MSさん (女性20代)
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顔レビ
MSさんのレビュー一覧
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小中大豆 / 笠井あゆみ
【このレビューはネタバレを含みます】(
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上巻は正直読んでてきつかったです。恋愛要素はないし、救いもないし、友人が死ぬ度にひたすらループする世界で精神的にどんどん追い詰められていく主役の二人の絶望感だけが伝わってきて気分が落ちました。上巻ではこの主役の二人の性格がどちらも好きになれず、もう諦めて楽になっちゃえよと思いながら読んでましたが、追い詰められすぎて別の方向に振り切った海路が花束の代わりに飛んだところで「お?」と思い、そこからの展開は本当に面白かったです。光一が死を回避した時点であっさり解決して終わるのかと思いきや、わりと終盤まで目が離せない展開が続き、最後は主役の二人がお互いを救いあう納得のエンディングでした。BLとしても良かったけど、純粋に小説として最高に面白いと思います。小中先生、やっぱりすごい。
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頼長
【このレビューはネタバレを含みます】(
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1巻の天木×春のカップルの話が好きでした。天木の天才だけど人としてちょっと欠けてる部分を、包容力抜群のハルがでっかい愛で埋めていく感じがとても良かったです。お菓子ばかり食べてるピンク頭の31才児って超かわいいです。髪型もツボでした。
問題は2~3巻で、春の元カレに主人公がシフトして、倫理観がぶっ壊れた3人の狂気的な人間模様をただひたすら見せられて困惑。最後どう着地するんだろうとハラハラしながら読みましたが、陽介が玉森の下で必死に生き残ろうと藻掻く常識人に見えて実は一番頭おかしいことに気づき、東間は論外として、玉森の方がまだまともと言うか、この状況を受け入れて二人とも愛せる陽介やばい。狂気的な3Pが好きという猛者の方にはたまらないでしょうが、私は普通に陽介と玉森で完結して欲しかったです。天木と春も含めて登場人物全員どこかおかしいし、こんな男ばかりの閉鎖空間で最高権力者としてやりたい放題に君臨してたらそうなっちゃうよね、という世界観でした。設定は練られていて素晴らしいし、面白い作品でしたが、私には1巻だけで十分でした。1巻だけなら★5です。
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しっけ
BLは
絵柄が
可愛ければだいたいの
受けは
許容範囲で、
攻めが
好きになれるかどうかで
評価を
決めるのですが、
今作は
受けがめちゃくちゃツボでした。
今までタチだったことが
信じられないくらいネコ(
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BLは絵柄が可愛ければだいたいの受けは許容範囲で、攻めが好きになれるかどうかで評価を決めるのですが、今作は受けがめちゃくちゃツボでした。今までタチだったことが信じられないくらいネコの素質に溢れちゃってて、こんなに攻めに一途に寄り添う恋愛をする子だとは思いませんでした。ただひたすら可愛い。この作者様の描くエロは構図が素晴らしくエロいですし、美人な攻めが愛ある縛りプレイしたりドSだったりわりとアグレッシブで最高でした。抱っこして受けを持ち上げたり、おんぶしてベッドに運んだり、くっついて腕枕で寝てる姿とか体格差に悶えるし、エロ以外の些細な触れ合いも恋人らしくてとても良かった。1巻も良かったけど2巻でさらに好きになりました。超おすすめです。
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大麦こあら
BLはどんなに
絶賛されてても、ストーリーが
神だと
言われても、
絵が
好みじゃないと
絶対手に
取らない
人間なのですが、こちらは
絵もストーリーも
満点以上をつけたい
作品です。1
冊の
中に
私が
求め(
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BLはどんなに絶賛されてても、ストーリーが神だと言われても、絵が好みじゃないと絶対手に取らない人間なのですが、こちらは絵もストーリーも満点以上をつけたい作品です。1冊の中に私が求める全てが詰まってました。今さら私なんかがレビューしなくても高評価が軒並み並んでいますが、どうしても書かずにはいられない。近年稀に見る素晴らしいBLです!!読み終わった直後にもう一度読み返しました。はー、マジで理想的です。みんな読んでください。
