぱく」が2022ねんラストライブとなるHYDEは最後さいごに「MIDNIGHT CELEBRATION II」を熱唱ねっしょう。アグレッシヴなパフォーマンスで貫禄かんろくじゅうふんせつけた。

ROTTENGRAFFTY(撮影:釘野孝宏)

ROTTENGRAFFTY(撮影さつえいくぎ孝宏たかひろ拡大かくだい

2019ねんの「万博ばんぱくはつ出演しゅつえんはカラースーツにつつみ、角材かくざい房総ぼうそうんできた古都ことのドブネズミことROTTENGRAFFTY登場とうじょうまえあおりVTRで綾小路あやのこうじふたたかれらが角材かくざい持参じさんしてあらわれることを予測よそくし、「KAKUXILEがるから。油断ゆだんしないで」と観客かんきゃくびかける。たしてステージにあらわれたのは、“こころざしだん刑務所けいむしょ”から脱獄だつごくしてきたという、カラージャージに角材かくざいかついだロットンの面々めんめんだった。オチともえる登場とうじょう方法ほうほう観客かんきゃくわらわせつつ、メンバーはひとたびライブがはじまればライブバンドとしての本領ほんりょう発揮はっき。「D.A.N.C.E.」「ひび」「金色きんいろグラフティー」といった代表だいひょうきょく矢継やつばやたたみ、オーディエンスをおおいにおどらせる。最後さいごにNOBUYA(Vo)は、前回ぜんかい自分じぶんたちを連行れんこうした“こころざしだん警察けいさつ“がまりになかったことをけて、脱獄だつごく成功せいこう声高こわだかさけかいわらわしていた。

聖飢魔IIの黒ミサの様子。(撮影:青木カズロー)

せいかつえIIのくろミサの様子ようす。(撮影さつえい青木あおきカズロー)拡大かくだい

万博ばんぱく」2にちのトリをつとめるのは、2015ねんにも袖ケ浦そでがうら海浜かいひん公園こうえん降臨こうりんしたせいかつえII構成こうせいいん(バンドメンバー)が信者しんじゃきよしかつえIIファンの呼称こしょう)を爆音ばくおん圧倒あっとうするなか棺桶かんおけ粛々しゅくしゅく舞台ぶたいはこまれる演出えんしゅつくろミサ(ライブ)がまくけた。棺桶かんおけからゆっくりとあらわれたデーモンかく(Vo)は「フハハハハハ!」とたからかにわらうと、10まん59さいとはおもえないほど瑞々みずみずしくエネルギッシュな歌声うたごえ東京とうきょうわんかってひびかせ、構成こうせいいんは10まんアラかえにふさわしい超絶ちょうぜつ技巧ぎこうのプレイを次々つぎつぎ披露ひろう強烈きょうれつ存在そんざいかんをオーディエンスのみみきざけていく。

三点倒立をしながら歌う百田夏菜子(左から4人目)。(撮影:青木カズロー)

さんてん倒立とうりつをしながらうた百田ひゃくだなつ菜子さいこひだりから4にん)。(撮影さつえい青木あおきカズロー)拡大かくだい

「氣志團万博」2日目のフィナーレの様子。(撮影:中野修也)

