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箱根はこねドールハウス美術館びじゅつかん  企画きかく展てん 《ミクロコスモス～箱ばこの中なかの小ちいさなお部屋へや～》  

【会期かいき】2024年ねん10月がつ12日にち（土ど）～2025年ねん4月がつ21日にち（月つき）

※ 火曜かよう定休ていきゅう日び（祝日しゅくじつは営業えいぎょう） 【時間じかん】11〜3月：10:00〜17:00 / 4〜10月：10:00〜17:30（最終さいしゅう入館にゅうかん各かく30分ふん前まえ）

アッサンブラージュが織おりなすミクロコスモス（小宇宙しょううちゅう）の世界せかいを表現ひょうげん

日本にっぽんでも昨今さっこんブームとなっているミニチュアの世界せかいやドールハウスでは、その精巧せいこうさを追求ついきゅうしたり、よりリアルな日常にちじょうの生活せいかつ風景ふうけいを再現さいげんしたり、はたまた空想くうそうの世界せかいを作つくり上あげたり、あらゆる表現ひょうげん方法ほうほうが追求ついきゅうされています。今回こんかい《はこにわ/箱根はこねドールハウス美術館びじゅつかん》では、ミニチュア・ドールハウスの新あたらしい表現ひょうげんのあり方かたを展開てんかい。RIO UMEZAWAによる、Assemblage（アッサンブラージュ）という手法しゅほうで築きずかれた箱はこの中なかの芸術げいじゅつを展観てんかんします。

▲ Le lieu du commencement（始はじまりの場所ばしょ） ～映画えいが監督かんとくのアトリエ～

アッサンブラージュとは、仏語ふつごで「寄よせ集あつめ」「組くみ（継つぎ）合あわせること」を意味いみします。この手法しゅほうは1950 年代ねんだいにフランスのジャン・デュビュッフェによって、それまでのキュビスムやダダイスムの作家さっかたちが多用たようしていたコラージュ（あらゆるメディア・要素ようそを貼はり合あわせたもの）の手法しゅほうと区別くべつするために、用もちいられました。植物しょくぶつや日にち用品ようひんなどを画面がめんに貼はり付づけ、現実げんじつの自然しぜんに意識いしきを置おいた作品さくひんは見みる者ものを異い空間くうかんに誘さそいます。

▲ チューリップ熱ねつ～アムステルダムの取引とりひき所しょ～

今回こんかい展示てんじする作品さくひんには、画家がかでもある RIO UMEZAWA の小ちいさな作品さくひん（タブロー、版画はんがなど）と自身じしんが買かい集あつめたフレンチアンティークが組くみ合あわさっており、全すべての箱はこは家具かぐ屋やへ依頼いらいしエイジング加工かこうを施ほどこしたオリジナル。アメリカの（芸術げいじゅつ高校こうこう）美術びじゅつ大学だいがくで学まなび、フランス、シンガポール、香港ほんこんなど、世界せかいでも活躍かつやくする同氏どうしが目めにしてきた、日常にちじょうを取とり巻まく品々しなじなを小ちいさな箱はこの世界せかいに具現ぐげん化かした作品さくひん（光景こうけい）は、限定げんてい的てきであると同時どうじに、小ちいさなミクロコスモス（小宇宙しょううちゅう）のように、私わたしたちの意識いしきを広ひろげてくれることでしょう。

RIO UMEZAWA プロフィール

3歳さいより地元じもと三重みえ県けんの画家がか・大浦おおうら峰ほう郎ろう氏しのもとで水彩すいさい画が、工作こうさく、油彩ゆさいを学まなび次第しだいに画家がかを志こころざす。1989年ねん、本格ほんかく的てきに絵画かいがを学まなぶ為ため、中学ちゅうがく卒業そつぎょう後ご15 歳さいで単身たんしん渡米とべい。アメリカの芸術げいじゅつ高校こうこう、美術びじゅつ大学だいがくを経へて帰国きこく。1998 年ねん、音楽おんがく、映画えいが好すきが高こうじ、ラジオDJ としてデビュー。関西かんさいを中心ちゅうしんに名古屋なごや、全国ぜんこくネットなどのレギュラー番組ばんぐみを担当たんとう。現在げんざいも東京とうきょうでラジオDJ、MC、ナレーター、朗読ろうどく家かとしても活動かつどうを続つづけている。2000 年ねんより関西かんさいで作品さくひんの展示てんじを始はじめ、2014 年ねんには関西かんさいから東京とうきょうへ拠点きょてんを移うつし同年どうねん「N.Y.インターナショナルアートフェスティバル」ファイナリストとして選出せんしゅつアメリカNY チェルシーのギャラリーにて展示てんじ。

東京とうきょう都内とないを中心ちゅうしんに国内こくないでの個展こてん、グループ展てんなどをはじめ、フランス・パリでの企画きかく展てんに出展しゅってん。シンガポール、韓国かんこく、台湾たいわん、香港ほんこんなどのアートフェアなどにも毎年まいとし出展しゅってんを続つづける。その他た、アパレルブランドとのコラボレーションやCD ジャケットなど幅広はばひろい商品しょうひんデザインにも起用きようされデザインの分野ぶんやでも活動かつどうしている。2023 年ねんよりオンラインアートレッスンを開講かいこう。2024 年ねん4 月がつ、神保じんぼう町まちにアート＆カルチャーサロンPlace of Artrio（アトリオ）を友人ゆうじんとオープン。子供こどもから大人おとなまで幅広はばひろくアートレッスンを行おこなっている。公式こうしきウェブサイト