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東由宇 / 花煉
【このレビューはネタバレを含みます】(
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主人公がどういうスタンスでいたいのかがよく分からなかった。攻略対象に関わりたくない、乙女ゲームのシナリオに巻き込まれたくない、悪役令嬢になりたくないと、飛び級制度を利用して卒業資格まで取ったのに、叔父の医療助手として学園に入った直後から攻略対象と関わりまくってて何がしたいのか意味不明。向こうから来るからしょうがないんだろうけど、本当に嫌なら冷たい態度で追い返すくらいするだろうし、主人公はむしろお茶出したり、ケーキ出したり、相談に乗ったり、むしろめっちゃ歓迎してるように見えて何だかなぁ・・・と。ヒロインと攻略対象を応援したいのか、ただの傍観者でい続けたいのか、王子とくっ付きたいのか、主人公の立ち位置が謎でモヤモヤ。
あと主人公に強引にグイグイ迫る感じの王子が苦手でした。忙しい時にやたら医務室に押しかけてきてはっきり言って邪魔だし、婚約者でもないのに距離が近い+独占欲がチラチラしてうざいし、正直この王子はヒロインに攻略されればいいのにと思いました。主人公の前世のトラウマもグダグダしすぎで展開が遅いので低評価になりました。
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冬未さと
【このレビューはネタバレを含みます】(
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現代ヤクザがタイムスリップして森蘭丸になるお話です。タイムスリップ系の話ってなぜか歴史にやたら詳しい人間が主人公で、この先に起こることを事細かに知ってて、歴史を変えることを躊躇したり葛藤したりすると思うのですが、このお話の主人公は「いち?だれ?」のレベルで歴史を知らないので面白いです。中身がヤクザなので命の取り合いには慣れてるし、度胸もあるし、人情もある。おまけにツンデレ美少年で最高です。主人公の他にもタイムスリップした人間がいるようで、今後敵になるのか味方になるのか、話の続きがとても気になります。
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犬居葉菜
絵がめっちゃ
上手いです。
美麗とかそういうのではなく、
漫画として
上手いというか、キャラがちゃんと
動いて
生き
生きとしていてすごく
力量のある
作家さんだなと
思いました。
話の
内容も
面白いし、(
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絵がめっちゃ上手いです。美麗とかそういうのではなく、漫画として上手いというか、キャラがちゃんと動いて生き生きとしていてすごく力量のある作家さんだなと思いました。話の内容も面白いし、BLとして手に取りましたがむしろこの作家さんの描いた少年漫画が読みたいと思いました。BLとしては恋愛というより家族愛寄りでしたが、最後まで楽しく読めました。おすすめです。
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晴田巡 / 荒瀬ヤヒロ
【このレビューはネタバレを含みます】(
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これで二コルがケイオスを捨てて次の婚約者が見つかるまでおひとり様を満喫する話だったら★5でした。ケイオスと王女が悪質すぎて、最後の方で手のひら返したみたいにニコルに懺悔してるのを見て本当にイラついた。今まで散々ニコルとのデートやお茶に面倒くさそうだったのに、いざニコルが一人行動始めたらやれ危ないから一人でうろつくなだの、なんで俺を誘わないだの、この男は一体何様のつもりなのでしょうか。誰のせいで一人行動になってると思ってるの?恋人だと認識してた相手にずっとあの様な態度を長年に渡って取り続けていたのだとしたら、ケイオスに婚約者を名乗る資格はないし、部下がそんな状態なことに気づかなかった王女も無能すぎる。ニコルの人生にケイオスは必要ないと思います。今さら白い結婚は嫌とか言ってるのもマジで気持ち悪かったです。
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荻野スミ / 玉響なつめ / 花守
【このレビューはネタバレを含みます】(
