30日にち(月)げつ夜よる、氣き志こころざし團だんの綾小路あやのこうじ翔しょうがパーソナリティを務つとめる番組ばんぐみ『綾小路あやのこうじ翔しょうのオールナイトニッポンPremium』が放送ほうそうされ、ゲストの鬼おに龍りゅう院いん翔しょう（ゴールデンボンバー）と共ともに、音楽おんがく企画きかく『（勝手かってに）俺おれらのMUSIC AWARDS』で盛もり上あがった。

2人ふたりが勝手かってに決きめた賞しょうが次々つぎつぎと発表はっぴょうされていき、最後さいごに発表はっぴょうされたのは『ベストテーマソング賞しょう』。映画えいがやドラマの主題歌しゅだいかから思おもい出での1曲きょくをということで、2人ふたりが昔むかし見みていたドラマの主題歌しゅだいかの中なかから、特とくに印象いんしょう的てきな曲きょくを選えらんでいった。

かつて、ドラマにおける主題歌しゅだいかというのはとても重要じゅうようで、「あの映画えいがやあのドラマに合あう楽曲がっきょくはこういう曲きょくじゃなくちゃとか、映画えいがやドラマのストーリーとどれだけ絡からめるか、どれだけ印象いんしょう的てきな曲きょくにするかも重要じゅうようだった。」と語かたった綾小路あやのこうじ。そうした中なかで鬼おに龍りゅう院いんが、「この番組ばんぐみを聴きいている人ひとの6割わりは、この曲きょくを一番いちばんに思おもいついたと思おもいます。」と言いって挙あげたのは、1991年ねん放送ほうそうのドラマ『101回かい目めのプロポーズ』の主題歌しゅだいかとして大だいヒットしたCHAGE and ASKAの『SAY YES』だった。

リアルタイムではなく、あとからレンタルビデオで借かりてこのドラマを見みたという鬼おに龍りゅう院いんは、当時とうじのドラマによく見みられた“ドラマにおけるイントロの使つかい方かた”について語かたり始はじめた。

鬼おに龍りゅう院いん：このドラマを見みて、音楽おんがくの使つかい方かたって部分ぶぶんですごい興味深きょうみぶかくなったんですよ。

綾小路あやのこうじ：イントロのバ～ン♪ってやつね。

鬼おに龍りゅう院いん：僕ぼくが印象いんしょう的てきなのが、最終さいしゅう回かいだったかな？ウエディングドレス姿すがたで登場とうじょうするんですよ。

綾小路あやのこうじ：浅野あさの温子あつこさんがね。

鬼おに龍りゅう院いん：路上ろじょうをウエディングドレスで走はしってくるんですけど、その姿すがたが映うつったときに、『SAY YES』のイントロがバ～ン♪って鳴なるんですよ。むしろ笑わらっちゃうぐらいの衝撃しょうげきと感動かんどう。

綾小路あやのこうじ：確たしかに。

鬼おに龍りゅう院いん：ゴールデンボンバーってライブ中ちゅうに演劇えんげき挟はさむんですよ。それって、恋愛れんあいドラマのシナリオ書かいて、グッとくるセリフのときに曲きょくのイントロが始はじまるっていうのをやっていて。そういうのって全部ぜんぶ、こういったトレンディドラマからなんですよ。

綾小路あやのこうじ：なるほどね。

鬼おに龍りゅう院いん：イントロの大事だいじさ。

綾小路あやのこうじ：言いったらね、それこそ『東京とうきょうラブストーリー』の、小田おだ和正かずまさの『ラブ・ストーリーは突然とつぜんに』のチュクチュ～ン♪ってイントロから始はじまったりとか。あの頃ころはドラマの中なかで、お決きまりのシーンの中なかにドーンと入いれるのが、多分たぶん大事だいじだったと思おもうんだよね。

鬼おに龍りゅう院いん：そうなんですよ。結局けっきょく次つぎに繋つながるときに流ながしていいイントロ。イントロの大事だいじさ。恋こいに落おちる音おとみたいな。すごい勉強べんきょうになるんですよね。

かつての大だいヒット作さくを振ふり返かえりながら、イントロの大事だいじさについて改あらためて語かたった2人ふたり。中なかでもやはり『SAY YES』が一番いちばんだと、鬼おに龍りゅう院いんは思おもい出深でぶかい様子ようすで語かたった。

さらに番組ばんぐみでは、2000年ねん台だい初期しょきにレギュラー放送ほうそうしていた際さいの名物めいぶつコーナー『キャッチフレーズ・イメージダウン』も復活ふっかつ。綾小路あやのこうじが愛あいしてやまないBOOWYの名曲めいきょく『IMAGE DOWN』に載のせて送おくるこのコーナーは、有名人ゆうめいじんのイメージに沿そった新あたらしいキャッチフレーズを考かんがえて送おくってもらうコーナーとなっており、初回しょかいから多数たすうのネタが集あつまり番組ばんぐみを盛もり上あげた。