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面接めんせつで失礼しつれいな態度たいどを取とられたという経験けいけん談だんが寄よせられた。愛媛えひめ県けんの40代だい後半こうはんの女性じょせい（医療いりょう・福祉ふくし・介護かいご／年収ねんしゅう400万まん円えん）は、「独身どくしんの頃ころ、都内とないの病院びょういんで看護かんご師しとして働はたらいていました」という。資格しかくも経験けいけんもあるのだから復職ふくしょくもトントン拍子とんとんびょうしかと思おもいきや、面接めんせつでひどいことを言いわれたらしい。（文ぶん：林はやし加奈かな）

女性じょせいは都内とないの病院びょういんで勤務きんむした後のち、地元じもとに戻もどり結婚けっこん。二人ふたりの子こどもも少すこし大おおきくなったのを機きに「しばらく現場げんばを離はなれていましたが、復職ふくしょくしようと近所きんじょのクリニックに応募おうぼ」したという。ところが

「履歴りれき書しょを書かき、面接めんせつ当日とうじつ。面接めんせつ官かんは医院いいん長ちょう先生せんせいとその奥様おくさまでした。久ひさしぶりの面接めんせつで緊張きんちょうしながら臨のぞみましたが、まず言いわれたのは『子こどもがいるんじゃ仕事しごとは無理むり』という耳みみを疑うたがうような言葉ことばでした」

子育こそだてとの両立りょうりつが難むずかしいのは確たしかにそうかもしれない。だからといって本人ほんにんの前まえで直接ちょくせつ言いう必要ひつようはないだろう。追おい打うちをかけるように、女性じょせいはこんなことも言いわれた。

「そして『都会とかいの看護かんご師ししてた人ひとはプライドが高たかいから…』と。大切たいせつな我わが子こを社会しゃかいのお荷物にもつ扱あつかいされ、自分じぶんのキャリアも理解りかいしてもらえない。久ひさしぶりにクリーニングに出だして準備じゅんびしたスーツ姿すがたの自分じぶんが、なんとも情なさけなくなりました」

と、自身じしんのキャリアまで否定ひていされた女性じょせい。「都会とかいの人ひとはプライドが高たかい」というのは、偏見へんけんではないだろうか。後日ごじつ、女性じょせいのもとに不ふ採用さいようの通知つうちが届とどいた。

「しかも何なにを哀あわれんだか、500円えんの図書としょカードがついていました。あまりに腹はらが立たち、採用さいようされなくて本当ほんとうに良よかったと思おもいました」

図書としょカードは交通こうつう費ひの代かわりといった意味合いみあいがあったのだろうか。しかし女性じょせいは素直すなおに受うけ取とれなかった。「届とどいた図書としょカードは、とても使つかう気きにならなかったので地域ちいきのボランティア団体だんたいに寄付きふし、有効ゆうこう活用かつようしていただきました」と、回答かいとうを締しめくくっていた。

※キャリコネニュースではアンケート「ムカついた面接めんせつ」を実施じっししています。回答かいとうはこちらから　https://questant.jp/q/6YW7APDF