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絵が綺麗でしたが、話の内容が残念でした。10才の誕生日に性別が決まるという世界で、先に誕生日を迎えた幼馴染の二人がそれぞれ男と女の性別を得て、男に変化した方の幼馴染トールに恋をしていた主人公のタイニーは自らの性別が男になったことで彼への恋心を諦めるために二人から距離を置く、という話の始まりでした。幼馴染の二人、トールとソーリエは恋愛関係でも何でもなく、ここからタイニーの勘違いが拗れて何年にも渡るすれ違いが・・・と思いきや、ソーリエはさっさと隣の町に嫁に行ってしまいます。そしてトールも騎士になるために王都へ行ってしまい、幼馴染三人設定の必要性がこの時点で無意味になっていて残念でした。そこから男同士であることへの葛藤とトールを諦めきれない恋心を抱えたタイニーが1人で空回って、色々あってトールと両想いなことを確かめあったのにまた空回って、最終的に・・・というストーリーでした。うーん、ひたすらにタイニーが女々しくて、トールもこんな面倒な幼馴染のどこが好きだったの?と思ってしまった。
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吉川冬果
【このレビューはネタバレを含みます】(
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攻めには何の問題もありませんでしたが、受けの行動に引っ掛かる部分が多くて評価下げました。知り合って1年足らずの友人なのに、幼馴染ばりにズカズカ踏み込んでいくし干渉しすぎでちょっと無神経に思えた。その後も、「(監視のために)お前んち住みまーす」とか言って無許可で押しかけて、ちょっと手を出されたらキレて出てって、なぜかまた勝手に家に上がって、攻めが話したくなさそうだった事情を妹から聞いて、「このままなんて嫌だ!本音を知りたい」と攻めの仕事場に突撃。とにかく相手の都合を一切考えてないし、職場に押しかけてくる友達とか迷惑すぎ。仕事終わるまで何故待てない?この押しつけがましい受けの言動がなければストーリーも面白かったのに、残念です。
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もちの米
BLがどうこうより、
作者の
笑いのセンスがツボだった。
最初はどっちが
攻めかわからず、そもそもノンケをどうやってホモに
進化させるんだろう?と
思いながら
読みましたが、
鈍感でぼけーっとした(
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BLがどうこうより、作者の笑いのセンスがツボだった。最初はどっちが攻めかわからず、そもそもノンケをどうやってホモに進化させるんだろう?と思いながら読みましたが、鈍感でぼけーっとしたススムがギュンッ!とミノルに恋していく過程が不自然じゃなくリアルで丁寧でとても良かったです。少年漫画家だったススムの脳内がだんだんBL作家仕様になっていくのも面白かったし、ミノルの関西弁は可愛いし、作中に出てくる腐女子たちには共感しかない。もちの米先生、初めて読む作家さんでしたが、めちゃくちゃ面白かったです。おすすめです。
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楢島さち
最初1~2
巻読んだ
時は
正直★1
評価つけようと
思うくらい
受けも
攻めも
好きになれず、ストーリーは
普通だし、なんでこんなに
高評価なんだろうと
思っていました。
受けの
棗は
仕事が
大好きという
設(
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最初1~2巻読んだ時は正直★1評価つけようと思うくらい受けも攻めも好きになれず、ストーリーは普通だし、なんでこんなに高評価なんだろうと思っていました。受けの棗は仕事が大好きという設定なのに、攻めのことでグルグル負の恋愛脳ループに陥って仕事に支障をきたしてるし、こいつはなんでこんなに女々しいんだろうかとイライラしながら読みました。攻めは攻めで何を考えてるか分からず、その後の話もだいたい棗が何かを勘違いして先走り、空回りして攻めを振り回す展開が続いて、なんかもういいかなと思いつつ4巻を読んだら・・・あれ?すごく面白い。二人の絆が深まって安定したのか、ちゃんと仕事してて格好いいし、いちゃいちゃしてて体格差が最高に萌えるし、棗の空回りも一周回って信じられないくらい可愛く見えてくるし、斗真は立ってるだけでイケメン。5巻を読んだらもう完全にはまって最新刊まで買ってしまいました。実写ドラマ化は正直やめて欲しかったですね。
