日本銀行にっぽんぎんこうは1日にち、第だい162回かい(2014年ねん9月がつ)全国ぜんこく企業きぎょう短期たんき経済けいざい観測かんそく調査ちょうさ(短観たんかん)の結果けっかを発表はっぴょうした。それによると、業況ぎょうきょう判断はんだん指数しすう(DI：景況けいきょう感かん「良よい」から「悪わるい」を引ひいた割合わりあい)は、大だい企業きぎょう製造せいぞう業ぎょうで前回ぜんかい(2014年ねん6月がつ調査ちょうさ)比ひ1ポイント上昇じょうしょうのプラス13となり、2期きぶりに改善かいぜんした。

一方いっぽう、大だい企業きぎょう非ひ製造せいぞう業ぎょうの業況ぎょうきょう判断はんだんDIは前回ぜんかい比ひ6ポイント低下ていかのプラス13となり、2期き連続れんぞくで悪化あっかした。

業況ぎょうきょう判断はんだんの選択肢せんたくし別べつ社しゃ数すう構成こうせい比ひ(出典しゅってん：日本銀行にっぽんぎんこうWebサイト)

中堅ちゅうけん企業きぎょうについて見みると、製造せいぞう業ぎょうの業況ぎょうきょう判断はんだんDIは前回ぜんかい比ひ3ポイント低下ていかのプラス5、非ひ製造せいぞう業ぎょうの業況ぎょうきょう判断はんだんDIは同どう3ポイント低下ていかのプラス7となった。

中小ちゅうしょう企業きぎょうについては、製造せいぞう業ぎょうの業況ぎょうきょう判断はんだんDIは前回ぜんかい比ひ2ポイント低下ていかのマイナス1、非ひ製造せいぞう業ぎょうの業況ぎょうきょう判断はんだんDIは同どう2ポイント低下ていかの0となった。

全ぜん規模きぼ全ぜん産業さんぎょうの業況ぎょうきょう判断はんだんDIは前回ぜんかい比ひ3ポイント低下ていかのプラス4となった。

3カ月かげつ後ごの先行さきゆき(2014年ねん12月の予測よそく)については、大だい企業きぎょう製造せいぞう業ぎょうが今回こんかいから横よこばいのプラス13、非ひ製造せいぞう業ぎょうが同どう1ポイント上昇じょうしょうのプラス14。中堅ちゅうけん企業きぎょう製造せいぞう業ぎょうは横よこばいのプラス5、非ひ製造せいぞう業ぎょうも同おなじく横よこばいのプラス7。中小ちゅうしょう企業きぎょう製造せいぞう業ぎょうは同どう1ポイント上昇じょうしょうの0、非ひ製造せいぞう業ぎょうは同どう1ポイント低下ていかのマイナス1となった。

全ぜん規模きぼ全ぜん産業さんぎょうの先行さきゆきは今回こんかいから横よこばいのプラス4となった。

今回こんかいの調査ちょうさ対象たいしょう企業きぎょうは1万まん369社しゃ(回答かいとう率りつ99.3%)。回答かいとう期間きかんは2014年ねん8月がつ27日にち～9月がつ30日にち。