会場かいじょう：箱根はこねドールハウス美術館びじゅつかん（ミュージアムパークはこにわ内ない）

• 〒250-0523 神奈川かながわ県けん足柄下あしがらしも郡ぐん箱根はこね町まち芦之湯あしのゆ84-55
• 電話でんわ　0460-85-1321／0460-85-1322(FAX)
• 電車でんしゃ・バス：【小田原おだわら駅えき】・【箱根湯本はこねゆもと駅えき】より元箱根もとはこね行いきバス【芦あしノ湯ゆ】下車げしゃ前まえ
• 自動車じどうしゃ：【東名とうめい厚木あつぎIC】より小田原おだわら厚木あつぎ道路どうろ〜国道こくどう1号ごうあるいは箱根はこね新道しんどう経由けいゆ【芦ノ湖あしのこ大観たいかんIC】、 又または【東名とうめい御殿場ごてんばIC】〜仙石原せんごくはら経由けいゆ　※芦ノ湖あしのこまで車くるまで5分ふん
• 駐車ちゅうしゃ場じょう45台だい（大型おおがたバス可か）※施設しせつ利用りよう者しゃのみ無料むりょう

詳くわしい地図ちずはこちら

入館にゅうかん料りょう：大人おとな：¥ 1,800／学生がくせい（中高なかだか大だい）：¥ 1,500／小人こども（小学生しょうがくせい）：¥ 1,200／未み就学しゅうがく児じ無料むりょう
主催しゅさい：箱根はこねドールハウス美術館びじゅつかん／企画きかく・制作せいさく：株式会社かぶしきがいしゃピエロタ／協力きょうりょく：牧神ぼくしん画廊がろう

《Microcosme –Little room in a box by RIO UMEZAWA》/ Dollhouse Exhibition (Permanent) 

Oct.12 (Sat) 2024 – Apr.21 (Mon), 2025 *Closed on Tuesdays (open on national holidays) 

Hours (Last entry 30 min. before closing)  Nov – Mar: 10:00-17:00 / Apr – Oct : 10:00-17:30 

RIO UMEZAWA Biography

In 1974, RIO was born in the city of Tsu in Mie Prefecture. With her father’s love for art, she started studying painting and handicraft from the local artist, Minerou Oura at the age of three. This experience made her aspire to become an artist someday.

After graduating from middle school in 1989, RIO relocated to the United Sates to attend art high school and college. However, upon her return to Japan soon after her college graduation, her talent with voice work was discovered and she made a sudden debut as a radio DJ.

In 1998, after few auditions and with her love of music, RIO became a voice of FM Osaka, ZIP-FM (Nagoya) and nationwide radio network JFN. Since then, her schedule kept getting busier and busier with more TV appearances, event MC slots and various narration works. As her voice job became more successful, the time left to hold her paint brushes became less. She was only able to hold an exhibit every few years which definitely wasn’t enough.

RIO had to a decision to make. Will it be her childhood dream of becoming an artist or a career as a successful DJ? After many sleepless nights, as she entered her 40’s in 2014, she went all in for the artist career and left her radio programs to relocate to Tokyo.

Since then, RIO’s colorful and delicate works have been recognized around the world, including the finalist exhibit at International Art Festival in New York. Today, RIO UMEZAWA continues to hold numerous solo exhibits while participating at various art festivals and group exhibits all over the world.

  Admission : Adults ¥ 1,800 / Students (junior high school, high school and university) ¥ 1,500 / Children (elementary school students) ¥ 1,200 / Preschool children free

Opening Hours:  10:00am – 5:30pm (Last entry 30 min. before) From November to March until 5:00pm Museum is closed on:  Closed on Tuesday (except Holidays) Open every day in August Admission:  Adult: 1,800 yen Free for up to two guests staying at “Hako Villa”   Student (junior high school and up): 1,500 yen  Group (party of 15 and over): 300yen off   Children (Elementary school): 1,200 yen Handicapped person (and a care provider): 50% off   Children under elementary school age is free JAF member: 200yen off  Address:  84-55 Ashinoyu, Hakone-machi, Ashigara-Shimo-gun, Kanagawa, Japan Postal Code: 250-0523  Contact:  0460-85-1321（tel） dollhouse@pierota.co.jp（email） Driving Directions

• By train/bus: From JR Odawara station or Hakone Yumoto Station, take a bus bound for Motohakone, and get off at Ashinoyu. The bus stops in front of the museum.
• By car: Get off Tomei Expressway at Tomei-Atsugi IC(exit) to get on Odawara-Atsugi Road – Route 1, or via Hakone-Shindo to Ashinoko-Daikan IC(exit) or via Tomei-Gotemba IC(exit) – Sengokubara to Ashinoko, 5-minute driving.
• Parking Capacity: 45 (large buses available)