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十夜 / 喜久田ゆい
【このレビューはネタバレを含みます】(
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この話は正直ヒーロー側に悪いところはあまりなく、押しかけ女房のように嫁いできた大国の王女に最初からわりと誠実で優しかったし、かなり早い段階でヒロインに惚れて大事にしていたと思います。ただ、ヒロインが「魔女の末裔」であることを周囲が当たり前に受け入れてチヤホヤしてくれる環境で育ったために、みんな自分を信じてくれていると勘違いしたことがすれ違いの原因で、いくら傷を引き受けて眠ってましたと言っても2年も経ってるのに「お腹の子はあなたの子です」が通用するわけがない。さらにその後ヒロインは毒を受けて10年眠ってましたけど、王妃不在、ろくに社交もしない、夜会も開かない陛下の元でよく臣下が反乱を起こさなかったなと思いました。ヒーローの命を救ったけど、正直このヒロイン王妃としては何の役にも立ってないのでは?しかもヒーローは懺悔しながら10年もかいがいしくお世話したのに、ヒロインは10年の眠りの中でヒーローへの恋心を捨て去ってるという、非常にモヤモヤする展開でした。7才で一目ぼれして一方的に番認定してストーカーのように10年も陰からヒーローの生活を覗き見してた序盤からドン引きでしたが、今さら恋心が冷めてるとかちょっと周りを振り回しすぎ。評価下げて申し訳ないけど、このヒロインが最後まで好きになれませんでした。
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いちかわ壱
【このレビューはネタバレを含みます】(
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五感全てが発達した超人のイケメン護衛と、能力の名門一家に生まれた無能力の少年のお話。ガイドバースの主従関係で徹頭徹尾受けしか眼中にない攻めからの溺愛+不安定共依存とかもう萌え要素しかありません。不憫可愛いミュートな受けの尊くん、焼臣の執着がやばすぎてそのうちガイドに覚醒しそうと思ってたら本当に愛の力で覚醒してしまった。焼臣限定で発揮されるガイド能力かもしれないし、普通にガイドとして目覚めたのかもしれないけど、一方的に守られることに負い目を感じていた尊がこれからどう変化していくのか楽しみです。今のところエロはありませんが、心の繋がりがすごいのと、常にくっついていちゃいちゃしてるのでむしろエロより萌えるし満足感がすごいです。
早く続きが読みたいです。
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夏目イサク
【このレビューはネタバレを含みます】(
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表紙の色使いがとても「和」という感じで大変美しいです。カラーページもずっと見ていたくなる美しさです。歌舞伎界の御曹司二人が恋をして、色々な障害を乗り越えながらお互いに役者として成長し、唯一無二の相方になっていくお話です。歌舞伎とか正直一ミリも興味がなかったのですが、夏目先生が描かれるなら最高の作品だろうと信じて読みました。読み終わってすぐに2回目読むくらい最高でした。演目の説明や巡業の様子など、歌舞伎の知識ゼロの人間にも大変わかりやすく、女役の惣様がとにかく美しい。最終巻のお富を演じてる惣様の表情、マジで最高です。歌舞伎を生で見たくなりました。もともと夏目先生の大ファンでしたが、今作もずっと手元に置いて何度も読み返したい名作です。心の底からお勧めします。
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AMAO / 榊万桜
【このレビューはネタバレを含みます】(
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主人公の前世の処刑までの流れが結構えぐいです。これは人間不信になるし、いくら父親に愛情を示されても信じられなくて家から逃げるのは当然だと思いました。ただ、逃げる時に出会った護衛の親子の母親がちょっと出張りすぎで鬱陶しいし、実の娘でもないのに可愛がり方がやりすぎで気持ち悪い。
前世で主人公の周りの人間がなぜ操られていたのか、聖女は何者なのか、と興味深い点も多々あるのですが、逃亡中にフェンリルが突然仲間になったり、誘拐された村の子供を助けて盗賊を退治したり、モフモフと可愛い幼女を愛するエルフ一行に出会ったり、正直言って本編となんの関係もない無駄で退屈なエピソードが多すぎて話が進みません。その上絵がひどいです。こんな調子で完結する予定があるのでしょうか?なろう原作のコミカライズは本編が完結してるものか、完結保証されてるものだけにして欲しいです。
