ネルソンズ青山あおやまが映画えいがの長ちょうゼリフ撮影さつえい回想かいそう、プレッシャー跳はねのけた演技えんぎを監督かんとく称賛しょうさん「プロですね」

昨日きのう6月がつ19日にち、映画えいが「お母かあさんが一緒いっしょ」の完成かんせい披露ひろう上映じょうえい会かいが都内とないで行おこなわれ、キャストのネルソンズ・青山あおやまフォふぉール勝るがち、江口えぐちのりこ、内田うちだ慈、古川ふるかわ琴こと音おん、監督かんとくの橋口はしぐち亮輔りょうすけが登壇とうだんした。

7月がつ12日にち（金かね）に公開こうかいされる「お母かあさんが一緒いっしょ」は、ペヤンヌマキの同名どうめい舞台ぶたいを脚色きゃくしょくし、ホームドラマチャンネル開局かいきょく25周年しゅうねん記念きねんオリジナルドラマとして製作せいさくした作品さくひんを映画えいが版ばんに再さい編集へんしゅうしたもの。親孝行おやこうこうのつもりで母親ははおやを温泉おんせん旅行りょこうに連つれてきた三さん姉妹しまいの姿すがたが描えがかれる。監督かんとくは橋口はしぐち亮輔りょうすけ。江口えぐちのりこが長女ちょうじょ・弥生やよい、内田うちだ慈が次女じじょ・愛美まなみ、古川ふるかわ琴こと音おんが三さん女じょ・清美きよみに扮ふんし、青山あおやまは清美きよみの彼氏かれし・タカヒロを演えんじた。

撮影さつえい中ちゅうの思おもい出でを聞きかれた青山あおやまは「最後さいごの長ちょうゼリフのシーンは1回かいも止とめずに撮とるのでけっこう緊張きんちょう感かんがあった。結局けっきょくミスなくできたんですけど、監督かんとくが『2回かい失敗しっぱいしたら、このシーンを撮とるのはやめよう』と思おもっていたことをあとから知しりました（笑）」と回想かいそう。橋口はしぐち監督かんとくは「そんな残酷ざんこくない方いかたしてた!?」と釈明しゃくめいしつつ、「あのシーンをやるために青山あおやまくんを選えらんだんです。自分じぶんの『恋人こいびとたち』という作品さくひんのDVDを渡わたして『これも最後さいごの長ちょうゼリフに5時間じかんかかったんだよ。ここを見みておいて』とお願ねがいしたら、後日ごじつ『僕ぼくにはできません』と言いわれました（笑）。生涯しょうがいNo.1の映画えいがが『アベンジャーズ』だという人ひとに、重おもい映画えいがを見みせてプレッシャーをかけてしまった。でもプロですね。一発いっぱつ目めのテストの時点じてんで素晴すばらしかった。私わたしも心臓しんぞうバクバクしてたんですけど、ジーンときて『青山あおやまやったぞ！』と思おもった。本当ほんとうに素晴すばらしくて、横よこにいた江口えぐちさんもジーンとしていた」と称賛しょうさんした。

本ほん作さくは出演しゅつえん者しゃたちの乱闘らんとうシーンも見みどころ。橋口はしぐち監督かんとくは「僕ぼくやスタッフが実演じつえんして『あとは青山あおやま、頼たのんだ』という感かんじ（笑）。青山あおやまくんはレスリングの日本にっぽん代表だいひょうになれるような人ひとなので、『琴きん音おんちゃんを守まもってくれ』と思おもっていました」と述のべ、青山あおやまは「内田うちださんの力ちからがけっこう強つよかった（笑）。上うえに乗のられても潰つぶれないように耐たえました」と撮影さつえいを振ふり返かえった。

橋口はしぐち監督かんとくは「出演しゅつえん者しゃ4人にんのチームワークが本当ほんとうによかった。気付きづいたら青山あおやまくんと琴きん音おんちゃんが足あしの指ゆびでジャンケンをしていて、『いつの間まにこんなに仲良なかよくなってたの!?』って思おもいました」と証言しょうげん。青山あおやまが「そんなに仲良なかよくなってました!? 自覚じかくがないかもしれない」と述のべると、江口えぐちは「何なにもないところで、この人間にんげんしかいないという状況じょうきょうで朝あさから晩ばんまでずっと一緒いっしょにいるとどうしたって仲良なかよくなるんですよね」と話はなしていた。