パ・リーグ受賞選手
投手部門
- R.マルティネス 投手 (中日ドラゴンズ)【初受賞】
- [成績] 12試合 0勝0敗8セーブ 投球回12 防御率0.00 奪三振10 自責点0
投手部門は、中日ドラゴンズ・R.マルティネス投手が来日8年目で初受賞。
マルティネス投手は、12試合に登板し、被安打5、与四死球0、防御率0.00と圧巻の内容でリーグトップの8セーブを記録。4月3日・読売2回戦で今季初セーブを記録すると、13日・阪神2回戦から28日・広島東洋5回戦までの5試合の登板では、一人の走者も許さない完璧な投球を披露。中日球団歴代2位の通算セーブ数を誇る絶対的守護神が登板した試合では、チームは負けなしと最終回のマウンドに立ちはだかり、一時は首位に立ったチームの勝利に貢献した。
投手部門での中日からの受賞は、22年9、10月度受賞の小笠原慎之介投手以来。
打者部門
- D.サンタナ 外野手 (東京ヤクルトスワローズ)【初受賞】
- [成績] 26試合 打率.348 安打32 本塁打2 打点16 盗塁1
打者部門は、東京ヤクルトスワローズ・D.サンタナ選手が来日4年目で初受賞。
サンタナ選手は、リーグトップの打率.348、リーグ2位の32安打、リーグ2位タイの16打点を記録。来日以来3年連続で二桁本塁打を記録しているチームの中軸は、11度の殊勲打、リーグトップの得点圏打率.476を記録するなど、ここ一番の打席で力を発揮。4月25日・広島東洋4回戦では、8-8の同点で迎えた9回裏に劇的なサヨナラ本塁打を放ち、チームに今季初のサヨナラ勝利をもたらした。30日・読売4回戦では、1点ビハインドの7回表、逆転の2点適時打を放ちチームの勝利に貢献。チーム打撃成績で打率、得点、本塁打がリーグトップを記録している打撃陣をけん引する活躍を見せた。
打者部門での東京ヤクルトからの受賞は、22年8月度受賞の村上宗隆選手以来。
外国人選手の投打同時受賞は18年8月度のG.フランスア投手(広島東洋)、D.ビシエド選手(中日)以来。