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天乃忍
【このレビューはネタバレを含みます】(
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1巻しか読んでませんが、内容がありきたりな上に幼稚すぎて途中で飽きてしまいました。評価が高かったので期待したのですが、あれ?と思ってレーベルを見たらLaLa/花ゆめだったので納得しました。小中学生向けでしたね。大金持ちの平民のヒーローと、貧乏な貴族令嬢のすれ違いの恋物語なのですが、ヒーローはツンデレで色々と拗らせてる愉快なキャラなのですが、ヒロインがあまり魅力的には思えませんでした。一度死んで巻き戻った後にヒロインが金を稼ぐために占い師になって、そこに客としてやってきたヒーローが本人とは知らずにヒロインへの恋心を吐露する、というどこかで読んだことがある内容でした。2巻以降は面白いのかもしれません。
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萱森まや / 京一
Webで
公開されてるのを
読んだ
時からすごく
好きな
話だったので、
書籍化されて
嬉しいです。よくある「ざまぁ
返し」で
廃嫡された
元王太子が
追放後に
行き
場を
失い、
死にかけていたところを
天使に(
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Webで公開されてるのを読んだ時からすごく好きな話だったので、書籍化されて嬉しいです。よくある「ざまぁ返し」で廃嫡された元王太子が追放後に行き場を失い、死にかけていたところを天使に拾われるお話。受けのシャルルがめちゃくちゃ面倒見のいい良い子なので、こんな天使の相手が元クズの王子とか最初は嫌だったのですが、そこは腐っても王族。みるみるうちに王子がスパダリの天才魔術師として更生していきます。全てを失ってボロ雑巾になった元王子と、天涯孤独だった可愛い天使がゆっくりと家族になって行く優しい物語です。癒されます。
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山下街
大学生カップルのただひたすらに
可愛い
日常。BLというより
少女漫画って
感じです。
男同士なのに・・・みたいな
葛藤は
一切なく、お
互い
出会ってすぐ
好きになって
付き
合うし、
友人たちも
男同士で(
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大学生カップルのただひたすらに可愛い日常。BLというより少女漫画って感じです。男同士なのに・・・みたいな葛藤は一切なく、お互い出会ってすぐ好きになって付き合うし、友人たちも男同士で付き合ってることに「へー、そうなん」という反応。山も谷もない平和で優しい世界です。受けが女の子でも成立する話なのでハードなBLを求めてる人には物足りないかもしれませんが、純真でぽやっとした受けと本命童貞で受けにメロメロな先輩攻めの初々しいやり取りがとにかく可愛いです。こちらの作家さんは絵が特別上手いというわけではないですが、表情とか仕草とか、萌えシチュエーションの魅せ方がお上手なので、あまりBLという感じがしなくても大満足でした。
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いぬおかにい
【このレビューはネタバレを含みます】(
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最初から晴が好きだった蒼央の気持ちはわかるのですが、晴の考えてることがよくわかりませんでした。ぼーっとしてて鈍感なキャラらしいですが、わりと序盤でキスして体の関係まで持っといて鈍感キャラ設定はさすがに無理があるでしょう。攻めの蒼央くんもただの幼馴染だから中々好きってい出せないとか、キスして体の関係を持つ前なら「うんうん。青いね。」だったけど、一線超えてるのに初々しい幼馴染もだもだ設定を通すのは・・・うーんかなり無理。最後の方でやっと告った時も晴は赤面して「嘘・・・信じられない・・・!」みたいなキュン顔してたけど、もうすでにキスして体の関(以下略)
関西弁のスピンオフ要員みたいな塾友は意味不明ですが、蒼央に発破かけるためにご登場なされたご都合主義のお助けキャラだと思って読みました。絵は素敵なのですが、どのキャラも眉毛が下がり気味なのでいつも困ったような表情なのが気になった。
※販売中の作品のみ表示されます。