こころざしだん万博ばんぱく」2にちのフィナーレの様子ようす。(撮影さつえい中野なかの修也しゅうや拡大かくだい

最新さいしんオリジナルだい教典きょうてん(アルバム)の収録しゅうろくきょく「LOVE LETTER FROM A DEAD END」と、40ねんまえつくられたという「JACK THE RIPPER」をつづけて披露ひろうするというはなわざをやってのけたのち、せいかつえIIはキラーチューン「ろう人形にんぎょうかん」を投下とうか。このきょくでは、こころざしだんならぬ「おにだん」、ももいろクローバーZならぬ「いろクローバーMAD」の“パートタイム悪魔あくま”たちが7ねんぶりに召喚しょうかんされ、にぎやかなムードに拍車はくしゃがかかる。トークちゅうにはしのかり姿すがた母方ははかた祖父そふ君津きみつ出身しゅっしんであることをかし、「吾輩わがはいからだなかにも房総ぼうそうながれているということだ」とほこらしそうにしたかく。ラストナンバーの「FIRE AFTER FIRE」のクライマックスでは綾小路あやのこうじにした松明たいまついきき、ド派手はでなパフォーマンスで観客かんきゃく圧倒あっとうした。スペクタクルなくろミサで“太陽たいよう潮風しおかぜくに”である袖ケ浦そでがうら海浜かいひん公園こうえん占拠せんきょしたせいかつえIIの面々めんめんは、“パートタイム悪魔あくま”たちとともに花道かどう先端せんたんへ。そしてコロナという疫病えきびょう破滅はめつさせるための花火はなびげ、ハイライトだらけの「万博ばんぱく」2にちをフィナーレにみちびいた。

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こころざしだん万博ばんぱく2022 ~房総ぼうそうたましい~」2022ねん9がつ18にち 袖ケ浦そでがうら海浜かいひん公園こうえん セットリスト

仙台せんだい貨物かもつ

01. 開運かいうんざんまい
02. 日本にっぽんでいちばんアツイなつ
03. MUKI MUKIさせてよ
04. 絶交ぜっこうもん
05. くさきょうふう

綾小路あやのこうじきみまろ

01. 漫談まんだん

ゴールデンボンバー

01. #CDがれないこんななかじゃ
02. トラウマキャバじょう
03. きしめてシュヴァルツ
04. デスメンタル
05. くびいた
06. かまってちょうだい///
07. 女々めめしくて

私立しりつ恵比寿えびす中学ちゅうがく

01. れたいエモーション!
02. ちちんぷい
03. 大人おとなはわかってくれない
04. 青春せいしゅんゾンビィィズ
05. HOT UP!!!
06. Family Complex

岡崎おかざき体育たいいく

01. MOSSAIさま鎮静ちんせい
02. Insane
03. R.S.P
04. フランスパンゲーム
05. Quick Report
06. なにをやってもあかんわ
07. XXL
08. The Abyss

GEZAN

01. 誅犬
02. replicant
03. AGEHA
04. Free Refugees
05. 東京とうきょう
06. Third Summer of love
07. DNA

RIP SLYME

01. 楽園らくえんベイベー(Remix)
02. Human Nature
03. サヨナラSunset feat. おかもとえみ
04. JUMP
05. JOINT
06. 熱帯夜ねったいや

ももいろクローバーZ

01. くぜっ!怪盗かいとう少女しょうじょ -ZZ ver.-
02. 労働ろうどう讃歌さんか
03. ココ☆ナツ -ZZ ver.-
04. えろ
05. 孤独こどくなかるBeatっ!
06. One Night Carnival

DOPING PANDA

01. YA YA
02. The Fire
03. Hi-Fi
04. beautiful survivor
05. Transient Happiness
06. MIRACLE

湘南しょうなん乃風

01. SHOW TIME
02. Joker
03. 黄金おうごんたましい
04. じゅん恋歌こいうた
05. ふう時代じだい
06. 睡蓮すいれんはな

HYDE

01. LET IT OUT
02. DEFEAT
03. MAD QUALIA
04. THE ABYSS
05. GLAMOROUS SKY
06. ココ☆ナツ
07. 6 or 9
08. MIDNIGHT CELEBRATION II

ROTTENGRAFFTY

01. ふだ
02. 夕映ゆうばアガレ
03. D.A.N.C.E.
04. THIS WORLD
05. ひび
06. 金色きんいろグラフティー

こころざしだんDef TechせいかつえIIのセットリストは非公開ひこうかい

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青木あおきカズロー @cazrowAoki

こころざしだん万博ばんぱく、2にち。 https://t.co/Q1iXm2lEzG

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