回路上で「ショート」時は抵抗が激減して過電流が流れることは理解できるのですが、電気系機器などの説明で「過負荷時に過電流が流れる」との記述をよく見かけますが、この仕組みが分かりません。供給電源(V)が一定であれば、負荷(R)が増加すれば（過負荷となれば）、I = V / R の公式が示す通り、むしろ電流(I)が減り、機器の動作は停止に向かうと思います。この、単純初歩的な質問にどなたか回答・解説（仕組み）お願いいたします。

>供給電源(V)が一定であれば、負荷(R)が増加すれば（過負荷となれば） >、I = V / R の公式が示す通り、 >むしろ電流(I)が減り、機器の動作は停止に向かうと思います。負荷というのは「仕事の量」であって抵抗値のことではないのです。負荷が増えるというのは電源からの供給電力が増えるということ。負荷が消費する電力が増えること。負荷が抵抗器なら、並列接続などで抵抗値が減り電流が増えること。負荷がDCモーターなら、回しづらいものをモーターに繋げるとモーターの回転数が落ち、モーターコイルの誘導逆起電力が減り、その分電流が増えること。

単純初歩的な質問ではありませんよ。とても説明は難しいです。質問者様はモーターコイルの抵抗を計測した事ありますか？実はテスターでモーターコイルの抵抗を計測すると、とても抵抗は少ないです。それはコイルの抵抗とは電線の抵抗であり、磁極の抵抗計測まではできないからです。例えば同じ長さの電線をコイルとして巻いた場合、巻数が異なっていたとしてもテスターでの抵抗値は同じという事です。もちろん巻数が異なりますから、同じ電圧の電気を流せば巻数の多い方が磁力が強く電流も多く流れます。なのでI=V/Rの公式に電圧と抵抗を入れると電流値は当てはまらないんです。ザックリ言うと、モーターは可変型の抵抗という事です。交流の場合、モーターの固定子で周波数の数だけプラスとマイナスが入れ替わります。回転子も同じく周波数の数だけプラスとマイナスが入れ替わります。しかし、負荷により回転子の回転速度は変わりますから固定子と回転子で磁極の距離にズレが生まれます。このズレの分だけ、発生する磁力に差が出ます。その差が電流値としてあらわれるんです。もっと詳しく知るには、周波数や誘導電動機の仕組み、逆起電力などを詳しく勉強する必要があります。

仮に、電源回路、3端子は出力電圧を一定に保つものです。 3端子の入力と出力電圧の差×電流は3端子の負荷ですから、負荷の電流が増えれば3端子は加熱・過負荷となります。モーターであっても、空回りと抵抗が増えた場合、モーターは回ろうとしますのでコイルに大きな電流が流れ過負荷に。空回りの電流は殆ど0。自転車でも平坦な道と坂道、考えて下さい。

＞負荷(R)が増加すれば（過負荷となれば… これがそもそも間違い。負荷が大きくなれば、抵抗(R)は小さくなり電流が増えます。 40W の白熱電球の抵抗値は約 250オーム、 100W の白熱電球の抵抗値は約 100オーム、 40W の白熱電球と100W の白熱電球とでは、100W のほうが負荷としては大きいと電気の世界では言います。

誤：供給電源(V)が一定であれば、負荷(R)が増加すれば（過負荷となれば正：供給電源(V)が一定であれば、負荷(R)が減少すれば（過負荷となればですよ。

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「過か負荷ふか」時じの過か電流でんりゅうについて（電気でんき系けいの初歩しょほ的てきな質問しつもんです）

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質問しつもん者しゃ：take913
質問しつもん日時にちじ：2021/09/15 21:28
回答かいとう数すう：5件けん

回路かいろ上じょうで「ショート」時じは抵抗ていこうが激減げきげんして過か電流でんりゅうが流ながれることは理解りかいできるのですが、

電気でんき系けい機器ききなどの説明せつめいで「過か負荷ふか時じに過か電流でんりゅうが流ながれる」との記述きじゅつをよく見みかけますが、
この仕組しくみが分わかりません。
　　供給きょうきゅう電源でんげん(V)が一定いっていであれば、負荷ふか(R)が増加ぞうかすれば（過か負荷ふかとなれば）、I = V / R の公式こうしきが
　　示しめす通とおり、むしろ電流でんりゅう(I)が減へり、機器ききの動作どうさは停止ていしに向むかうと思おもいます。

この、単純たんじゅん初歩しょほ的てきな質問しつもんにどなたか回答かいとう・解説かいせつ（仕組しくみ）お願ねがいいたします。

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回答かいとう (5件けん)

No.3ベストアンサー

回答かいとう者しゃ： tknakamuri
回答かいとう日時にちじ：2021/09/16 10:05

>供給きょうきゅう電源でんげん(V)が一定いっていであれば、負荷ふか(R)が増加ぞうかすれば（過か負荷ふかとなれば）

>、I = V / R の公式こうしきが示しめす通とおり、
>むしろ電流でんりゅう(I)が減へり、機器ききの動作どうさは停止ていしに向むかうと思おもいます。

負荷ふかというのは「仕事しごとの量りょう」であって抵抗ていこう値ちのことではないのです。

負荷ふかが増ふえるというのは電源でんげんからの供給きょうきゅう電力でんりょくが増ふえるということ。
負荷ふかが消費しょうひする電力でんりょくが増ふえること。

負荷ふかが抵抗ていこう器きなら、並列へいれつ接続せつぞくなどで抵抗ていこう値ちが減へり電流でんりゅうが増ふえること。

負荷ふかがDCモーターなら、回まわしづらいものをモーターに繋つなげると
モーターの回転かいてん数すうが落おち、モーターコイルの誘導ゆうどう逆ぎゃく起電きでん力りょくが減へり、
その分ぶん電流でんりゅうが増ふえること。

