FB、インスタによる接触せっしょくが最多さいた　投資とうし詐欺さぎ、著名ちょめい人じん詐称さしょう例れいも

　被害ひがいが急増きゅうぞうしているSNSを通つうじた投資とうし詐欺さぎで、最初さいしょの接触せっしょくに使つかわれたSNSは、男性だんせい被害ひがい者しゃはフェイスブック、女性じょせい被害ひがい者しゃはインスタグラムが最もっとも多おおかったことが7日にち、警察庁けいさつちょうのまとめで分わかった。LINEとマッチングアプリを合あわせると、全体ぜんたいの4分ぶんの3を占しめた。

　警察庁けいさつちょうは注意ちゅういを呼よびかけるとともに、各かくSNS運営うんえい事業じぎょう者しゃへの協力きょうりょく要請ようせいを強化きょうかし、犯行はんこうに使つかわれたアカウントの照会しょうかいなどを求もとめていく方針ほうしん。また、接触せっしょく時じに犯人はんにん側がわは投資とうし家かを名乗なのることが多おおく、経済けいざい学者がくしゃなどの著名ちょめい人じんを詐称さしょうする事例じれいもみられた。

　接触せっしょくに使つかわれたSNSを被害ひがい男女だんじょ別べつにみると、男性だんせいの1292件けんのうち、フェイスブックが285件けん（22.1％）、ラインが273件けん（21.1％）、インスタグラムが231件けん（17.9％）と続つづいた。女性じょせいでは979件けんのうち、インスタグラムが308件けん（31.5％）、ライン188件けん（19.2％）、マッチングアプリ138件けん（14.1％）が多おおかった。