英国えいこく英語えいご話者わしゃにとっての　round と　around の違ちがい

こんにちは！

イギリス英語えいご話者わしゃにとっての使つかい分わけといっても、様々さまざまな用例ようれいでどちらが好このまれるかということだと、個々ここの事例じれいで、別べつの話はなしになるでしょうし、非常ひじょうに日本人にっぽんじんにはわかりにくいでしょう。

Merriam-Webster's Dictionary of English Usage の記述きじゅつ（アメリカ・サイドからの見解けんかい）では、

（１）大雑把おおざっぱな傾向けいこうとして、around はアメリカ英語えいごで好このまれ、roundはイギリス英語えいごで好このまれる。

（２）イギリス英語えいごにaroundは1600年ねん以前いぜんはなかった。

（３）しかし（１）は、傾向けいこうであって、roundもaroundも、米べい英えいとも、どちらも使つかう言葉ことばである。

（４）「およそ」の意味いみの around や、「世慣よなれた」のhave been aroundというアメリカ起源きげんの用法ようほうがイギリスである程度ていど用もちいられるようになっている。

（５）イギリスで好このまれる用法ようほうがアメリカで使つかわれたり、その逆ぎゃくも、現実げんじつに認みとめられる。

ということです。雲くもをつかむような話はなしですが、イギリスの言語げんご学者がくしゃに聞きいても、霞かすみをつかむくらいにしかならない可能かのう性せいもあります。

roundもaroundもいろいろな意味いみを持もっている言葉ことばですが、

１０年ねん以上いじょう前まえ、私わたしが英国えいこく人じんの教師きょうしから聞きいた話はなしでは、
roundは動的どうてきなイメージでaroundは静的せいてきなイメージ
英国えいこくの交差点こうさてんRoundaboutのような自動車じどうしゃがくるくる回まわっているとround。
ただ、現在げんざいではそうした区別くべつは無なくなっている同おなじ意味いみで使つかっていると教おそわりました。