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この回答かいとうへのお礼れい

負荷ふか＝抵抗ていこう値ちと思おもい込こんでいました。負荷ふかが増ふえる＝「仕事しごとの量りょう」（負荷ふかが消費しょうひする電力でんりょく）が増ふえるということなのですね。
ありがとうございました。

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お礼れい日時にちじ：2021/09/23 22:52

No.5

回答かいとう者しゃ：し水みず
回答かいとう日時にちじ：2021/09/16 21:53

単純たんじゅん初歩しょほ的てきな質問しつもんではありませんよ。

とても説明せつめいは難むずかしいです。
質問しつもん者しゃ様さまはモーターコイルの抵抗ていこうを計測けいそくした事ことありますか？
実じつはテスターでモーターコイルの抵抗ていこうを計測けいそくすると、とても抵抗ていこうは少すくないです。
それはコイルの抵抗ていこうとは電線でんせんの抵抗ていこうであり、磁極じきょくの抵抗ていこう計測けいそくまではできないからです。
例たとえば同おなじ長ながさの電線でんせんをコイルとして巻まいた場合ばあい、巻数かんすうが異ことなっていたとしてもテスターでの抵抗ていこう値ちは同おなじという事ことです。
もちろん巻数かんすうが異ことなりますから、同おなじ電圧でんあつの電気でんきを流ながせば巻数かんすうの多おおい方ほうが磁力じりょくが強つよく電流でんりゅうも多おおく流ながれます。
なのでI=V/Rの公式こうしきに電圧でんあつと抵抗ていこうを入いれると電流でんりゅう値ちは当あてはまらないんです。
ザックリ言いうと、モーターは可変かへん型がたの抵抗ていこうという事ことです。
交流こうりゅうの場合ばあい、モーターの固定こてい子こで周波数しゅうはすうの数かずだけプラスとマイナスが入いれ替かわります。
回転子かいてんしも同おなじく周波数しゅうはすうの数かずだけプラスとマイナスが入いれ替かわります。
しかし、負荷ふかにより回転子かいてんしの回転かいてん速度そくどは変かわりますから　固定こてい子こと回転子かいてんしで磁極じきょくの距離きょりにズレが生うまれます。
このズレの分ぶんだけ、発生はっせいする磁力じりょくに差さが出でます。
その差さが電流でんりゅう値ちとしてあらわれるんです。

もっと詳くわしく知しるには、周波数しゅうはすうや誘導ゆうどう電動でんどう機きの仕組しくみ、逆ぎゃく起電きでん力りょくなどを詳くわしく勉強べんきょうする必要ひつようがあります。

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この回答かいとうへのお礼れい

回答かいとうありがとうございました。
ご説明せつめいが私わたしには中なか々難むずかしく、知識ちしき不足ふそくを痛感つうかんしています。

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お礼れい日時にちじ：2021/09/23 23:49

No.4

回答かいとう者しゃ： _o-o_
回答かいとう日時にちじ：2021/09/16 12:38

仮かりに、電源でんげん回路かいろ、3端子たんしは出力しゅつりょく電圧でんあつを一定いっていに保たもつものです。

3端子たんしの入力にゅうりょくと出力しゅつりょく電圧でんあつの差さ×電流でんりゅうは3端子たんしの負荷ふかですから、負荷ふかの電流でんりゅうが増ふえれば3端子たんしは加熱かねつ・過か負荷ふかとなります。

モーターであっても、空回からまわりと抵抗ていこうが増ふえた場合ばあい、モーターは回めぐろうとしますのでコイルに大おおきな電流でんりゅうが流ながれ過か負荷ふかに。
空回からまわりの電流でんりゅうは殆ほとんど0。

自転車じてんしゃでも平坦へいたんな道みちと坂道さかみち、考かんがえて下ください。

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この回答かいとうへのお礼れい

回答かいとうありがとうございました。

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お礼れい日時にちじ：2021/09/23 23:45

No.2

回答かいとう者しゃ： mukaiyam
回答かいとう日時にちじ：2021/09/15 21:55

＞負荷ふか(R)が増加ぞうかすれば（過か負荷ふかとなれば…

これがそもそも間あいだ違ちがい。
負荷ふかが大おおきくなれば、抵抗ていこう(R)は小ちいさくなり電流でんりゅうが増ふえます。

40W の白熱はくねつ電球でんきゅうの抵抗ていこう値ちは約やく 250オーム、
100W の白熱はくねつ電球でんきゅうの抵抗ていこう値ちは約やく 100オーム、

40W の白熱はくねつ電球でんきゅうと100W の白熱はくねつ電球でんきゅうとでは、100W のほうが負荷ふかとしては大おおきいと電気でんきの世界せかいでは言いいます。